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告発文書で名指しの「側近」相次ぎ離脱 パワハラ疑惑の斎藤知事 病欠中の総務部長を交代 空席の理事の後任も決まる
08/16 19:01 配信
兵庫県の斎藤知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県は、体調不良が原因で空席や病欠となっていた2つの幹部ポストの後任人事を発表しました。
現在の県のナンバー3にあたる「理事」は、知事が力を入れる「若者・Z世代支援」の担当ポストですが、小橋浩一氏が体調不良を理由に降格を申し出て、1日から空席となっていました。
県は16日、財務部長の稲木宏光氏が、19日付で理事に就任する人事を発表しました。
また、先月30日から病欠中の井ノ本知明総務部長の後任には、総務部次長兼秘書広報室長の有田一成氏を充てます。
小橋氏と井ノ本氏は、斎藤知事の「側近」とされ、2人とも、死亡した元西播磨県民局長(当時60)による告発文書の中に名前が記されていました。
斎藤知事は「新たな体制により業務を着実に遂行し、県政をしっかりと前に進めていく」とコメントしています。
最終更新:08/16 20:33