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和歌山の参詣道「高野山町石道」で土砂崩れ 一部通行止め 復旧めど立たず
03/27 20:23 配信
和歌山県高野町などを通る世界遺産「高野山町石道」で土砂崩れがあり、一部区間が通行止めになっていることが分かりました。
高野町によりますと、九度山町から高野山への徒歩での参詣道「高野山町石道」で3月24日ごろに土砂崩れがありました。けが人などはいないとみられています。
高野山町石道は、1町(約109メートル)毎に町石が置かれていて、土砂崩れがあったのは、九度山方面から高野山への道の32町石と33町石の間です。
危険な状態でう回路もないため、大門にある7町石と矢立にある60町石の間の区間を通行止めとしています。
原因について県は「雨が降り地盤が緩み崩れたと思われる」としていて、復旧のめどは立っていないということです。
一方、高野山に向かう国道やケーブルカーなどに問題はありません。
「高野山町石道」は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つで、全長約23キロ、高低差は700メートル、町石は216ヵ所置かれています。
最終更新:03/27 20:23