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- 2012年12月20日木曜日
■かつて紀州に雑賀衆と呼ばれる人々がいました。応仁の乱の頃歴史上に姿を現し、戦国時代、鉄砲の技術を駆使して地上最強の傭兵軍団として恐れられました。秀吉の手によって滅ぼされ、以後歴史の表舞台から姿を消しました■この忍びの集団が、徳川の時代ずっと密かに命脈を保っていたら?そして江戸末期、維新に至る動乱の中の、ある大きな事件に関わっていたら・・・?そんな「IF」を元に創られたアクションミュージカル時代劇。それが、間もなく開演する、水木英昭プロデュース『SAMURAI挽歌Ⅱ』です。ABCホール初お目見えなんですが、当日券は若干枚、特に夜はほんのわずかだそうです。急げ!
12月11日 (火) 14:00 19:00
※当日券(若干枚)は開演1時間前から発売
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- 2012年12月11日火曜日
今日は東京より「水木英昭プロデュース」さんが仕込みに来られております。明日平日の2ステージだけですが、ほぼ完売、当日券はじゃっかん!とのこと。
そして水曜日からは前述のブログでご紹介させていただきましたが劇団赤鬼さんがお越しになられます!
折込情報が揃いました。
劇団赤鬼「WHITE UNDER PLANET」
12月13日(木)18:00より800部
ご希望の方は上記日時に1種類につき1名要員で折込にご参加ください。
※後バサミなし。
公演は14日~16日まで、15日18時開演の終演後には劇団員さんとのクリスマスイベントがあるようです。昨年も行われましたが、赤鬼らしいアットホームイベントとなっております!(乗組員N)
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- 2012年12月10日月曜日
本日よりイキウメさんで、日曜日まで公演ですが翌週の劇団赤鬼さんまでの間にもう1団体上演されます。
東京より、水木英昭プロデュースさん「 SAMURAI挽歌II」が12月11日(火)に2ステージです。
平日夜公演ですが早々に19時開演分は完売!
この公演でのチラシ折込が決まりました。
12月10日(月)15時より600部
※後バサミなし
※1種類につき1名要員
ご希望の方は指定時間にホール入り口へ直接お越しくださいませ。え・・・大阪日曜日雪が降るなんてうそですよね?!(乗組員N)
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- 2012年12月07日金曜日
急に寒くなりました。いきなり最高気温が10度を下回ったり、突風が凄かったり、冷たい雨に見舞われたり・・・。そりゃぁもう12月です。ほたるまちのあちこちもイルミネーションが彩り始めております。年末年始やお正月などの話も出てきております。寒いはずです。皆様お風邪ひかれておりませんか?ABCホール入り口前のウッドデッキは川沿いにあることも含めて冷たい風がふきますので、どうぞ当ホールへは暖かい格好でお越しくださいませ。
さて、年末年始やら2013年やら言う前に、クリスマスです。ABCホールは明日からイキウメさん公演です。イキウメさんを「是非!!」とお薦めしている日記を艦長が前述しておりますので、気になっている方は是非チェックしてください。ここ数年はABCホールを大阪公演の常小屋にしていただいております。東京のWELLMADEな舞台を是非堪能しに来てください。上演時間2時間15分ほどです。
そして12月半ば~下旬にかけて、関西の小劇場エンターテインメント界を走る2団体をご紹介。(わたくし乗組員Nが制作担当させていただいております)まずは、劇団赤鬼クリスマス公演「WHITE UNDER PLANET」。子供のころのクリスマスに起こったある事件をきっかけに、運命が分かれる友達。その後成長した彼らがどのように分かれていって、またどのように友情を取り戻すのか。言えなかった本当のことは?
なぁ、お前んちサンタ来た?
劇団赤鬼という団体は、「不思議な設定」の世界観の中で「ドン!!」と、ストレートなメッセージを心に放り込んできます。なんならもうそんなストレートな表現が現実的にはチョット恥ずかしいな・・・と思っていても、この舞台は正面からまっすぐにぶつけてきます。12月の寒い時期ですが、是非あったかいものを受け取りに来てください。
ちなみに今回の「不思議な設定」は、「地底人がいる」世界!でもそこには確実に「世界」が広がっていた。地底人、の正体と思惑は?
