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【速報】大阪維新の会「綱紀委員会」は6日に非公開で開催か 女性と性的関係で提訴され和解していた岸和田市長が出席予定
12/03 19:22 配信
大阪府岸和田市の永野耕平市長が先月、性的関係をめぐり提訴した女性と和解していたことを受け、大阪維新の会が綱紀委員会を6日に開催する予定であることが、関係者への取材でわかりました。
女性側の代理人弁護士は先月28日に会見を開き、女性は2019年、市長と政治活動の中で知り合い、直後から食事に誘われるなどし、6月から性的関係を求められたとしています。
女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、2021年春から休職。現在は仕事を辞め、治療を続けているということです。
その後、女性は大阪府警に強制性交罪で被害届を提出しましたが2021年12月に不起訴となり、2022年6月に約2280万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴していました。
11月14日付で「解決金500万円の支払いと市長が女性に謝罪する」という内容の和解が成立し、大阪地裁は「原告の雇用関係を左右し得る優越的な立場で、社会的な上下関係が自ずと形成されていたと認めるのが相当」と指摘。
その上で、「被告は公人で配偶者もいることを考慮すると、非難を免れない」との所見を示したということです。これらの状況を受け、28日にBIE総会が開かれていたフランスから帰国した吉村洋文大阪維新の会代表は「綱紀委員会」を立ち上げることを明らかにしていました。
関係者によりますと、綱紀委員会を6日に開くことになったということです。また、綱紀委員会は非公開で実施される見込みとのことです。
最終更新:12/03 19:22