『アメリカツアー完走 開かれた新たな扉』
ダンス&ボーカルグループPSYCHIC FEVER。2024年にリリースしたJP THE WAVYプロデュース「Just Like Dat」は、TikTok総再生回数2億6000万回を突破し、SNSを中心に世界中でバイラルヒットを記録した。
最大の目標に「ビルボードチャート、グローバル1位」を掲げ、世界各地で活動を続ける彼らは、2025年、アメリカツアーに挑んだ。そして、迎えたツアーファイナルの地はロサンゼルス。ここで、ファイナルを成功させることは今後の更なる飛躍に向けた重要なカギとなる。
本番前日のリハーサル。ここまでの5公演の経験を活かし修正を重ね、楽曲やパフォーマンスは、ほぼ仕上がっているがメンバーは最後まで抜かりなく確認していく。そこへ、現れたのは世界的に活躍する注目のラッパーで、PSYCHIC FEVERの代表曲「Just Like Dat」の生みの親JP THE WAVYだった。早くからPSYCHIC FEVERの才能に惚れ込み数々の楽曲をプロデュースしてきた彼が、サイキックの魅力を語る。また、ブルーノ・マーズのバンドのキーボーディストで今回のツアーで楽曲アレンジに加わっているジョン・フォシットもファイナル公演を盛り上げるべく、キーボードで参加する。
ファイナルの会場は、アメリカの歴史登録財にも指定されているSaban Theatre。キャパも2000人と今回のツアー6つの会場の中で最も大きい。しかし、7人に迷いはない。「What timeis it?」「It’s show time!」メンバーによるいつもの掛け声と共にいよいよ、最後の幕が上がる。
さらに、ライブ終盤ではファンへサプライズ発表が・・・
『アメリカツアーで見つけた 7人の真価』
ダンス&ボーカルグループPSYCHIC FEVER。2024年にリリースしたJP THE WAVYプロデュース「Just Like Dat」は、TikTok総再生回数2億6000万回を突破し、SNSを中心に世界中でバイラルヒットを記録した。
そんな彼らが挑むのは、初のアメリカツアー。13日間でアメリカを横断する全6公演。
皮きりの首都ワシントンD.C.での公演を無事終え、2公演目のニューヨークへ移動する。ホテルに着くなり、ツアー初日の映像を見ながら反省会を行う。ツアーとはいえ、毎回同じ内容でパフォーマンスすることは最初から考えていない彼らは、前回のワシントンD.C.でのライブでどの楽曲、どのパフォーマンスがアメリカのファンには響いたのかを分析し、セットリストを変更、音源も修正していく。
2月5日、ニューヨーク公演の会場は1800人収容の有名なライブホール「Brooklyn Steel」。この日は、ブルーノ・マーズのバンドでリード・キーボーディストを務めるミュージックディレクターのジョン・フォシットも駆けつけた。公演を終えた渡邉廉は、「(ニューヨークは)熱量がすごかった。いろんな化学反応が起きて、最高のステージになった」と興奮冷めやらぬ様子だった。
その後、シカゴ、ダラスと順調に進む中で、メンバーの中西椋雅は「公演ごとに手ごたえを感じている。でもまだまだ改善点はありますけど。より楽しさが倍になっている感覚ですね」と語る。そして、5公演目のシアトルも大成功を収めたメンバー。ついにロサンゼルスの最終公演を迎える。
『夢のアメリカ 緊張のツアー初日』
ダンス&ボーカルグループPSYCHIC FEVER。2024年にリリースしたJP THE WAVYプロデュース「Just Like Dat」は、TikTok総再生回数2億6000万回を突破し、SNSを中心に世界中でバイラルヒットを記録した。
2025年1月29日、メンバーはロサンゼルス国際空港に降り立った。アメリカツアー初日まであと4日。今回のツアーは、首都・ワシントンD.C.から始まり、ニューヨーク、シカゴ、ダラスなど、アメリカを横断する全6公演となる。
着いて早々、7人はスタジオへ直行しリハーサルやサウンド調整を行った。これまで幾度も海外公演を経験してきたメンバーは、長時間移動の疲れをものともせず作業を進める。
そして迎えた本番前日。ツアー初日の会場ハワード・シアターへ。1910年のオープン以来、ジェームス・ブラウンなど、名だたるアーティストがステージに立ってきた歴史的な劇場だ。しかし、この日の夜、通しリハーサルをしているとメンバーに、予期せぬある事実が告げられる。
