今週は、レゲエアーティストが日本人の心に訴えかける懐かしい景色が残る街で相席をする「美しい日本の原風景相席」をお届けする。

のどかな秋田県山本郡三種町にやって来たのはDOZAN11 aka 三木道三。2001年にリリースした「Lifetime Respect」がオリコンチャート1位に輝き、ミリオンセールスを達成したが、翌年、人気絶頂の最中に突如、活動を休止。後に改名して復活し、現在はライブやラジオを中心に活動している。

町の7割以上が野山か田んぼの三種町。道の駅を訪ねると、名産のじゅんさいをはじめ、様々な食材が並ぶ。すると、三木道三は持参した音楽機材のサンプラーをロケの武器として使いはじめて…！

町の名物のじゅんさいは繊細な食材で、現在も手摘みで収穫するという。じゅんさいの沼を訪れ、小舟に乗って、摘み取り体験。取れたてのじゅんさいをいただき、ピッツァ専門店ではじゅんさいピッツァを味わう。

のどかな景色のなかを歩くと、寺カフェを発見。店主の息子さんもレゲエアーティストで、副住職の息子さんとお寺の本堂でレゲエセッションを楽しむ！

琵琶湖の北に位置する滋賀県高島市にやって来たのは“ジャパレゲの女王”MINMI。デビュー曲「The Perfect Vision」が大ヒットし、その後もヒット曲を連発。現在はロサンゼルスに暮らしている。

今回は彼女の強い希望で、湧水が多く、“生水の郷”と呼ばれる針江地区へ。滋賀の美味しいお米を食べたことをきっかけに、この地を選んだという。目の前に広がるノスタルジックな街並みに感動しきり。そんな彼女は“川端文化”を見学するツアーに参加する。針江では、各家庭にこんこんと湧く水を生活水に使っており、これを“川端”と呼ぶ。ツアーではガイドさんの案内で一般のお宅にお邪魔し、川端を見せてもらうのだ。地味なツアーかと思いきや、思った以上に奥が深く、まるでジブリアニメのような“川端文化”に千鳥も引き込まれる！？

さらなる原風景を求めて山奥にある畑地区へ。「日本の棚田百選」に選ばれた美しい棚田に感激した後は、地元の野菜を使ったこの土地ならではの“畑漬”と出会う。棚田米のご飯と畑漬を味わい、畑地区の郷土の味を満喫する！