インフォメーション
■伊藤えん魔プロデュース『負け犬イレブン』、明日からです■今舞台では作・演出の伊藤えん魔氏の厳しい駄目出し付きの『場当たり』(立ち位置・出ハケのタイミングの確認や、効果音・照明などのキッカケ合わせ)が行われております。
■しかしあれですね、秋か冬にかけてのこのシーズン、劇場がどんどん減りつつあるこの大阪の町でも、さすがにあちこちで多くの演劇公演が行われておりますね。ABCホールでは12月、1月で何と演劇が8つもあります。年末年始の1週間が空くだけで、あと全週末です。どゆこと?■そう云えば私、先週金曜日には昼と夜、観劇のハシゴをしてしまいました。どちらも小さな劇場でね、2つ合わせてもお客様120人くらいじゃなかったかな?ほんと小さな芝居がお好きなお人です■たまたまですがどちらも女性のみの集団で(片方には客演で男優さんも出てましたが)、しかもどちらもバックステージものというか、『劇団の内実』とか『演劇をするということ』みたいなことが描かれた作品でした。お昼に拝見した方は二十歳過ぎのキャピキャピ(死語?)した女の子ユニットの元気はつらつなシチュエーション・コメディ。それに対して夜は、平均年齢でいうとその2倍近い女優陣によるちょっとドキュメンタリータッチのお芝居で・・・ギャグがふんだんにちりばめられてはいるもののへヴィな印象が残る作品でした■何というか考えさせられましたね。大袈裟にいえば、『表現活動を続けようとするときに立ちはだかる【女であること】の難しさ』というものについて。実人生の過酷な試練も、演劇を続けることの困難さも乗り越え、とにかく上演にこぎ着けるパワー。舞台で表現されている中身と垣間見える集団の実情が混然となった、あれはもうメタ演劇ともいうべき作品でありました■現代の日本社会において、個人が家庭や職場を離れた活動を持続しようとすると、それはもう圧倒的に女性の方が障害が多い。でも苦労が多い分、それだけ多くの人の共感を得られる作品を創り得ると思います...きっと。だから頑張ってください女たちよ!■まあ私も道楽でいまだに芝居かじってたりしますが、男ってやっぱ気楽やもんな(艦長)
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- 2009年12月02日水曜日
■紅白歌合戦の出場メンバーが発表されました。今回も、皆様の期待に応えられず残念です。ご声援ありがとうございました。昨日からの疲労と睡眠不足で、意識がちょっとコンダクターはガマガエルです。
■大阪ヨーロッパ映画祭は昨日で終了。今朝は、京都を拠点に大活躍中の劇団、ヨーロッパ企画のメンバーが次回公演『曲がれ!スプーン』のPRに来社しました。
■先週土曜日から公開されている映画版『曲がれ!スプーン』でも主要キャストをつとめている、諏訪雅(右)、中川晴樹(左)のお二人です。とりあえず、12月3日深夜のABCテレビ『スタンダップ!』、12月7日のABCラジオ『イベント倶楽部』に登場です、是非チェックしてください■『曲がれ!スプーン』は、同じく映画化された『サマータイムマシン・ブルース』と並んで、ヨロキカの代表作ですね。舞台は、クリスマス・イブ、町のエスパーたちがひそかに集会を開く喫茶店。そこに、ある事情を抱えたテレビ局のAD(映画版ではこの役が長澤まさみさん)がやってきて・・・という、ハートウォーミングな"サイキック・コメディ"です。面白いよー。
■取材終了後、ABCの前の洋食屋さんで早めのランチを食べながら、エスパー談義で盛り上がりました。お、なんだか普通のブログみたいだな■ここで一人時間差的豆知識。今から40年前、1969年の紅白歌合戦で、デューク・エイセスが『筑波山麓合唱団』(作詞:永六輔、作曲:いずみたく)を歌ったそうです。ちなみに、題名に『男性』は入りません(艦長)
ヨーロッパ企画第28回公演 『曲がれ!スプーン』
大阪公演@ABCホール 2010年 2月26日(金) 19:00
27日(土) 13:00 18:00
28日(日) 14:00
3月 1日(月) 19:00
(3/2休演)
3日(水) 19:00
4日(木) 14:00
5日(金) 19:00
6日(土) 13:00 18:00
7日(日) 14:00
一般発売は 12月12日(土)~、
詳細はまもなく当HPにもアップします!
