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前述のブログにも記入いたしましたが、「どんかぶり演劇祭」という開き直った企画がありまして。
今週末あまりにあちこちで公演が多いので、いかにしてたくさんの作品をたくさんの劇場へ足を運んでいただけるのか?!ということで、「この日程でこんな移動手段なら可能ですよ」というご提案です。
是非ご参照のうえ、たくさんの舞台に触れてください!
どんかぶり演劇祭
【参加公演】
いいむろなおきマイムカンパニー「DIVISION POINT」・・・80分
11月8日(木)~11日(日) 大阪市立芸術創造館
kitt「梢をタコと読むなよ」・・・85分
11月9日(金)~11日(日) AI・HALL
sunday「グルリル」・・・120分
11月9日(金)~11日(日) ABCホール
ババロワーズ「妖星アバンチュール」・・・120分+アフターイベント10分
11月8日(木)~12日(月) HEP HALL
8日(木)
ソワレ2択
19:00「ババロワーズ」@HEP HALL ☆アフターイベント
20:00「いいむろなおきマイムカンパニー」@芸創
9日(金)
マチネ2択→ソワレ4択
14:00「ババロワーズ」@HEP HALL(マチネ割引500円引き)
14:00「sunday」@ABCホール(マチネ割引500円引き)19:00「ババロワーズ」@HEP HALL ☆アフターイベント
19:00「sunday」@ABCホール
19:30「kitt」@アイホール
20:00「いいむろなおきマイムカンパニー」@芸創
10日(土)
マチネ4択→ソワレ4択
13:00「sunday」@ABCホール
14:00「kitt」@アイホール
14:00「ババロワーズ」@HEP HALL ☆アフターイベント
15:00「いいむろなおきマイムカンパニー」@芸創
18:00「sunday」@ABCホール
18:30「kitt」@アイホール ☆アフタートークイベント
19:00「いいむろなおきマイムカンパニー」@芸創
19:00「ババロワーズ」@HEP HALL ☆アフターイベント
11日(日)
マチネ3択→ソワレ3択 または sunday1択
ただし、ババロワーズ→sunday、sunday→ババロワーズのみ可能
13:00「ババロワーズ」@HEP HALL ☆アフターイベント
14:00「いいむろなおきマイムカンパニー」@芸創
14:00「kitt」@アイホール
16:00「sunday」@ABCホール
18:00「いいむろなおきマイムカンパニー」@芸創
18:00「kitt」@アイホール
18:30「ババロワーズ」@HEP HALL ☆プレミアム公演
12日(月)
ババロワーズのみ
15:00「ババロワーズ」@HEP HALL ☆アフターイベント
HEP HALL(ババロワーズ)⇔ABCホール(sunday) 約15分
<JR環状線「大阪駅⇔福島」120円>
<阪神「梅田⇔福島」140円>
<市バス55号「大阪駅前⇔浄正橋」200円>
HEP HALL(ババロワーズ)⇔芸創(いいむろなおき) 約30分
<地下鉄谷町線「東梅田⇔千林大宮」230円>
<市バス78号「大阪駅前⇔旭区役所(逆向きなら旭区民センター)」200円>
HEP HALL(ババロワーズ)⇔アイホール(kitt) 約20分
<JR山陽本線⇔福知山線「大阪⇔伊丹」230円>
芸創(いいむろなおき)⇔アイホール(kitt) 約60分
<地下鉄谷町線⇔JR福知山線「千林大宮⇔東梅田・大阪⇔伊丹」460円>
芸創(いいむろなおき)⇔ABCホール(sunday) 約40分
<京阪「森小路⇔中之島」320円>
ABCホール(sunday)⇔アイホール(kitt) 約30分
<JR東西線⇔福知山線「新福島⇔伊丹」230円>
<JR環状線⇔福知山線「福島⇔大阪⇔伊丹」230円>
いいむろなおきマイムカンパニー「DIVISION POINT--分岐点--」@大阪市立芸術創造館
http://mime1166.com/
https://twitter.com/mime1166
kitt第1回公演「梢をタコと読むなよ」@AI・HALL
http://kitt.main.jp/
https://twitter.com/kitt_play3194
sunday play#5「グルリル」@ABCホール
http://sunday-go.jp/gururil/top.html#gotop
https://twitter.com/sunday_GO
ババロワーズ第20回記念公演「妖星アバンチュール」@HEP HALL
http://babarowa.sakura.ne.jp/
https://twitter.com/babarowa_z
