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激富、明日初日

激富『Angel Fang-天使の牙-』、昨日劇場入りされ、本日仕込2日目。(金)(土)(日)の5ステージです■今回の作品の舞台は古代の日本。女王・卑弥呼に率いられ勢力を拡大する邪馬台国と、抵抗する小国・箕直(みなくり)の激しい戦い。その中で、箕直の美しき王女・テラスを中心とした愛憎と運命の物語が展開します■ヒロインのテラスを演じるのは、昨年まで宝塚歌劇団・宙組で娘役として活躍していた藤咲えりさん。激富座長・フランキー仲村さんの、「次は宝塚の人とやりたい!」という一言で実現した豪華ゲストだとか。でも、激富のステージには、めまぐるしい転換、移動、激しいアクションがつきものです。師匠・いのうえひでのり(劇団☆新感線)譲りのフランキー演出に対応していくのは、藤咲さんにも大変な苦労があったのではないかと推察します。しかし注目は今回のセットの中央に設えられた大きな階段です。大階段といえば宝塚大劇場。藤咲さん、おてのものの筈です。おそらく、劇中で優雅に階段を下りる王女・テラスの姿が見られるのではないでしょうか■重厚なドラマをとことん熱い芝居で描ききる激富、寒さも吹き飛びますよ、きっと。

激富 『Angel Fang-天使の牙-』 脚本・演出 フランキー仲村

angel fang.jpg2月 1日(金)       19:00

    2日(土) 14:00  19:00

    3日(日) 12:00  17:00

 

※当日券は開演1時間前より発売

『ゴドーは待たれながら』特報!

■『ゴドーを待ちながら』という作品をご存知でしょうか?ある時期・・・具体的に云うと1960年頃から80年代半ばくらいまでかな?)に演劇好きになった人たちにとっては、「バカにするなよ」的な質問だと思うのですが、最近の若い人にとってはそうでもない気もします。アイルランド生まれのノーベル賞作家、サミュエル・ベケットが20世紀のちょうど真ん中に発表し、不条理劇の傑作として今なお多大な影響を与え続けている、『現代演劇のバイブル』的な戯曲。その昔学生運動をやっていた人たちがとりあえず(読むかどうかはともかく)、カール・マルクスの『資本論』を持っていたように、かつての演劇青年は誰しも『ゴドー』を携えていたのではないでしょうか?かく云う僕もこの作品が収められている『ベケット戯曲全集・1』(白水社・1967)だけは持っています■どんな話かというと・・・ウラジーミル、エストラゴンという2人の男が、道端でずっと待ってるんですね、ゴドーという人物を。うだうだ喋りながら。二幕およそ3時間くらいの間、基本それだけ。途中で、ポッツォとラッキーの二人連れ、そして一人の少年がチラッと出てきますが、ゴドーがいつ来るのか、それとも来ないのか、決定的な情報は彼らからもついにもたらされない。そして、結局最後までゴドーは現れないまま、幕は下りる。まあワケが分からん。だからこその不条理劇なわけですが、これが世界に衝撃を与えた。理由は様々です。ゴドーはゴッド、つまり神の象徴であるというのが恐らく一般的な解釈ではあるのでしょうが■日本でもいまだに色々なカンパニーで毎年のように上演されていますし、それだけでなく『ゴドー』を元ネタにした多くのオマージュ、引用、パロディ的な作品群が存在します。例えば、鴻上尚史さんの代表作『朝日のような夕日をつれて』は"ゴドー待ち"の不毛を現代日本の消費社会に置き換えたものですし、つかこうへいさんの初期作品にも『巷談松ヶ浦ゴドー戒(こうだんまつがうらゴドーのいましめ)』という、大衆演劇やヒーローショウの形式で『ゴドー』を土着的に描きなおした戯曲があります■その中のひとつに、今から20年前、作/演出・いとうせいこう、出演・きたろうで上演された、『ゴドーは待たれながら』という一人芝居があるのです。つまり、待たれているゴドーの側の物語。ウラジーミルとエストラゴンのみならず、世界中の観客から60年以上にわたって待ち続けられている"ゴドー"が一体何を思い、何を語るのか?いや、せめてどんな服を着ているかだけでも知りたい!うーーーん面白そう!!で、なんとこの『ゴドーは待たれながら』が、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの演出、大倉孝二さんの出演でこの春再演されることになったのです!そしてそして勿論、大阪公演はここABCホールであるのです!

