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トランプ関税を巡り、与野党の党首と会談した石破総理大臣は国会などでの協力を要請し、トランプ大統領との電話会談を模索していると明らかにしました。

石破総理は4日午後に公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党、れいわの6党の党首と政権発足後、初めての党首会談を行いました。

会談で石破総理は、トランプ大統領との電話会談を模索していることを明かし、「野党党首のご協力に本当に感謝する」と述べ、「国を挙げてこの厳しい事態に臨みたい」と強調しました。

また、石破総理はトランプ関税への対応としてなるべく早いうちにすべての閣僚による関係閣僚会議を立ち上げる方針を説明しました。

さらに全国に1000カ所の相談窓口を設置し、中小企業への資金繰り支援を行うことにも理解を求め、与野党から「おおむね了承いただいた」と述べました。

一方、与野党からは政府を挙げて取り組むよう要請があり、石破総理や武藤経産大臣らがトランプ政権側との関税引き下げ交渉のために訪米する際には「国会として必要な対応をする」と配慮する姿勢が示されたということです。