地上を・・・地面を見上げて俺たちは生きてきた。今度は地上を見下げてやる番だ。
台本からちょっと台詞抜粋してみました。
座長:行澤孝氏と、女優:橋爪未萠里さんに写真を撮らせていただきました。なぜこのお二人かといいますとですね、ABCホールに本当によくご出演いただいているお二方なのですがね、(橋爪未萠里さんは今年のABCホールプロデュース「目頭を押さえた」にも出てくださってます) 、実は劇団赤鬼公演終わりでまだ年内もう1公演ご出演になられるのですよ・・・。
それが12月24日~27日。
伊藤えん魔プロデュース
「ロミオとジュリエット」
しかももともとのストーリーに基づいた「絶望バージョン」と伊藤えん魔流の「希望バージョン」の2バージョン上演。27日19時半の千秋楽はまもなく前売りが完売しそうですので、ご都合お早めにご検討くださいませ。その公演情報についてはまた改めて・・・にしましょ。
是非とも関西小劇場のエンターテインメントであったかい気持ちの冬をお過ごしください、ABCホールでお待ちいたしております。(乗組員N)
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- 2012年12月06日木曜日
■今週末は、イキウメ『The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)』です■今年はイキウメが結成されて10年という節目の年。そこで、これまでにVol.1から3まで3作上演された短編オムニバス公演『図書館的人生』シリーズから、選りすぐりの短編をまとめて、この長いタイトルで上演されることになったそうです。楽しみ!■といいますか、実は私先日上京の機会があり、こっそり東京公演を拝見して参りました。池袋西口公園(小説やドラマで有名になったI.W.G.Pですね)に隣接する、東京芸術劇場のリニューアル記念公演。いやー、おしゃれな劇場にぴったりな、もーほんとにかっこいい作品でした■いわゆるオムニバス劇のはずなんですが、普通のオムニバスとは全く違う。どう違うかは、ご自分の目で確かめていただきたいのですが・・・■舞台上の俳優は、ある時は物語の演じ手であり、ある時は読み手である。物語は読まれることによって初めてそこに現れる。どの物語が語られるか、それは膨大な書物の中からの偶然の選択に委ねられるのであって、誰かがその本を手に取るまで誰にも分からない。何故ならここは図書館なのだから・・・。何を書いているのかよくわかりませんが、観ていただければ判ります。実力の揃った演技陣に支えられた、前川知大さんの超絶の構成力、物語力に感動すること請け合いです。笑いも恐怖もSFもあります。つまり世界は、図書館■イキウメ、必見です(艦長)
イキウメ 『The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)』
作・演出 前川知大
12月 7日(金) 19:00
8日(土) 13:00 18:00
9日(日) 13:00
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- 2012年12月04日火曜日
■総選挙を間近に控えたこの日本、最終的に誰と誰が組んでそれぞれがどれだけの票を獲得し、勝った人たちがその後どんな政治をすることになるのか・・・。もう全く先が見えない状態です。希望も少しはあるけれど、とんでもない国になるんじゃないかという不安もある■そんなカオスな今日この頃だからというわけではないですが、ABCホールの今週末も、予測不能な舞台。お~い!久馬二人芝居『ふあむあい』、間もなく初日の開幕です!■ザ・プラン9の久馬さんが(金)(土)(日)の3日間、毎日お相手を替え、各1ステージ限定の二人芝居、という変わった、そして面白そうな試み。相手役がまた皆さん魅力的で・・・。今日が、NON STYLEの石田明さん(真っ白な方)。明日が、ドランクドラゴンの鈴木拓さん(えっと、頼りない方)。そして明後日が、俳優・福田転球さん。うーん、一癖ある人たちばかりじゃないですか。シンプルな舞台、設定は一つで、三つの展開■果たして何が決まっていて何が決まっていないのか?全部見比べたい!
