ホテル予約のサイトを覗くと、よく見かけるのが「現在１０人のお客様が閲覧しています」や、「過去２４時間に予約が２件ありました」という表示。時間とともに数字が変化していくため、つい焦って予約してしまう人は意外に多い。実はこの時、人は無意識のうちに“脳内物質”の「セロトニン」と「アドレナリン」によって巧みに操られている。表示を見たことで、精神を安定させる“幸せホルモン”のセロトニンが減少し、興奮や怒りの元となるアドレナリンが増加。買う気モードになってしまうのだ。これが衝動買いをするときの脳のメカニズムで、「タイムセール」や「期間（個数）限定」も同じ状況。こうした脳のメカニズムを利用した広告宣伝や販売手法は「ニューロマーケティング」と呼ばれ、注目されている。だが、これを悪用した詐欺や犯罪、悪徳商法もあるという。「私たちの脳は無意識のうちに操られ、その気にさせられている」と話すのが、脳科学者の中野信子先生。今回は、中野先生が消費者の脳の働きを科学的に分析。無駄な衝動買いを防ぎ、悪徳商法にも騙されないためのヒントを紹介する。
まずは、私たちがついついその気にさせられてしまう、脳を刺激する仕掛けについて紹介。そのひとつが、スマホゲームの課金だ。基本的には無料だが、ハマってしまい、いつしか課金するようになる人も少なくないスマホゲーム。では、なぜ課金してしまうのか？そのときの心理状態と脳内の状況を分析する。また、子どもの教育に熱心なのが父親よりも母親である理由や、人々がブームに乗ってしまうワケ、アイドルオタクから抜けられない理由を解説する。
脳のメカニズムを利用した詐欺や悪徳商法は後を絶たない。昨年、とある街で起こった恐ろしい出来事を、実話にもとづいた再現ドラマで紹介する。事態が発覚したのは、家族４人が暮らす家に祖母が購入した７０万円もの健康食品が届いたことからだった。なぜ、祖母はそんな高額な商品を購入してしまったのか？それは、催眠商法とも呼ばれる「ＳＦ商法」によるもの。ＳＦ商法とは、会場に集めた人たちにタダ同然で日用品を配り、雰囲気を盛り上げた後で高額な商品を提示し、会場の雰囲気で催眠状態になった来場者に購入させるという商法だ。近年、より巧妙化している手口を紹介。無意識のうちに脳が乗っ取られていく過程には、スタジオの一同も愕然とする！
セロトニンの不足によって冷静な判断ができにくくなる私たち。だが、セロトニンは増やすことができる。その方法を紹介する。

今回は、スタジオを飛び出し、一同で京橋駅から京阪電車に乗り込み、京阪沿線にまつわる謎解きをしながら紅葉シーズン直前の京都を目指す「京阪ミステリーツアーＳＰ」！
京阪の京橋駅にやって来たハイヒールら一行は、ツアーガイドに扮した川添佳穂アナウンサーの案内で、駅のホームへ。最初の謎解きは、１日８００本以上を売り上げる京阪名物“フランクフルト”の売店にまつわるミステリー。「売店の名前は『アンスリー』だが、なぜ、この名前になったのか？」というクイズを出題する。乗車の時間があるため、時間と戦いながら必死で考える一同。ヒントは「３つのアン」だが、正解は！？
いよいよ、京阪電車に乗車。車内でも次々と謎解きクイズが出題され、一同で正解の数を競う。京阪の誇る“日本一”にまつわるミステリーや全車両に共通する珍しい特徴、現在は関西有数の住宅街となった香里園駅の昔についてのクイズなど、一同はのどかな京阪電車に揺られながら数々のクイズに挑戦。なかでも、香里園駅にまつわる問題で「ひらかたパーク」の話題が出ると、“ひらパー兄さん”だったブラックマヨネーズ・小杉の表情が曇る。小杉が語るそのワケとは…！？
そこで、枚方公園駅で途中下車し、一行は「ひらかたパーク」へ。ひらパーの担当者が現れると、モヤモヤを胸に抱えていた小杉が担当者に詰め寄る！？そんななか、担当者から、ひらパーで一番人気のアトラクションをＰＲしてほしいとお願いされた一同。約５０メートルの高さから猛スピードで垂直に落下する超絶叫マシンだ。これに乗ってＰＲした人にはボーナスとして３ポイントが追加されるが、皆から「ひらパーのＰＲにふさわしい人はただ一人」と、背中を押されたのは…！？
再び、枚方公園駅から乗車した一行。リンゴは実家のある御殿山駅を過ぎると当時の思い出を明かす。車内では、再びミステリークイズを出題。京阪電車では「ヒーロー戦隊」を使ったポスターでマナーを守る呼びかけをしているとか。「座席のマナー戦隊・チャントスワルンジャー」など、京阪ならではのベタなネーミングだが、１２月に登場する新たなヒーロー戦隊の名前が出題。吉田は「準急戦隊・ケッコウトマルンジャー」と、京阪を知っている者ならではの解答をするなど、次々とユニークな解答が飛び出し、盛り上がるが、正解は！？また、マニアックな「川島先生の愛すべき京阪クイズ」も出題する。
電車が藤森駅に差し掛かると、父親が京阪電車に勤めていたという吉田は「伏見稲荷で育って、青春時代は藤森で過ごした」と、沿線の思い出を。さらに、「バチが当たって、小杉と一緒に伏見稲荷大社にお参りに行った」と、まさにミステリーなエピソードを明かし、一同を驚かせる！
祇園四条駅に到着した一行は、紅葉が楽しめるスポットへ。うっすらと色づく円山公園で景色を楽しんだ後は、最終目的地の「長楽館」に向かう。
長楽館は１０月の放送で紹介した「関西ゼッケイ建築ベスト６」の第１位だった場所。明治時代、京都の“タバコ王”だった村井吉兵衛が、タバコ産業の国有化による補償金の一部を使って建てた洋館だ。バカラのシャンデリアが輝くダイニングルームで、長楽館にまつわるミステリーからクイズを出題する。はたして、一番多くポイントを獲得したのは…！？

