関西ニュースKANSAI

　あと３週間足らずで開幕する大阪・関西万博のパビリオンが続々とお披露目されています。

　データサイエンティストで大学教授の宮田裕章さんが手がけたパビリオンは、「ＢｅｔｔｅｒＣｏ－Ｂｅｉｎｇ」です。
　（宮田教授）「未来をともに考えながら大事なものをシェアしながら一歩ずつ歩いていく。そのあり方の中で未来をともに作っていこうと」
　このパビリオンは天井や壁といった仕切りがなく、万博会場の中央にある「静けさの森」と一体になっているのが特徴です。
　人と人のつながりなどをテーマとしたアート作品があり、訪れた人は最大１５人のグループになって、石の形をした端末を手に会場を回ります。
　（小原隆史記者）「端末が振動して作品の方に引っ張られているような気がします」
　このパビリオンでは、グループに一体感が生まれるような工夫がされています。

　おばけたちの世界「ガスパビリオンおばけワンダーランド」では、バーチャル・リアリティーなどの技術を取り入れたゴーグルをつけ、バーチャルの世界で動き回るおばけと一緒に地球温暖化などの社会問題を考えていきます。
　「ガスパビリオンおばけワンダーランド」では、「化けろ！未来」をコンセプトに、次世代の新しい都市ガスの状況を楽しく知ることができます。
　（永合彩乃記者）「いっぱいおばけ出てきました。カラフルなお化けが出てきました。おばけが踊っています」
　
　「ブルーオーシャン・ドーム」では、直径１０メートルの巨大な球体スクリーンに映し出される立体的な映像が展示の目玉です。地球上の生物の営みを支える水の循環を表現したエリアなどが注目を集めそうです。