お~い!久馬二人芝居 『ふあむあい』 脚本・演出・主演 お~い!久馬
11月30日(金) 19:00 出演:石田明(NON STYLE)
12月 1日(土) 18:00 出演:鈴木拓(ドランクドラゴン)
2日(日) 15:00 出演:福田転球
※当日券は開演1時間前から発売
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- 2012年11月30日金曜日
■虚構の劇団の皆さん、本日小屋入り。『イントレランスの祭』はあさって金曜日が初日です■虚構の劇団は劇作家・演出家の鴻上尚史さんが、2008年、当時平均年齢21歳ちょっとの若手俳優を集めて結成した劇団です。関西公演は今回が初めて!■鴻上さんといえば、1981年に劇団「第三舞台」を結成、80年代小劇場ブームを作り出した張本人です。DCブランドに身を包んだ俳優が早口でニューアカ(これも当時の流行り)っぽい台詞をまくしたて、YMOのテクノサウンドなどでダンスも披露する。もーめちゃくちゃかっこいい演劇でした。『ふつうの若者がデートで小劇場に行く』・・・そんな、演劇にとって幸せな時代の旗手だったのです。僕もかつては、第三舞台が大阪に来れば必ずヨメと近鉄小劇場に足を運びました。スタイリッシュで笑いの連続のお芝居でしたが、その底には時代に対する鋭い批評眼があったことも忘れてはなりません。お洒落なスーツも汗びっしょりだったしね。僕にとって第三舞台の一番のビジュアルイメージは、大高洋夫さんや小須田康人さんの全身から迸る汗と、背中一杯に広がった黒い染みだったりするのです■その第三舞台は昨年、10年の封印を解いて新作を上演し、同時にそれが解散公演となりました。鴻上さんは現在様々なメディアで活動を続ける一方、「なんでこんな苦労を続けるのかね」などとぼやきながら若手の育成に力を入れています ■で。実はですね、今日水曜日、僕は鴻上さんに、初の大阪公演に向けての意気込みなどを、ABCラジオ『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』で話していただこうと、番組スタッフにお願いしていたのです。水曜はちょうど三代澤アナのパートナーが牧野エミさんなので、同世代の演劇人として楽しい話をしてもらえるかな、と。エミさんも、鴻上さんと会うのをとても楽しみにしていたそうです■・・・ところが、今日スタジオにエミさんはいませんでした。今日の『ドキハキ』は、『牧野エミスペシャル』として、3時間三代澤アナがエミさんの思い出を語り、秘蔵の音源が流れました。素晴らしい追悼番組でした■鴻上さんには生放送終了後スタジオにお越しいただき、三代澤アナとのトークを録音してもらいました。この模様は明日・木曜9時~12時の『ドキハキ』(1008kHz・ABCラジオ)の中で流れます。是非お聞きください!そして、芝居観に来てください!
虚構の劇団 第8回公演
『イントレランスの祭』 作・演出 鴻上尚史
11月23日(祝) 19:00
24日(土) 14:00 19:00
25日(日) 14:00
※当日券は開演1時間前から発売
※公演前日正午から開演3時間前まで受付の当日券予約も便利です
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- 2012年11月21日水曜日
■いやー解散しましたね衆議院。これからの1か月、来年からの日本の舵取り役が誰かを決める重大な時間です。何といっても、3.11後最初の総選挙です。大きいなあ■さて、どんかぶり演劇祭が無事終わり、僕は予想通り3作品を観劇。HEP HALLの支配人は4つ全部制覇されたとのことで、反省です。歳はだいぶ僕が上なので、体力的な問題ということで・・・いいむろなおきさん申し訳ありませんでした。大入りおめでとうございます!
