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　大阪府八尾市で、コンクリート詰めにされた子どもとみられる遺体が見つかり男女が逮捕された事件で、警察は１９日、遺体の身元については２００７年前後に大阪府内に住んでいた当時６歳か７歳の岩本玲奈さんと発表しました。

２月下旬、八尾市の集合住宅の一室でコンクリートが詰められた衣装ケースの中から子どもとみられる遺体が見つかりました。

警察は大阪市平野区の無職、飯森憲幸容疑者（４１）と交際相手の柴田朱里容疑者（３５）をそれぞれ死体遺棄の疑いで逮捕しました。
飯森容疑者は逮捕前の事情聴取で遺体について「姉の当時７歳くらいの娘で十数年前に引き取った。遺体が入ったコンクリートの塊を去年１１月に部屋の押し入れに移動させた」などと話し、逮捕後も容疑を認めているということです。
柴田容疑者は「死体が入っていたとは知りませんでした」と容疑を否認しています。

警察は、司法解剖を行うなどして遺体の身元の特定を進めていましたが１９日、遺体は２００７年前後に大阪府内に住んでいた当時６歳か７歳の岩本玲奈さんと判明したということです。

２０００年に飯森容疑者の姉にあたる実母が八尾市役所で出生届を提出していました。