■4月21日(日)、22日(月)の2日間、わずか3ステ。この春、日本中を見渡しても注目度最大級の舞台であることは論を待ちません。詳細は間もなく!

(艦長)   ※詳細アップしました!(1/31)

godot 縮小.JPG

【激富 Angel Fang~天使の牙~ 折込情報】

来週末2月1日(金)~3日(日)公演の激富「Angel Fang~天使の牙~」

折込情報が揃いました。

 

激富「Angel Fang~天使の牙~」

1月30日(水) 16:00より 1000部

 

ご希望の方は上記日時に1種類1名要員でABCホール入口までお越し下さい。

※後バサミはありません。
 
 
女王・卑弥呼や邪馬台国、日本がまだ『日本』という名で呼ばれていなかった時代の物語。
歴史ロマンファンタジーに是非ご来場くださいませ。(乗組員A)

「劇場に行こう!」ホームページ

本日は荒天でまた寒い日ですが、成人の皆様おめでとうございます。

さて、昨日より放送開始いたしましたABCラジオ「浦川泰幸の劇場に行こう!」、お聞きいただきました方ありがとうございます。なんせ浦川アナ以外は初ラジオ番組でございますので、これからどんどんトーク力も上がると思いますし!!Patchメンバーに新たな挑戦もしていっていただく予定ですので是非ともまたこれからも聞いてくださいませ!

日曜日21:05~です!

そして、放送終了した回については「こんな作品を紹介しましたよ」ということでホームページも更新されます。また、番組へのご意見ご希望などもお送りいただけるようになっておりますので是非そちらもよろしくお願いします!

番組ホームページはこちら→「浦川泰幸の劇場に行こう!」

ABCホールならびに、「山村艦長」の「GO!GO!ABCホール」のコーナーもよろしくお願いします☆  (乗組員N)

「劇場に行こう!」初録音

■「ゼロ」のスタッフの皆さんがABCホールで仕込み作業を始めた頃、実は私・艦長とN君はABCラジオ第1スタジオにおりました。そう、先日第一報を入れましたABCラジオの新番組『浦川泰幸の劇場に行こう!』の第1回の収録が今朝行われたのです!

■すごいね。浦川アナといえば、ABCテレビの朝の人気番組「おはよう朝日です」のメインキャスター。あの宮根誠司アナの抜けた穴を立派に埋めて視聴率も絶好調、さらに児玉清さん亡き後の「アタック25」の司会にも抜擢されるという、文字通り「ABCの顔」なんであります。その浦川アナが3年ぶりにラジオに挑戦!というわけで、ABCラジオとしても注目の新番組なんですね■番組のテーマは、「演劇、映画を中心にその作品の魅力を紹介し、一人でも多くの人に、劇場に足を運んでもらうこと」つまり、文字通り『劇場に行こう!』なんです。出演は浦川アナの他に、去年ABCホールで旗揚げしたワタナベエンターテインメントの関西発イケメン演劇集団「劇団Patch」の選抜メンバー。そして映画の紹介役が、メディアほぼ初登場、謎の映画評論家・縛りやトーマス氏・そして!既報の通り演劇コーナーの担当が私・艦長なのでございます■さらに嬉しいことに、演劇コーナーのタイトルが『GO!GO!ABCホール』なんです。この名前は、「放送局なんだからいつかラジオ番組とかホール発でやりたいねー」とN君と私が話していたときに、冗談半分に彼女がつぶやいた言葉なんです。ななんと実現しちゃいました。そして私は念願のラジオ・パーソナリティへの道の第一歩を踏み出すことが出来ました(笑)。『GO!GO!ABCホール』とは云っても、関西の方がご覧になれるものであれば、他の劇場の作品もどんどん紹介していきます。劇場文化の発展に少しでも役立つことが出来れば、本当に嬉しく思います■ラジオは今、パソコンやスマートフォンでも簡単に聴くことが出来ます。放送は毎週日曜午後9時05分から。さっそく13日(日)に開始です。是非お聴きください!

