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タイヤ販売店から車奪い経営者はねる 38歳無職の男に懲役7年 各地で現金入りレジやペットショップの犬も盗む
06/04 19:15 配信
車を奪い男性をはね、けがをさせた罪に問われていた男に実刑判決です。
起訴状などによりますと、無職の古川茂樹被告(38)は、おととし7月、知人らと共謀し紀の川市のタイヤ販売店から350万円相当の車を奪った際に経営者の男性をはね、軽傷を負わせたほか、京都や滋賀でも現金入りのレジやペットショップの犬など340万円相当を盗んだ罪に問われていました。
これまでの裁判で弁護側は、被害者にけがをさせる意図はなかったとして、懲役6年が相当と主張していました。
一方、検察は、ブレーキを踏むことなく被害者と衝突している。犯行は極めて悪質として、懲役10年を求刑していました。
和歌山地裁は判決で、「生命や身体の安全より逃走することを優先した意思決定は、厳しい非難に値する」と指摘して、懲役7年を言い渡しました。
最終更新:06/04 19:15