放送内容
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4月 財津和夫
4月〜
5月
宮沢和史
5月 石坂 啓
6月 松岡修造
6月 Soul Scream
7月 hitomi
7月 庄野真代
8月 坂本美雨
8月〜
9月
小柳ゆき
9月〜
10月
屋久島レポート
10月 村井国夫
10月 忌野清志郎
11月 出羽 仁
11月 森 茂郎
11月 中嶋朋子
12月 緒方直人
12月 石川賢治
12月 総集編
1月 brilliant green
1月 牧瀬里穂
2月 財津和夫
2月 宍戸 開
2月 今村隆史
3月 小川健一郎
3月 服部まこ
3月〜
4月
加藤登紀子
10月1日 屋久島レポート4

森林組合の皆さん森林組合 写真左から山口広昭さん、柳田辰義さん、矢野時博さん、牧実寛さん

  屋久島の森林の8割が国有林、森林組合の皆さんは主に民有林を担当されていらっしゃいます。主なお仕事は人工林の枝打ちなど山の整備をされています。

 手塚「世界遺産に登録され観光客が増えたことによって、不便が生じることはありますか」矢野「人工林の伐採現場を観光客が目にする機会が増え『ここも残すべきだ』と言われてしまい困っています」

 手塚「今後、どうしていこうと思いますか」山口「すべて保護するのではなく、守るべき所は守り、切るところは切る、と言いたいところですが、これからは事業として拡大できないと思います。むしろ現状を管理する方向に行くと思います」柳田「今すでに木を育てながら切っていく、木を残しながら切るという方向に変わってきています」矢野「この島内での木の需要を100パーセント島内で賄いたい」牧「いかにしてこの森林を大事にしながら活用するか、この島の豊かな自然からどうやって恩恵を受けることが出来るか、それがこれからの課題だと思います」

 手塚「今回初めて屋久島を訪れて、島で暮らしていらっしゃる方々と直接お話が出来たことでとても屋久島を身近に感じました。島に住んでいる皆さんは世界遺産、自然遺産に指定されたからと言って、それにおんぶにだっこと言うことでは決してなく、この屋久島を今後どうしていくかと言うことを真剣にそれぞれの立場で考えていらっしゃいました。
 屋久島は自然の豊かな動植物の多い島、そこで暮らす、人と動植物がいかにバランスが取れているかと言うことが一番大切なんだと言うことがよく分かりました。島を生き物としてとらえ「島を死なせてはいけない」と大事にし、その中から我々の生活の中の恩恵を頂くと言う生活スタイルが根づいていると思いました。

 私は屋久島を訪れて「人間てなんだろう」と言うのを考えさせられるきっかけになりました。自然と人間が共存共栄するというのはすべてを保護するとか、すべて取り尽くすということではなく自然を守りながら自然の恵みを頂くということだと思います。そして自分たちがどう生活するかということに向き合うということが、自然をどうする、地球をどうするということに繋がると思います」


屋久島フォト・レポート
宮之浦港に到着 トローキの滝付近 千尋滝 平内海中温泉
大川の滝 西部林道 屋久島灯台 永田いなか浜
ガジュマル園 ヤクスギランド1 紀元杉 白谷雲水峡1

屋久島レポート 放送内容
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屋久島レポート3 村井国夫さん
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