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- 2012年11月06日火曜日
■劇団、本谷有希子 『遭難、』本日初日です。昨日の朝、ものすごい量の道具類がホールに運び込まれ、夕刻ようやくセットが完成しました■出来上がった舞台は中学校の職員室です。何やら凝った仕掛けが施されているそうです。先週のスクエアのお芝居も舞台設定は小学校の教室で、賑やかな笑いの果てに心温まる結末が待っていたわけですが・・・本谷有希子さんですからね今週は。ダークで、シリアスで、でもおかしくて、怒っていいのか笑っていいのか混乱してしまう、人間の本質と否応なく向き合わされてしまうような不思議な時間が待っているのではないか、と思います■もっともらしいことを書きましたが実は私、本谷さんの小説を読んだことも舞台を拝見したこともありません。先週たまたまDVDで映画版『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を観て、「なんちゅうお話を作る人なんだ」と驚いたくらいで何にも存じ上げないのです。しかし、それだけでもすごい体験でした・・・■鶴屋南北戯曲賞受賞『遭難、』関西発お目見えです。是非。
11月 2日(金) 19:00
3日(土) 13:00 18:00
4日(日) 13:00 18:00
※当日券は開演1時間前より会場受付にて
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- 2012年11月02日金曜日
■スクエア Vol.31『けーさつ』、本日初日です■2000年に扇町ミュージアムスクエアで初演、2005年にワッハ上方ホールで再演、今回で三演目。まさにスクエアの代表作といえる傑作コメディです。過去に上演場所となった2つの劇場が共に無くなってしまっているところに、演劇関係者にとって大変な関西の現状が象徴されているようですが...うーん、だからABCホールは粛々と頑張るっきゃないわけですね。
■さて、このABCホールは元々TVスタジオとしても使われるオープンな空間なので、古典的な劇場にあるようなプロセニアムアーチ、つまり客席から見て舞台を額縁のように仕切る構造物はありません。実はこのプロセニアムアーチというやつ、古来より演劇のあり方に大きな影響を及ぼしています。つまり・・・■幾人かの人間がある限定された空間で喋ったり動いたりしている。その空間を取り囲む前後左右4枚の壁を想定し、そのうち手前の1枚をこっそり取り払ってそこから登場人物たちの言動をのぞき見る。これこそが、演劇と観客の関係だ、というまあ古典的な考え方があるわけですが、プロセニアムアーチは、視覚的にこの考え方を補強する存在となっています。つまり、取り払われた壁の縁というわけですね■近年、観客の参加や舞台と客席の相互作用などが重要視される流れの中で、この『第四の壁』は、保守的でどちらかといえば古い考え方になりつつあります。しかし我々素人には非常に分かりやすい説明だし、演劇における『リアル』を追究する上で一定の説得力を持ち続けているのも事実です■さて、生半可な知識を何故長々書き連ねてきたかというと、今回の『けーさつ』、ABCホールの舞台に見事な額縁が構築されているからなんです。舞台の設定は小学校の教室です。ここで学校職員と警官たちのめちゃくちゃ面白いあれやこれやが展開するわけです。ホールの間口を一杯に使い、黒板を正面に配したリアルな教室の舞台装置が組まれています。そしてそれを囲むように構築された舞台前面の梁が、見事なプロセニアム効果を生み出しているのです(舞台美術:柴田隆弘)。なんというか、これからここで起こるであろう出来事をのぞき見られる喜びにワクワクしてしまうんですね。さっき客席に行ってみて僕はそう感じました■この感じ、学校の教室という場所の特質とも関係しているのかもしれません。誰もが子供の頃をそこで過ごし、空間の構造は容易にイメージできる(こちらの窓の外は校庭、こちらは廊下、その先に職員室があって...みたいに)。しかし、校内の不祥事を隠蔽しようとする体質がしばしば露見することからも感じられるように、学校という場所、外部の人間にとっては案外密室性が強いと思いませんか?懐かしく、けれどある種不可侵な空気が漂う空間。そこでお巡りさんたちが繰り広げる喜劇。考えてみれば、警察というところも我々には謎に満ちた組織です■そんなわけでスクエア『けーさつ』、のぞき見る楽しみは膨らむばかりなのです(艦長)
スクエア Vol.31 『けーさつ』 作:森澤匡晴 演出:上田一軒 音楽:サキタハジメ
10月 26日(金) 19:00☆ ☆初日割引
27日(土) 14:00 19:00
28日(日) 13:00 17:00
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- 2012年10月26日金曜日