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左から、ご存知浦川アナ、Patchの金澤健太くん、杞山星璃くん。トーマスと艦長はフレームに入れてもらえず・・・

小屋入り!

ブルーシャトルプロデュース『ゼロ』ご一行様、今朝小屋入りされまして、明後日金曜から6ステの上演です。「ゼロ」とは、かつて連合国からその高い戦闘能力を恐れられた「ゼロ・ファイター」、つまり日本海軍の名機「零式艦上戦闘機」つまりつまり「ゼロ戦」のことですね。東京公演が年末に終わり、年が明けていよいよ大阪、というわけで当然私未見なのですが、感想ツイートのまとめサイトなどを拝見すると、熱く、激しく、そして涙なしには観られない作品のようです。搬入作業が終わって驚いたのは、舞台装置が文字通り「ゼロ」であること。どうやら俳優がその身体ひとつで空中戦を演じるようです。ゼロ戦ものの演劇といえば今井雅之さんの「WINDS OF GOD」が有名ですが、果たして「ゼロ」はどんな舞台になるのか!?大塚雅史さんの熱い演出と照明、和田俊輔さんのアガる音楽、スタッフ陣も豪華です。日曜ソワレには、時間の都合で泣く泣くカットされたシーンを盛り込んだ「ディレクターズカット版」が上演されるとか。うーん、いろいろ面白そう。

ブルーシャトルプロデュース 『ゼロ』

ゼロ.jpg1月11日(金)       19:00

      12日(土) 14:00  19:00

    13日(日) 13:00 18:00★

    14日(祝) 15:00

 

★・・・ディレクターズカット版

【折込情報】ブルーシャトルプロデュース「ゼロ」

さて、七草粥を食べてお正月気分は抜けられましたでしょうか?1月はホールのスケジュールは比較的ゆったりですが、前述しましたようにラジオ番組がはじまりますので、そこに向けて会議や収録、インタビューや公演観劇スケジュールなど、ばたばた準備をしております。

ABCラジオ 毎週日曜日21:05~ 浦川泰幸の劇場に行こう!

どうぞよろしくお願いします!

 

そして、ABCホール演劇公演第1弾は11日~14日、ブルーシャトルプロデュース「ゼロ」です。

折込情報が揃いました。

11日(金)13時~ 1200部

後バサミはございません。1種類につき1名要員で、ご希望の方は直接お時間にホール入り口へお越しくださいませ。(乗組員N)

1月からは毎週日曜日21時はABCラジオを!

新年あけましておめでとうございます!

ABCホールは無事に朝日放送新年祝詞会を終えて、今年もスタートいたしました。本年もほとんどの週末がご予約済みといううれしい悲鳴です。たくさんの面白そうな公演がありますので、今年も是非とも多数足を運んでいただけますように!お待ちいたしております。

この春で5周年というABCホールですが、実は!!!!

朝日放送所有劇場ということで、念願の!!!!!!!

ラジオ番組がレギュラー決定いたしました!

2013年1月13日(日)21:05初回オンエア もちろんABCラジオ

浦川泰幸の「劇場に行こう!」

ABCホールの情報だけではなく、関西の大小多くの劇場について語るラジオ番組です。毎週日曜日21:05~ なんと!!55分番組!!

舞台と映画について特化したラジオ番組です。

映画についてはその名も怪しい「縛り屋トーマス」さんがあらゆる角度からお薦め映画やこの映画の見所を辛口評論!

