熊野詣での宿場町として多くの人が行き交った、湯浅町。
そんな町が行灯の灯りに彩られるのが、「ゆあさ行灯アート展」の日です。
それぞれに趣向を凝らした行灯が、普段とは違う町の表情を浮かび上がらせます。

日本の醤油発祥の町と言われている湯浅町に、伝統製法で醬油を造る「角長」があります。
モロミを一年から一年半かけて熟成させ、じっくり搾り、アクをすくいながらおよそ半日かけて炊き上げれば、色、味、香りの三拍子が揃った醬油が出来上がります。