関西ニュース天気予報天気予報政治経済国際社会スポーツ

関西ニュースKANSAI

大阪府立高校 約半数35校で「定員割れ」 志願者数も2016年度以降最少に 私立授業料無償化の影響か

03/07 20:53 配信

 大阪府で公立高校入試・一般選抜の出願が締め切られ、全日制の志願者は3万4003人、倍率は1.02倍となりました。志願者は前年度から2000人以上減少し、現行の入試制度導入以来、過去最低の倍率となります。

 大阪府教育庁は7日、公立高校の一般入試の出願を締め切り、最終集計結果を発表しました。

 全日制は、総募集人員3万3250人に対しあわせて3万4003人が志願し、平均倍率は1.02倍となりました。

 府教育庁によりますと、現行の入試制度になった2016年度以降、最も志願者数が少ないということです。

 また、「定員割れ」となった高校は35校(75校中)で、前年度よりも3校増加しました。(単位制を除く)

 大阪府内の公立高校志願者の減少は、今年度から段階的に始まった高校授業料無償化などで、私立高校の専願者が大きく増えたことが影響しているとみられます。

 府教育庁は、高校入学までの準備期間を長く設けることなどを目的に、現在3月10日前後に実施されている一般選抜を3月1日前後に前倒すなど、2028年度から新制度を導入する方針です。

 入試改革により、府立高校の生徒を確保していきたい考えです。

最終更新:03/07 21:26

天気予報WEATHER

関西の天気

くわしくみる

天気

2025/03/15(土) 10:46現在

全国ニュースJAPAN

提供:ANN NEWS