関西ニュースKANSAI

　１１日に東大阪市で３０代男性がはしか（麻しん）に感染していることがわかりました。

　大阪府によりますと、３０代男性は５日に発症しました。１０日に東大阪市保健所で疫学調査を行ったところ、１１日にはしか陽性者と確認されました。男性はワクチン未接種で渡航歴はないということです。

　２０２５年のはしか発生数は大阪府内で４例目、全国で９例目です。

　男性は１０日午前１１時半ごろから午後１時ごろまで市立東大阪医療センターの１階、２階を利用していて、不特定の人と接触した可能性があるということです。

　府は、同じ時間帯に施設を利用した人で、発熱や発疹などの症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡し、マスクを着用した上で、公共交通機関の利用を避けて受診するように求めています。

　はしかは感染力が非常に強く、ワクチン接種が最も有効な予防方法とされています。府は、定期予防接種を受けていない人には、早めに予防接種を受けることを呼びかけています。