■いやはや世の中いろんなことが起こりすぎて、まとまった文章を書く気にならないですね。個人的に今一番気になるあの揉め事は複雑すぎてこの場に記すべきことではないし、沖縄も大変、復興予算もおかしなことになっている。日本犯罪史上に残りそうな事件も次第にあらわになってきた。だいたい、来年の今頃日本の政治のリーダーシップは誰がとっているんだろう?■・・・藪から棒ですが、井上陽水さんの『傘がない』、そしてTHE YELLOW MONKEYの『JAM』の歌詞が頭の中をぐるぐる巡ったりします。愛する人を想う気持ち、パッションだけが世界を救いうるのかもしれない■芸術家が作品にかける情熱も然りです。最近見たNHKの2本のドキュメンタリー番組。そこに描かれていた、前衛芸術家・草間彌生さんと映画監督・園子温さんの、自らの作品にかけるまっすぐな態度。心打たれました。まとまりなくて、すみません。
さて、劇団銀河さん、明日の初日に向けて熱心に舞台稽古中です。
劇団銀河 『忘れられないクリスマス』
10月 20日(土) 19:00(完売)
21日(日) 12:00 15:00
それにしても、クライマックスシリーズって一体何勝すれば勝ちなんだろう?(艦長)
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- 2012年10月19日金曜日
急に朝晩が涼しくというか寒くなってきました。テレビのニュースもお中元がどうとか、コンビニに行くとクリスマスケーキがどうとか、お弁当業者さんを調べていたらおせち料理が・・・1年があっという間に過ぎそうですが、ここからの3ヶ月は各劇場共に多忙時期ではないでしょうか?芸術の秋?是非みなさまあちゃこちゃ観劇に足を運んでくださいませ。
20(土)・21(日)の2日間はABCホールは劇団銀河さんの公演です。
劇団銀河「忘れられないクリスマス」 !ちょっと早いクリスマス公演!
折込は19日(金)19:00~ 900部
ご希望の方は1種類につき1名要員、ですのでチラシをご用意の上、ホール入り口へお越しくださいませ。(乗組員N)
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- 2012年10月12日金曜日
前述しておりましたが、10月からは本当にABCホール稼動率が更にあがります。
是非とも年内いっぱい、いっぱい公演がございますのでご来場くださいませ。
2013年のスケジュールも埋まっている月が増えてまいりましたので、ご利用をお考えいただいております方はお早めにお問い合わせください。
さて、10月11日~14日に公演がございます
演劇集団 ザ・ブロードキャストショウ VOL.32
「The Last Spirits of Swords」
折込日程が出ました。
10日(水)18:00~1000部
※1種類につき1名要員。
ご希望の方は上記日時にホール入り口へ直接お越しくださいませ。(乗組員N)
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- 2012年10月06日土曜日
■昨夜は久々の、そして勿論ABCホールでは初めてのメッセンジャーの漫才ライブでした■なんとチケットは発売後10分で売り切れていたとか。今朝の『おはよう朝日です』でも映像が紹介されていましたが、熱演でした。全部で漫才を4本演じたのですが、1本目、もちろん例の事件のネタなどで受けてはいるものの、明らかに黒田さん少々緊張していましたね。そこを相方・あいはらさんが丁寧にカバーして徐々にイキが合い、あっという間に「上方お笑い大賞」「上方漫才大賞」連続受賞の名に恥じない爆笑のステージとなったのでした。さすが!共に40代前半、人生のいろいろも体験して漫才コンビとしては最も脂の乗る時期なんじゃないでしょうか■とにかく昨夜は関係者の数がハンパじゃありませんでした。各放送局のプロデューサー・ディレクター、放送作家、吉本興業の幹部・・・。若手のネタブームが一段落した今、ネタも司会もできる中堅のスターとして、メッセンジャーの2人にかける期待の大きさがわかります。頑張ってください!
■さて!
ワタナベエンターテインメントが手がける関西発の若手劇団"Patch"、いよいよ明日旗揚げ公演の初日を迎えます!イケメンたちもみんなマスクで喉を守りながら、仕込みの手伝い頑張っていますよ(艦長)
Patch 『OLIVER BOYS オリバーボーイズ』 作・演出 末満健一
10月 4日(木) 19:00
5日(金) 13:00 19:00
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- 2012年10月03日水曜日
■本日、メッセンジャーのライブはチケット完売。当日券の販売はありません!
