関西ニュースKANSAI

　大阪府は２３日、泉佐野保健所管内の医療機関から、はしかの発生届があったと発表しました。

　患者は大阪府外に住む２０代の女性で、１４日と２１日に関西空港を利用したということです。

　府によりますと、女性は１４日、正午から午後３時半までに高速バスで名古屋駅から関西空港まで移動。

　午後６時までは関西空港第１ターミナルにいたということです。

　また２１日は午後４時から午後５時まで関西空港第１ターミナルに滞在し、午後５時から午後６時までの間の１０分間ほどは泉佐野市上町の「メディカルモール」を訪れたということです。

　午後１０時半から翌日の正午までは宿泊施設「ハタゴイン関西空港」にいたということです。

　女性は、２回のワクチン接種歴があり、発熱や発疹などの症状が出ているといい、発症日は１４日としています。

　「はしか」は非常に感染力が強く、府は施設を利用した人で３月１５日までに発熱や発疹が出た場合は速やかに受診するよう求めています。