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山上被告が宗教学者らと複数回面会 統一教会の信仰を続ける家庭で育った影響、量刑の判断材料にする方針 安倍元総理襲撃事件

03/28 12:39 配信

 2022年に安倍元総理が銃撃された事件で、山上徹也被告(44)が宗教学者らと複数回面会していることが分かりました。
 弁護側は母親が旧統一教会の信仰を続ける家庭で育った影響を、裁判で量刑の判断材料にする方針です。

 関係者によりますと、山上徹也被告の弁護側はこれまでに、専門家が成育歴や人格形成の過程を分析して事件への影響を調べる「情状鑑定」を奈良地裁に請求しましたが、検察側が反対し、地裁が却下しました。

 弁護側は、母親が旧統一教会の信仰を続ける家庭で育った影響を、裁判で量刑の判断材料にしたい考えとされ、裁判所の許可を得て、宗教学者らと山上被告の面会を複数回実施しているということです。

 事件前、第三者に自身の境遇を相談することができなかったとされる山上被告の心情を整理する目的もあるとみられます。

 弁護側は面会した宗教学者らを証人請求することも検討していますが、検察側は犯行の悪質性を立証の柱とする方針で、反対の姿勢をみせています。

 公判前整理手続きは平均で11カ月あまりですが、今回は長期化していて、すでに1年半が経過しています。

 初公判は今年の秋以降になる見通しです。

最終更新:03/28 16:31

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