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「事故のときのことを直接知る社員もいなくなった」 42人犠牲の信楽高原鉄道事故から33年 現場近くの慰霊碑前で追悼法要 滋賀・甲賀市
05/14 12:22 配信
42人が犠牲となった信楽高原鉄道の列車事故から33年となる14日、現場近くで法要が営まれました。
滋賀県甲賀市の慰霊碑前には遺族や鉄道の関係者ら約20人が参列し、事故が発生した午前10時35分ごろには、警笛が鳴らされました。
1991年5月14日、信楽高原鉄道と臨時で乗り入れていたJR西日本の列車が正面衝突し、乗客など42人が死亡、600人以上が負傷しました。
(信楽高原鉄道・正木仙治郎社長)「事故のときのことを直接知る社員もいなくなりましたが、悲惨な事故を後世に伝え、風化防止に努める」
またJR西日本の長谷川社長は、「事故の反省を心に刻み続け、安全最優先の風土を構築する」と誓いました。
最終更新:05/14 12:29