鈴木幸一さんは前回、2006年9月にご出演頂きました。
手塚「鈴木さんは普段『南兵衛さん』と呼ばれていらっしゃるので、私もそれで通そうと思います」鈴木「はい、南兵衛です」手塚「今年、今まで関わってこられたイベントをお教えください」南兵衛「アースデイを含めてこの7年ぐらい東京の代々木公園で行ってきた、『アースガーデン春・夏・秋』に加えて今年は『冬』も行いました。場所は東京浜松町の産業貿易センターで行いました。屋内会場で渋谷からは馴れていたので、参加者は3千人強ぐらいでしたが、それほど大きな場所ではなかったので、とても賑やかに行うことが出来ました」
手塚「この『アースガーデン』のイベントのテーマは?」南兵衛「『アースデイ』は1年に1回の環境市民大祭りという感じで、30以上の実行委員会参加グループがあります。それぐらいあると喧々囂々で、準備して行くだけでものすごいエネルギーがいりますが、かえってあれだけの人の輪が出来る面白さがあると思います。一方でエコロジーやオーガニックはもっと当たり前のものだと思います。もっと淡々と日常の中で身に付いていかなければいけないもだと思います。そういうことを『アースガーデン』では淡々と当たり前にやりたいと思っています。とは言ってもこの夏の『アースガーデン』は出展数は200ぐらい、コンサートも小さいステージが3つぐらいあって、2日間通しで40組ぐらいの出演者がいますが...」
手塚「今年の『アースデイ東京』のテーマは“エネルギーと食”でしたが、南兵衛さんは“食”に関してどのような工夫をされたのですか?」南兵衛「僕は『アースデイ東京』の会場責任者、会場運営プロデューサーです。その“エネルギーと食”については他の人の企画で僕自身が最終責任を負っていたわけではないということを先にお断りしておきます。“食とオーガニック”に関しては、今年初めて飲食店を全てオーガニックしました。食器に関してもリユースのものを使いました。12万人の来場者、そのうち食事をした人は少なく見積もって1万5000人ぐらい。その人達にオーガニックのものを提供するというのは、単純に材料を変えればいいという話ではなく、またそれを全てやってくれる業者さんに、全て発注するわけにもいかない...。出店者にいろいろ提案しながらすすめていきましたので、大変でした」
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