■ABCホールでは、すっかりお馴染みのカムカムミニキーナさんが今朝から仕込中。『ひーるべる』は、(土)(日)3ステージの公演です■前にも書きましたが、今年・2012年は、古事記が成立して1300年です。そしてカムカムの主宰•松村武さんは、稗田阿礼ゆかりの地・奈良県大和郡山市のご出身。その縁とおそらくは使命感から、ここ1、2年故郷の古事記関連事業にいくつも取り組んでこられました。この『ひーるべる』は、まさしくその掉尾を飾る渾身の力作。生と死、善と悪、秩序と混沌・・・いくつもの要素が絡み合うドラマが、古事記の世界をベースに壮大に、そして笑いを交えつつ描かれることでしょう■何てったって、最後にヒルコを持ってくるところがさすが松村さんじゃないですか。イザナギとイザナミの間に生まれた最初の子。しかし葦舟に載せられ流されてしまった不幸な子・ヒルコ■日本神話のダークサイドが、劇作家の魂をどう動かしたのか?是非劇場で確かめてください!(艦長)
カムカムミニキーナ 『ひーるべる』 作・演出 松村武
11月 17日(土) 14:00 19:00
18日(日) 14:00
※各回、終演後おまけトークショーあり
※当日券は、開演1時間前から発売
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- 2012年11月16日金曜日
■一体誰が元締めなのか?果たして2回目はあるのか?謎は深まるばかりですが、いよいよ『どんかぶり演劇祭』、スタートです!昨日のブログに丁寧なハシゴ観劇ガイドがありますので、是非参考になさってください。大阪ではライオンキングもやってますけど、小さな芝居もいいもんです。僕は・・・3つ、かな?■ABCホールではsundayさんの仕込みが先ほどから始まっております。初日は金曜!
sunday 『グルリル』 作/演出・ウォーリー木下
11月 9日(金) 14:00 19:00
10日(土) 13:00 18:00
11日(日) 16:00
さて、さすが芸術の秋と云うべきか、ここ半月ほどの間にすごいものをいくつか観たので勝手にご紹介します(関西のカンパニーの舞台作品は除きますね)。
■青森中央高校演劇部 『もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』
■ポツドール 『夢の城』(KYOTO EXPERIMENT参加作品。木屋町の元・立誠小学校講堂にて)
■ベン・アフレック監督・主演 『アルゴ』(MOVIX京都にて)
■想田和弘監督 『演劇1』、『演劇2』(十三・第七藝術劇場にて)
『もしイタ』は、平成24年度全国高等学校総合文化祭演劇部門で最優秀賞を受賞した作品で、9月にNHK-BSプレミアムで放送され、家で録画していたのをやっと鑑賞したものです。高校演劇というと、あの独特の(?)「演劇部口調」が鼻について敬遠する、なんていう人が多いような気がしますが、優秀なところはやはりすごいです■弱小野球部のマネージャーがコーチとして呼んできたのが何とイタコのオバサン。彼女が、悲運の名投手・沢村栄治の魂を呼び寄せる、とうのがお話の発端。沢村が憑依することによって剛速球を手にした転校生のエースが大活躍し、チームの甲子園出場が目前に!しかし・・・という、題名からわかるとおり、パロディたっぷりの学園スポーツコメディです。しかし後半、次第に物語の背景に戦争と震災が浮かび上がります。理不尽な死への憤りと生き残った者の苦悩・・・。そして最後に、『生かされた者が真っ当に生きることによってのみ、生者も死者も共に救済されうるのだ』、という希望が提示されるのです■決してお涙頂戴でも説教臭くもなく、それでいて笑いの果てに滂沱の涙を誘う傑作でした。さらにすごいのは、衣装は全員稽古着風のジャージ姿、大道具はなし、照明は地明かりのみ、音楽や効果音は、その場面に出ていない出演者たちが歌ったりハミングしたり叫んだりして出す、という演出です。これは実は、青森中央高校演劇部員が、東日本大震災の被災地を始めとする全国各地を訪問して、どこでもすぐにこの劇を演じられるための工夫でもあるのです。あっぱれ!■この『もしイタ』、作者は演劇部顧問の先生なのですが、ネットを引いてみてプロの劇作家でもあることを知りました。それもただの作家ではない。劇団昴や劇団民藝など名だたる劇団に戯曲を提供されているだけでなく、ラジオドラマの脚本家として、文化庁芸術祭大賞、放送批評懇談会ギャラクシー大賞最優秀賞、民間放送連盟賞最優秀賞ほか、べらぼうな賞獲り男であることが判明しました。高校演劇日本一も今年で3回目です。畑澤聖悟さん。すごい先生が青森にいたもんです■長くなりました。あとの作品はまた後日(艦長)
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- 2012年11月07日水曜日