ついに迎えたツアー初日。入念に最終確認が行われ、午後6時開場。そこには、アメリカでPSYCHIC FEVERを待ち続けていた多くのファンの姿が。PSYCHIC FEVERの真価が問われるアメリカツアーがいよいよ幕を開けた。果たして、ファンの反応は…。
『開かれた アメリカへの扉』
ダンス&ボーカルグループPSYCHIC FEVER。2024年にリリースしたJP THE WAVYプロデュース「Just Like Dat」は、TikTok総再生回数2億6000万回を突破し、SNSを中心に世界中でバイラルヒットを記録した。
2025年1月23日、アメリカツアーおよそ1週間前のこの日、リハーサルのさなか、黙々と机に向かうメンバーたちの姿があった。ツアーに来てくれるファンに対し、メッセージを作成しているのだ。半田龍臣は「今まで色々な国に行かせてもらって、現地の言葉で話すとやはり喜んで下さるので、(こういうメッセージは)細かい小さなところですが、伝われば良いなと思います」と、ファンを思う。
アメリカツアーのセットリストも決まり、いよいよ通しリハーサルがスタート。今回のツアーで行うMCは、当然英語。英語圏の国で主にMCを担ってきたのはJIMMYとWEESA。しかし、2人とも育ちは日本。英語が堪能だったわけではない。そのときの苦労をJIMMYが語る。
2024年12月バルセロナのイベント出演後、イギリスのプロモーターから声がかかり、翌日急遽、ロンドンでファンミーティングを開催することになった。急な開催にも関わらず、行列をなして自分たちを待ってくれていたファンと触れ合い、大きな自信へとつながった。そして、さらにアメリカでのメディア出演のチャンスが訪れ、PSYCHIC FEVERのアメリカツアーが現実のものとなる。
渡米2日前、日本での最後のリハーサル。一人浮かない表情のメンバーが…。そんな中、PSYCHIC FEVERがついにアメリカへ出発の日を迎えた。
『加速する世界進出 手に入れた自信』
ダンス&ボーカルグループPSYCHIC FEVER。2024年にリリースしたJP THE WAVYプロデュース「Just Like Dat」は、TikTok総再生回数2億6000万回を突破し、SNSを中心に世界中でバイラルヒットを記録した。
1月16日、メンバーがLDHのリハーサル室に集まった。この日は、今回のアメリカツアーで初披露する新曲「ColdRain」の振り付けを行うのだという。剣と渡邉廉が中心に作った振り付けを他のメンバーにも共有していく。剣は、「これから詰めれば、肌感は良さそう」と手ごたえを感じていた。
2022年のデビュー直後から、世界進出の足掛かりとして始まったタイでの武者修行は、7人の結束を固めると共にメンバーを大きく成長させた。その1年後の、2023年。日本での凱旋単独ツアーは大歓声でファンに迎えられた。半田龍臣は「デビューしてから日本のファンの皆さんを待たせてしまっていたので、夢の瞬間でした」と、メンバーにとっても大きな自信を手に入れた瞬間でもあった。
そして、2024年1月「Just Like Dat」がSNSで世界中で拡散され空前の大ヒット。この大きな波に乗り、7月にフランスで開催されたJapan Expo に出演。ヨーロッパにもPSYCHIC FEVERの熱狂が波及していった。
目標は、ビルボードチャート・グローバル1位。初のアメリカツアー開催に、小波津志は「失敗できない。ハードルを感じていますが、徐々にイメージもついてきたので本番には面白い物になっていると思う」と自信を覗かせる。
『アジアから世界へ 夢への第一歩』
ボーカル・ラップ・ビートボックスなど多彩な武器を持つ7人組ダンス&ボーカルグループPSYCHIC FEVER。2024年リリースの、JP THE WAVYプロデュース「Just Like Dat」は、TikTok総再生回数2億6000万回を突破し、SNSを中心に世界中でバイラルヒットを記録した。
彼らは全員が、LDHの運営するダンススクールEXPGからのたたき上げだ。結成した2019年から47都道府県をめぐる武者修行など、厳しい下積みを経て2022年メジャーデビュー。しかし、デビュー直後再び半年間の武者修行の場となったのは、まさかのタイ。その時の心境を半田龍臣が赤裸々に語る。そんな彼らのタイでの活動をバックアップしてくれた大きな存在がタイの重鎮ラッパーF.HEROだ。タイでの活動スタートからひと月半後、ある大きな壁にぶつかった彼らにF.HEROが導いてくれたこととは…。
そんな彼らは、2025年初のアメリカツアーへ挑む。メンバーの渡邉廉は「自分たちが今見せられる最大限のパワーを見せつけるだけ。自信はある。」と意気込む。