■前にも書きましたが、浦川泰幸アナウンサーがABCテレビの夕方のニュース&情報枠のキャスターとなったため、私・艦長も出していただいてるABCラジオ『劇場に行こう!』の司会者も3月いっぱいで降りることになりました■すわ番組終了!?この番組を踏み台にラジオタレントへの転身を目論んでいた私も肝を冷やしたのですが、ありがたいことに番組は無事継続。劇団Patchメンバー、謎の映画批評家・縛りやトーマス氏ともども胸を撫で下ろしたのでした■後任としてこの素人男性集団を束ねてもらうことになったのは、橋詰優子アナウンサー。少し前にお母さんになったあとしばらく仕事を休んでいて、最近徐々に復帰中の中堅、いや、現在当社現役女性アナウンサーの中では最年長の存在なのだそうです。いやはや感慨深い。というのも実は・・・ ■橋詰さんがこの春勤続丸18年、ということは今から19年前のこと。私、彼女の入社試験の試験官の一員だったのです。確かその年、アナウンサー選抜の新たな方針として、「入社後実際に一緒に仕事をすることになる、報道やスポーツやバラエティの現場のスタッフの意見も採り入れよう」、ということになりました。そこで、何次にも及ぶ選考の中間段階で、各セクションから中堅スタッフの代表が集まり、選抜試験に参加したのです。各々が思い思いの実技テストを志望者に課し、それを全員で見て審議する、という方式です(無論最終的には上層部の判断に委ねられるのですが)■でその時私は、情報・バラエティ番組担当として、その種の番組における資質を確かめるべく、あるテストをでっち上げました。ところがそのテストが、アナウンサー志望とはいえ二十歳そこそこの学生にっとっていかに難題であったか!・・・という苦労話(愚痴)を、先日初収録の日に橋詰君から打ち明けられたのです。「架空の生情報番組の中継リポート」みたいなことで、私なりに一所懸命考えたんですけどねー、ほんと申し訳ない■あれから19年(綾小路きみまろ風に)。これから僕は、今やアナウンス部の重鎮に成長した橋詰さんのテストを、毎週マイクを挟んで受けることになりました。怖いですよぉ。「やっぱ使えねえオヤジだなこいつ」なんて思われてるに違いない、とか想像してしまってきっと・・・。まあ、それはそれで嬉しいんですけど(Mかよ)■それはさておき、「橋詰優子の劇場に行こう!」、よろしくお願い致します■(艦長)
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- 2015年04月16日木曜日