屋久島は北緯30度のわずか北、九州の南60キロに位置する周囲約100キロメートル余りの島。黒潮に囲まれた島に、標高2000メートル近い山々が連なるという特異な自然条件のため、亜熱帯から亜寒帯までの異なった気候があり、年間降雨量1万ミリにも達する雨が作り出した滝や渓谷、樹齢数千年に及ぶ屋久杉をはじめとする豊かな自然に恵まれ、1993年には、ユネスコから世界自然遺産に指定されました。
まず私たちが行ったのは「ヤクスギランド(写真)」。この中は木道がしかれていてハイキングコースとなっています。(30分、50分、1時間20分、2時間30分のコースがあります)ですから気軽に樹齢数千年の屋久杉を見ることが出来ます。(ちなみに屋久杉とは樹齢千年以上の杉のことを言い、千年未満は“小杉”と言うそうです)しかしいくら手軽にいけるからと油断してはいけません、一歩別のコース(80分以上)に足を踏み入れると、そこはもう別世界、木道もなくなり、木に掴まりながら進むコースになります。とにかく装備(靴と雨具)はしっかりしておくことをおすすめします。 |