滋賀県の湖東に位置する、彦根。シンボルの彦根城は、国宝に指定された５大天守のうちの一つ。今年、大河ドラマで注目を集めている井伊直虎が守り育てた、彦根藩初代藩主・井伊直政の子によって築城されました。大津城から移築した三層三重の天守を始め、多くの遺構を、410年前の築城当時のまま、今に残している。

彦根市の花にちなんだ名称を持つ「花しょうぶ通り商店街」は、町家が軒を連ねる城下町の古い商店街で、週百メートルの間に約２０軒の店が点在します。江戸時代後期から昭和初期に建てられた建物が今なお残り、文化庁から「伝統的建造物保存地区」にも認定されています。中でも、昭和11年に建てられた「宇水理髪店」は、今なお現役で営業中。

近江地区の観光推進を目的とする、一般社団法人「近江ツーリズムボード」。彦根市周辺の２市４町の美味しいものをもっと知ってもらうため、調理器具を積んだ移動式のキッチン「フードカー」を３台製作してレンタルを開始。レンタルのメインの条件は、近江食材をPRすること。寺社仏閣の周りや、地域内外のイベントなどで活躍しています。