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2009年5月31日放送

「空き部屋だらけの家」(2004年4月4日放送) その後…

こんな問題を抱えていました

  • ■高校生相手の下宿屋だが、時代遅れで若者ウケしない
  • ■老朽化が進み、あちこちに傷みが見られる
  • ■家族が生活する1階スペースも元々下宿部屋なので使い勝手が悪い
  • ■釜炊きの風呂で、薪をくべるのも大変
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「匠」からのプレゼント

  • ■多機能ボックスを自由に壁に配置することで、自分好みの部屋作り
  • ■天井を取り払って、高い吹き抜けを作って開放感抜群の玄関に
  • ■家族用と下宿生用の2つの玄関を用意
  • ■色分けしたトレイで、下宿生が率先して食事の準備や後片付けを
  • ■解体の際に不要になった鴨居はカウンターテーブルとして再利用
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アフターのアフター その後、家族の生活は、どう変わったのでしょうか…

「匠」の不安をよそに活用されるアイデア

画像: アフターのアフター

リフォーム当時、「匠」は下宿する学生達の情操教育を意識して、自由にレイアウトできる多機能ボックスを部屋に設置したり、食堂に個人を意識させる色分けしたトレイを置くなど、単なるリフォームに終わらないアイデアを残していきました。

画像: アフターのアフター

そんなアイデアがちゃんと活きているのか…危険なことはなかったのか…?

複雑な胸の内で5年ぶりに訪れた「匠」を待っていたのは、代替わりした生徒たち。彼らの部屋を見せてもらうと、「匠」の期待どおり、高校生の豊かな想像力が壁いっぱいに溢れていました。

画像: アフターのアフター

色分けされたトレイを使って、自分の食事を準備し、食後は洗った食器を再びのせて元の場所へ。そんな暗黙のルールが、この5年間ですっかり浸透していました。

新入生を「匠」が歓迎!

画像: アフターのアフター

「匠」が訪れたこの日は、ちょうど春から下宿することになった2人の新1年生が引っ越してくる日。

部屋に2人が案内されると、「匠」も部屋に入り、挨拶も早々に多機能ボックスの使い方をみずからレクチャー。

画像: アフターのアフター

張り切って説明する「匠」に圧倒された様子の2人。

でも、すぐに教わった通りに、板や箱を組み合わせ、3年間過ごす自分だけの城を作り始めたのでした。

懐かしい人との再会

画像: アフターのアフター

日も暮れて、2人の新入生を歓迎するお花見が始まりました。「匠」も祝いの席に混ざり、嬉しそうです。

画像: アフターのアフター

そこに、リフォーム当時に下宿していた懐かしい面々が駆けつけてくれました。皆、立派な青年に成長していて「匠」も驚くばかり。

画像: アフターのアフター

ここで青春時代を過ごした学生たちは、みんな家族。43年目を迎えるこの下宿には、たくさんの学生たちの満開の笑顔が、これからもずっと咲き続けることでしょう。

写真:「匠」の顔写真

モダニズムの継承者 柴田達志

色んな細々としたアイデアをたくさん入れてあったので、実際上手く機能しているかどうか…もしくは、それらを使ってくれているかな?というのが一番期待するし、興味もある。ただ、場合によってはそれが原因で危険なことになっていないか?というのも気なるところ。

でも、部屋を見せてもらうと、ちゃんと使ってもらえてるようなので、嬉しく思う。
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