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職員の4割が「ハラスメント受けた」 市長や議員ら「特別職」から58件、市民から118件 奈良市がアンケート結果を公表

04/14 19:13 配信

 奈良市は14日、職員1158人に去年実施した職場環境についてのアンケート結果を公表しました。新たに設けた“ハラスメントを受けたことがあるか”という質問項目で、「ある」と答えたのは全体の4割にあたる455人でした。(以降は1人につき複数回答可の項目)

 最も多いのが「大声で怒鳴られたり、人格を否定するような言葉を投げかけられた」、「あいさつや話しかけを無視された」というもので、501件でした。

 ハラスメントを受けた相手として最も多かったのは上司から(313件)で、市長や副市長、議員らを含む「特別職」からハラスメントを受けたという回答も58件ありました。

 次に多かったのが市民から(118件)で「同じ市民から大量の電話やメールを受けた」、「大声で叫ばれた」というものもありました。

 一方でハラスメントを受けた職員の多くが「何もしなかった」(181件)と回答し、誰かに相談したという項目を上回っていて、人事の担当部署や専門機関へ相談していないケースが目立っています。

 アンケート結果を受けて、奈良市は「ハラスメントを許さない職場環境を目指していく必要がある」としています。奈良市では去年からハラスメント防止のための指針の再整備や、セクハラの相談を受け付ける窓口をハラスメント全般に拡張するなど対策を進めています。

最終更新:04/14 19:13

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