火曜日
11月13日
河原町五条を少し下ったところにある「開化堂」は明治8年創業の茶筒の専門店。創業当時からほとんど変わらぬ製法でブリキや銅・真鍮の茶筒を製造しています。何十年と使い続けるうち、ブリキの茶筒はしだいに深い色合いに…。その色合いの変化こそが愛用してきた証です。
開化堂 | 075-351-5788
水曜日
11月14日
五条大橋のたもとにある「半兵衛麩」は元禄二年創業。京料理に欠かせない食材、麩を商う老舗です。初代玉置半兵衛が御所で覚えた麩の作り方を持ち帰り、店を始めました。麩のおいしさをより多くの人に知ってもらおうと、店内にある茶房では麩尽くしの「むし養い料理」を出しています。
半兵衛麩 | 075-525-0008
木曜日
11月15日
清水坂の足もとにある「上杉満樹工房」は、家族4人が分業で漆塗りの茶道具や小物を作る工房です。一般的には工程ごとに専門の職人が分業するところを、家族4人で一貫して制作し、見事な作品を作りだしています。長男の学さん、長女の早百合さんはそれぞれ、独自の作品も手がけています。
上杉満樹工房| 075-561-8287
金曜日
11月16日
「今西軒」は明治三十年創業のおはぎの専門店です。北海道十勝産の小豆を使い、じっくり手間をかけて作るおはぎは昼頃には売切れることも珍しくありません。とくに手間のかかるのが、こしあん作り。手作業で皮を取り除いて丁寧に煉り上げたあんは滑らかで、明るい紫色をしています。
今西軒 | 075-351-5825