美しく痩せたいと願う女性たちが、いま注目しているのが“アブラ”だ。脂質はカロリーが高く、太ると考えられてきたが、最新の研究ではアブラに対する常識が次々と覆っている。実は、糖質さえ制限すれば、自然由来のアブラなら脂肪にはならず、ダイエット効果まであることが判明。例えば、オリーブの果実から抽出されるオリーブオイルの主成分となるオレイン酸は代謝を活性化させ、皮下脂肪をつきにくくする。さらに、「食べると太る」と敬遠されていた牛脂は、今では「食べると痩せられる」と注目。ブラックマヨネーズの小杉が運動と牛脂ダイエットで３０キロの減量に成功したことは記憶に新しい。糖質さえ抑えれば、アブラは脂肪にはならず、カロリーが高ければ高いほど排出作用が高まるという。つまり、アブラ自体は太る原因ではなかったのだ。そんなアブラとの正しい付き合い方を教えてくれるのが、糖質制限の第一人者で内科医の江部康二先生。今回は栄養豊富でヘルシーな数々のアブラの特徴を徹底解説する。
現在、日本で販売されるアブラは４０種類以上。なかでも、栄養価の高いオイルを取り上げ、それぞれの栄養素や特徴をアイドルグループに起こるドラマ仕立てで解説する。人気ナンバーワンのオイルは、健康オイルの代名詞でもある“オリーブオイル”。その万能ぶりを紹介。また、女性ホルモンを整え、肌や髪に潤いを与える“アマニオイル”のもうひとつの特徴とは？取り過ぎると太るというイメージが強く、ダイエットの敵だった“バター”。だが、女性の大敵、小ジワを防ぐといわれている。糖質制限ダイエットを実践する人は、毎朝、バターをあるものと一緒に摂取することが多いが、それは何か？
生活習慣病に気をつけたい人には、世界で最も栄養価が高い果実から取れる“アボカドオイル”がオススメ。また、食べるコスメオイルと呼ばれる人気急上昇中の“アルガンオイル”のダイエット効果や、脳の働きを活性化させると人気の“魚の脂”の意外な効果を解説する。
さらに、ダイエットが期待される、今、大注目のオイルを紹介！なかでも、食欲を抑える効果があるといわれる驚異のオイルとは！？
スタジオでは、糖質制限のカリスマ、江部先生が実践している“食べるトレーニング”を教えてもらう。

年間５０００万人以上が訪れる京都の大きな魅力は、市内に点在する２０００を超える神社仏閣。それぞれに奥深い歴史やいわれが残されているが、中には修学旅行生には聞かせたくない“オトナ”な歴史も秘められている。そんな歴史をよく知るのが、現役の京都のバスガイドであり、官能小説で「団鬼六賞」の大賞を受賞した小説家の花房観音先生だ。今回は花房先生が、歴史上の偉人たちの生々しい情念や性癖、ドロドロした裏の顔を花房流解釈で解説する。
まずは、京都の名所に隠された愛欲と情念の逸話を紹介。世界遺産の上賀茂神社は縁結びの御守り「丹塗りの矢」が人気だが、神話が元になった「丹塗りの矢」が表すモノとは、いったい…？京田辺市にある酬恩庵一休寺は、アニメ「一休さん」でおなじみの高僧、一休宗純が晩年を過ごした名跡。当時の一休が書き残した歌集を紐解くと、ある女性との夜の営みを思わせる歌が数多く綴られている。８８歳で亡くなるまで煩悩の中に生きた一休について知ったスタジオの一同は、「アニメのイメージとは…」と、困惑顔に！？また、伏見区にあるロマンチックな名前の「恋塚寺」に隠された凄惨の男女の愛憎劇を紹介する。
戦国時代を彩った名武将の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。彼らの性癖から知られざる素顔を花房先生が分析する。３人がアダルトビデオを見るとしたら、どんなジャンルを好むのか？無駄が嫌いな超合理主義の信長は…？身分が低く、容姿にも自信がないコンプレックスの塊だった秀吉のロリコンぶりや、家康の未亡人好きな理由など、花房先生が性癖を通して３人の素顔に迫る！なんと、秀吉のロリコンが関ヶ原の戦いに影響していた…！？
また、平安時代のトンデモ美女にまつわるクイズを出題。当時の“肉食女子”だった和泉式部はとんでもないことをしでかし、京都中を騒がせたが、どんなことをしたのか？

※作家・花房観音さんの解説としてご紹介した、上賀茂神社の縁結びのお守り「丹塗りの矢」に関するＶＴＲの中で、「祭神である玉依姫にまつわるお話がある」という台詞がありましたが、玉依姫＝玉依比売命（たまよりひめのみこと）は上賀茂神社境内の摂社のひとつ、片岡社のご祭神で、上賀茂神社の主祭神は賀茂別雷命（かもわけいかづちのみこと）です。