12月までの情報がどどっとアップされてますよ。まだ掲載されていないものも含めてざっと書き出しますと・・・(未発表の公演、ファンクラブ限定イベント、試写会、番組収録などを除く)
10/4(木)-5(金) Patch旗揚げ公演!『OLIVER BOYS』
10/8(月・祝) DAIオクラホマSHOW
10/9(火) 大阪ごはん映画祭
10/11(木)-14(日) 演劇集団ザ・ブロードキャストショウ 『The Last Spirits of Swords』
10/17(水) 桂しん吉独演会
10/20(土)-21(日) 劇団銀河 『忘れられないクリスマス』
10/26(金)-28(日) スクエア 『けーさつ』
11/2(金)-4(日) 劇団、本谷有希子 『遭難、』
11/9(金)-11(日) Sunday 『グルリル』
11/17(土)-18(日) カムカムミニキーナ 『ひーるべる』
11/23(金)-25(日) 虚構の劇団 『イントレランスの祭』
12/7(金)-9(日) イキウメ 『The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)』
12/11(火) 水木英昭プロデュース 『SAMURAI挽歌Ⅱ』
12/14(金)-16(日) 劇団赤鬼 『WHITE UNDER PLANET』
12/21(金)-22(土) 松尾スズキ 『生きちゃってどうすんだ』
12/24(月)-27(木) 伊藤えん魔プロデュース 『ロミオとジュリエット』
・・・結構なボリューム感です。観たい観たい!
さて、上記のカンパニーを演劇公演に限って東西に分けてみると、西・7に対して東・6。拮抗しています。東京方面にもようやくABCホールの存在が浸透してきたのかもしれません。ありがたい話です。けど、関西のみんなもがんばろう!
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- 2012年10月02日火曜日
■リリパットアーミーⅡさんが今朝小屋入り、小気味いいテンポで仕込み作業が進んでいます。玉造小劇店配給芝居vol.10『傀儡女~時の男 最終章』は明日が初日です■いつもながら賑々しいキャスティングです。客演に、劇団☆新感線の粟根まことさん、花組芝居の八代進一さん・谷山知宏さん、そしてみやなおこさん、浅野彰一さん・・・などなど東西の人気役者がずらり。無論、コング桑田さん、野田晋市さん、そしてABCホールプロデュース『目頭を押さえた』で高校教師役を好演したうえだひろしさんら劇団員も総出演です。今回の題材はなんと『ニオイ、嗅覚』なんだそうですね。「演劇で、ニオイをどう描くか」・・・さすが、作・演出のわかぎゑふさん(もちろん出演もあり)らしい鋭い視点です■ゲージツの秋もいよいよ深まってきて、関西の各劇場でも魅力的なプログラムが組まれています。『傀儡女』、(木)~(日)で6ステありますので、スケジュール調整の上ぜひ!■僕も今週末、『傀儡女』含め出来れば3本は観たいと思っています(艦長)
玉造小劇店配給芝居vol.10 リリパットアーミーⅡ
『傀儡女』 作・演出 わかぎゑふ
9月 27日(木) 19:00
28日(金) 19:00
29日(土) 15:00 19:00
30日(日) 13:00 17:00
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- 2012年09月26日水曜日
■演劇集団・芝居小舎『裸の街エレジー』、本日初日です■70代から20代まで実に幅広い役者さんたちが揃い、一つの舞台を作り上げておられる。何気ないことのようですが、他の世界ではなかなか得られない体験であるような気がします。スポーツの団体競技で50も歳の離れた選手が一緒にプレーすることはない。"会社"という集団には20歳そこそこの若者と60歳前後の熟年が同居しますが、そこには上下関係や複雑な組織のナニがあって、同じ作業に携わることはまずないでしょう(少なくとも心安らかには)■演劇の場合、無論稽古場や楽屋においては長幼の序というものがどこでもありますが、一度舞台に上がってしまえば外界のしがらみは一切"無"です。年齢経験一切関係なく、一人の俳優同士として演技をぶつけ合うことができる。たとえば町の運動会のように地域ぐるみの演劇活動が活発になれば、社会の潤滑油になるような気もしますね。いやーお芝居っていいもんです■さて!
演劇集団芝居小舎第28回公演『裸の街エレジー』 作:三好一実 演出:芝本正
9月 22日(土・祝) 14:00 18:00
23日(日) 13:00 17:00
※当日券は開演1時間前より発売
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- 2012年09月22日土曜日