EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 福岡 司
4月 坂本美雨
5月

鈴木幸一

5月 小野田淳乙
5月 石古暢良
6月 渡辺正行
6月 中村 透
7月 宮脇 昭
8月 羽仁カンタ
8月 鈴木祐美子、北本忍
8月 矢島 稔
9月 鈴木祐美子、北本忍
9月 原田麻里子
9月 上岡 裕
9月 森谷秀樹
10月 櫻田 厚
10〜
11月
矢野恭弘
11月 ECO & MUSIC
11月 山崎伸治
12月 疋田 智
12月 小林武史
12月 この1年を振り返って
1月 田中 優
1月 藤崎達也
1月 インドラ・グルン
1月 土居健太郎
2月 金子竜太郎
2月 里中満智子
2月 鮎川ゆりか
3月 青木一夫
3月 桐田哲雄
3月 愛・地球博1
湯本哲哉
3月 愛・地球博2
1月23日ゲスト:インドラ・グルンさん

インドラ・グルン1 インドラ・グルンさんは、ネパールの民族楽器、バンスリ奏者。1965年、ネパールの山岳民族、グルン族のラムトン村に生まれました。バンスリは尺八やフルートの原型といわれています。
 手塚「この楽器はすべて手作りなんですか?」インドラ「そうですね。山に住んでいる人たちが主に作っています。このバンスリの音色は山を吹き抜ける風の音に似ています。また彼らは口笛を歌の代わりにしていて、そこからこの笛が出来たんだと思います。バンスリの意味はバンスが竹で、スリが響きです」手塚「竹の響きなんですね」

 手塚「このバンスリをいつから始められたのですか?」インドラ「子供の頃から吹いていました。で、13歳の時に山から下りてきて人から“あなたが吹いているのはバンスリだよ”と言われ、その時始めてこの楽器の名前を知りました」

 手塚「その13歳の時に、ネパールの人気バンド“アンナプルナ・バンド”に参加されていますね」インドラ「アンナプルナというのは、ネパールでも有名なヒマラヤの名前です。このバンドに入るためにはいろいろなが楽器が出来ないとダメなんです。それはいろいろな人にいろいろな楽器を教えなくてはならないからです」手塚「と言うことはアンナプルナ・バンドは尊敬されるミュージシャンの集まりなんですね」


インドラ・グルン2 手塚「インドラさんが生まれ育ったネパールのことをお聞きしたいのですが」インドラ「冬は日本の方が寒いですね。ネパールは乾燥しています。そしていつも青空が広がっていて緑も多く、水や空気もおいしいですね」手塚「生活は?」インドラ「畑を耕したり、酪農をしたりの自給自足です」

 手塚「今東京で生活されているインドラさんが、音楽的なインスピレーションを得るにはやはり山や森に出かけるのですか?」インドラ「それももちろんありますが、いつもバンスリを持っているので、自分が育った環境を背負って歩いている感じです」手塚「ネパールを背負ってるんですか(笑)」インドラ「そうです。だからどこにいても同じです」

 手塚「これからやってみたい夢は?」インドラ「たいした夢はないんですが(笑)このバンスリを多くの人に聞いて貰い、山のイメージを持って貰いたいですね」


藤崎達也さん 土居健太郎さん

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