放送内容
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4月 財津和夫
4月〜
5月
宮沢和史
5月 石坂 啓
6月 松岡修造
6月 Soul Scream
7月 hitomi
7月 庄野真代
8月 坂本美雨
8月〜
9月
小柳ゆき
9月〜
10月
屋久島レポート
10月 村井国夫
10月 忌野清志郎
11月 出羽 仁
11月 森 茂郎
11月 中嶋朋子
12月 緒方直人
12月 石川賢治
12月 総集編
1月 brilliant green
1月 牧瀬里穂
2月 財津和夫
2月 宍戸 開
2月 今村隆史
3月 小川健一郎
3月 服部まこ
3月〜
4月
加藤登紀子
9月17日 屋久島レポート2

 屋久島は1993年には、世界自然遺産に指定されましたが、屋久島全部が世界遺産に登録されているわけではありません。(実は私たちも島全部だと思っていました)指定されているのは、島の約5分の1程です。(地図参照、島の中程の色が変わっているところ)また島一周道路の西側、「西部林道(写真)」と呼ばれるあたりが、世界遺産の地域になっていて、車で通ることが出来ます。ただしここは本当に狭い道で、対向車とすれ違うのに苦労するところです。それでも写真にもあるように鹿や猿が間近に見られるところなので、ぜひ足を運んでみてください。

 2日目は「白谷雲水峡(写真)」に出かけました。ここは宮崎駿さんのアニメ、「もののけ姫」の舞台としても有名です。標高が約800m、宮之浦から車で20〜30分程で入り口に着くことが出来ます。またここも「ヤクスギランド(写真)」同様、木道が敷かれていて、散策できるようになっています。私たちは今回、いわゆるハイキングコースではなく、その昔、島津藩の人たちが木を切り出すために作った道を登ってきました。
 白谷雲水峡は「苔の森」と言われるぐらい色鮮やかな苔がたくさんありました。と言うことは、そうです湿度が高い!スタッフは汗まみれになってしまいました。また雨も多く私たちは約4時間ほどここにいたのですが、日が差したかと思うと急に雨が降ってきて合羽を着たり脱いだりがとても忙しかった。
 あと印象的だったのは木の「生存競争」のすごさ。自分の子孫を残すために他の木を殺してゆく様なども見ることが出来ました。本当に「森は生きている」というの実感しました。

大山勇作1屋久島野生植物研究所、
大山勇作さん

  世界遺産に登録されてから島が変わったという感じはあまりないそうです。強いて言えば観光客が増えたぐらいとおっしゃっています。
  屋久島は昭和47年ぐらいから自然保護運動が盛んで、島の中で「自然と人間がどう生きなければいけないのか」という討論を繰り返してきたそうです。その延長線上で、島から政府に働きかけて、世界遺産に登録されました。ですから島の人たちは「世界遺産は自分たちが勝ち取ったもの」と考えているそうです。また島の人たちは自然保護に対する意識レベルが高いので、指定を受けても住民が変わったと言うことは無いそうです。
 大山「もし屋久島に来たときは物見遊山の観光ではなく自然を見たり、感じたり、考えたりする場にして欲しい」とおっしゃっていました。


屋久島フォト・レポート
宮之浦港に到着 トローキの滝付近 千尋滝 平内海中温泉
大川の滝 西部林道 屋久島灯台 永田いなか浜
ガジュマル園 ヤクスギランド1 紀元杉 白谷雲水峡1

屋久島レポート 放送内容
屋久島レポート1 屋久島レポート2 屋久島レポート3 屋久島レポート4

屋久島レポート1 屋久島レポート3

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