演劇についてはついにレギュラー枠を持ちました、当ホール「艦長」こと山村啓介がご紹介!ABCホールはもちろんそのほかの劇場でも、艦長お薦め公演についてお話させていただきます。ABCホールでの公演紹介の際はその団体の代表の方にもご出演いただいたりできればなぁと思ってますので皆様何卒よろしくお願いします。

そして、昨年10月に旗揚げをしたばかり、ワタナベエンターテインメントの新生劇団「Patch」メンバーより岩崎真吾・金澤健太・杞山星璃の3名がレギュラー出演。彼らは毎週たくさんの舞台を観て報告したり、インタビューをしたり、はたまた試練を与えられたり・・・。

 

基本男だらけのレギュラーメンバーでMCをつとめる浦川アナウンサー以外はラジオ初心者だらけでお届けいたします!が!!「劇場に足を運んでくれる人が1人でも増えますように!」この想いだけをたっぷり詰め込んでお届けします!

もうすぐホームページも立ち上がりますのでまたご紹介いたしますね。お楽しみに!私も楽しみ!(乗組員N)

 

『ロミオとジュリエット』、初日

■2012年ABCホールラインアップの掉尾を飾る公演、伊藤えん魔プロデュース『ロミオとジュリエット』ちょっと変則スケジュールで、振替休日のきょう月曜初日です!■いつもそうですが、えん魔プロデュースのお芝居は、さながら関西小劇場界の座長公演。多くの集団の座長・主宰がズラリ名を連ね、まして今回は演目が沙翁のアレですから、まさにクリスマスにぴったりのゴージャスな作品でありましょう。さらに!どうやらタダのロミオとジュリエットではありません。全6ステを各3回ずつ『絶望バージョン』『希望バージョン』と名づけて、ストーリーも配役も違えて上演するという試み。ざっくりいうと、《絶望》がオーソドックス版、《希望》が結末にもビックリのアヴァンギャルド版みたいです。芝居を2本創り上げなければならないわけですから、単純に2倍の労力というわけではないにしても、スタッフ・キャストともかなりの重荷のはず■加えて、主要キャストである劇団赤鬼の行澤孝さん(座長)に橋爪未萠里ちゃん、先週末ABCで本公演やってましたよね?劇団ひまわりの田渕法明クンに至っては、なんと昨夜のブログで、「東京公演終了しました!」と書いておられます!?えーと、田渕法明出演、ブルーシャトルプロデュース『ゼロ』大阪公演は、2013年1月11日(金)~14日(月・祝)、当劇場にて!つまり、東京公演と大阪公演の間を縫って今回の出演というわけです。いやはや、皆さん忙しい中頑張っておられます。こういう時ってかえって集中力がハンパなく発揮され、いい芝居が出来るんじゃないでしょうか?■とにかく、いつもにぎやかハイテンションの伊藤えん魔プロデュース、まもなく開幕、売れ行き好調とのことで、予約はお早めに!いつものように、トークショー『500円えん魔ちゃん』もあります!

伊藤えん魔プロデュース『ロミオとジュリエット』

 原作/W・シェイクスピア  脚本・演出/伊藤えん魔

 

12月24日(月・休)          19:30★      ★・・・絶望バージョン  ☆・・・希望バージョン

    25日(火)           19:30☆       

    26日(水) 14:00☆ karaoke 19:30★      karaoke・・・義援500円えん魔ちゃん(17:30~18:30) 

    27日(木) 14:00★ karaoke 19:30☆

ロミオトジュリエット.jpg  

 

松尾スズキさん一人舞台、取り急ぎ・・・

■今日・明日は、作/演出・松尾スズキ&天久聖一、出演・松尾スズキ、『生きちゃってどうすんだ』です。サブカル界の大スターだとばかり思っていた松尾さんですが、今月から何と朝日新聞(夕刊)で小説の連載を始めておられます。ABCホールでの初の一人芝居はわずか3ステ。そりゃもう売り切れますわな。なので取り急ぎ当日券情報です。

松尾スズキ 『生きちゃってどうすんだ』

12月21日(金)       19:00

    22日(土) 13:00 17:00

 

■明日・22日(土)の当日券は、下記で電話予約受付中です(本日18時まで。お1人様2枚まで。予定枚数に達し次第終了)
 ★0570-06-9901

■また、各回開演1時間前から、ABCホール受付でも若干枚発売予定です(お1人様1枚のみ。未就学児童の入場はご遠慮ください)

 

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