海と山に囲まれた神戸須磨。須磨海浜水族園ではおよそ600種、1300匹の海や川の生き物たちに出会えます。そんな生き物たちが暮らす水槽をよく見てみましょう。それぞれ生き物たち本来の環境に合わせて、照明などを調節するためいろんな色の水槽があります。

須磨の山手に残る古い迎賓館。重厚な内装や敷き詰められた赤い絨毯…よき時代の神戸社交界の華やぎが伝わってきます。一部は現在レストランや披露宴会場として使用しています。その空間でこだわった赤色は、迎賓館の歴史を支えてきた赤絨毯の色がモチーフになっています。

須磨が月の名所だということをご存知ですか？平安時代には須磨の月を想像して紫式部は源氏物語を書き始めたとも言われています。物語の中で、光源氏は月を眺めて、遠い都を想います。光源氏、そして紫式部も眺めた月は、時代を超えて私たちを照らします。

ハンドメイドにこだわった靴職人、森田圭一さん。綺麗に仕上げるのではなく、作り手の跡を残すのがモットー。その仕事の原点となった靴が森田さんが始めて作った片方だけの靴。情熱だけで作り上げたその靴からは当時の森田さんの熱い思いがよく伝わってきます。