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- 2009年11月24日火曜日
■タニマチ金魚第3回公演『三日月に揺られて笑う』の主要メンバーと、新聞・雑誌の記者さんとの懇談会が先ほどホールの一角で行われました(写真 左から、中道裕子さん、作・演出の土田英生さん、楠見薫さん、牧野エミさん)。
■「仲の良かった三姉妹がある事件をきっかけにそれぞれの鬱積を噴出させる・・・可笑しくてちょっぴり切ない珠玉のコメディ(プレスリリースより)」です■ 『狭い関西演劇界なのに最近なんか芸術系のグループとエンターテインメント系のグループに分かれている気がして、ひょっとしたら自分ならその橋渡しを出来るんじゃないかと・・・』と土田さんおっしゃってましたが、ナルホドそんな意味でも楽しみな舞台ですよ■昔から何かとお付き合いのある女優陣ながら、ガッツリ作・演出を手がけるのは初めてのこととか。お互い『相手にとって不足はない!』って感じでしょうか■東京公演は大阪のあと下北沢のザ・スズナリにて。スズナリって小劇場演劇の世界では聖地みたいな場所なんで、チラシにABCホールとザ・スズナリが並んで載ってるだけで、ちょっとうれしくなるミーハーな私でした(艦長)
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- 2009年11月16日月曜日
■今日から11月。なんでこんな早いの、時間が経つのは・・・ていうか、もう少し気の利いたこと云えないかと思いますが、ホントこればっかりはホントなんだから仕方がない■人間、年齢を重ねるとどうして時間の経過を早く感じるのか・・・これについてはいろんなことが語られています■①よくある俗説のひとつが、『年とると刺激が減るから』説。幼い頃・若い頃は見るもの聞くもの体験すること全てが刺激に満ちていて、それらの記憶がいっぱい脳内にメモリーされ、濃密な時間として記憶されるけれど、大人になると、大概のことは経験済みで日々の生活に刺激がなくなるから、記憶もあっさりしていて短く感じてしまう、っていう・・・。しかし、かなりいい年である我が身に照らして考えると、私今から2年半前、『フォッフォッフォッ・・・きみ新しくできるホールを担当したまえ、さあ行くのじゃ!』『ヒューッ!(了解)』と命じられ、以来不慣れで刺激に満ちた時間を過ごさせていただいているわけですが、やっぱり早いよ~!時間経つの。もっと短いスパンで考えても、つまらない芝居を観ている時ってほんと時間の経つのが遅く感じられますよね。【つまらない】≒【刺激的じゃない】だと思うので、その点でもこの説には同意できないかな。ねえ、観劇中暗闇の中で腕時計を何度もチラ見して、『止まってるん違う!?』と愕然とした覚えはきっと誰にもあると思うんですけど(笑)■②次に、『それまで過ごしてきた人生の中で【1年】という時間が占める割合がどんどん小さくなるから』説。7歳にとっての1年は人生の1/7だけど、50歳にとっての1年は人生の1/50に過ぎないから短く感じる、っていう・・・。これはかなり納得かな■③あと、非常に科学的に思えるのが、ベストセラー『ゾウの時間ネズミの時間』の理論を、ゾウを大人に、ネズミを子供に当てはめる考え方。動物は一般に体が大きくなるにつれ心臓の鼓動がゆっくりになります。一生に打つ心臓の鼓動はゾウもネズミも15億回と等しい。つまり、大きくなると時間あたりのエネルギー消費・活動量は少なくなり、生物学的な時間の流れはゆっくりになる。逆に外界の動きを速く感じるわけです。なんかちょっとややこしいですが、映像の撮影と再生の関係にたとえると分かりやすい。高速度撮影したフィルムを普通に再生すればスローモーションになり、低速度撮影したフィルムを普通に再生するとチョコマカ速い動きになる。前者のように世界を見ているのがネズミ(子供)、後者がゾウ(大人)というわけです。なるほど・・・
■なんだかなー。何を書いているのか。いやね、2008年5月2日にわがABCホールが開館して、明日で1年半ってことが云いたかっただけなんです。1.5th anniversary??いや、そんな云い方はないなきっと■ホールでは今、桂雀松さんの独演会の真っ最中。ちょっとお天気が悪くなってきましたが、大入りのようで、よかったよかった。明日は、代官山のカリスマ・ヘアデザイナーさんのイベントがありまして、こちらはちょっと業界向けのイベントなので当HPではご紹介してませんでしたが、これもSOLD OUT。 その後『新婚さん』があって、試写会があって、今週の土・日は見目麗しき女子たちがガンガン踊りまくる、jade版『人生ゲーム』です。 次の週は、月曜に桂雀々さんの独演会があって、後半から大阪ヨーロッパ映画祭 、そして、その翌週は丑の会『ミ・ラ・イ...』。12年に一度、丑年にだけ公演するという、丑年の人だけで構成された集団によるお芝居です■あ・・・これイベント情報のってないわ。今しばしお待ちください・・・ふう(艦長)
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- 2009年11月01日日曜日
■劇団民藝の一行が今朝小屋入り。いわゆる『乗り打ち』というやつで、劇場に乗り込んでその日のうちに芝居を打ちます。ただいま14:30、開演まであとたった4時間半ですが、ちょっと前に大道具の建て込みが終わり、現在照明の位置合わせの真っ最中ってところです■ABCホールに毎週のようにやってこられる若手演劇グループは、普通仕込みに丸1日使います。つまり、木曜日に劇場入りして、その日のうちに舞台照明音響のセッティングをし、舞台稽古をし、翌・金曜の昼間に最終の通し稽古をして、金曜夜から土・日にかけて公演本番・・・というのが最も多いパターン。それを見慣れている僕は『間に合うんかなー』とちょっとドキドキなんですが、劇団の皆さんは落ち着いたものです■全国各地をめぐり、小屋に着いたら老いも若きも劇団員総出で汗を流して舞台を作り、お芝居を上演して地元のファンと交流をしてまたサっと次の土地へ旅立つ。何かカッコいい。今回の一座にはほんとに老若男女の皆さんがいらっしゃるんですが、いわゆる小劇場演劇のグループとは一味違った老舗劇団ならではの雰囲気を醸し出しておられます■主演・大滝秀治さんもまもなく劇場入り!明日14時はもう満席ですが、今夜19時の回は少し当日券も出ます。これを観たあなた、間に合うなら是非ABCホールへ!(艦長)
作:別役実 演出:山下悟
出演:大滝秀治 ほか
10月28日(水) 19:00 当日券 5,500円
10月29日(木) 14:00 (売切れ)
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- 2009年10月28日水曜日
■ただ今ホールでは、あさの@しょーいち堂が明日の初日に向けて準備の真っ最中です■先日のギンギラ太陽'sさんは早替り・早かぶりがめっちゃくちゃあって楽屋は修羅場だったのですが、あさのさんとこはとにかく人数が多い!あさの座長はじめ、ABCホール常連の美津乃あわさん、橋田雄一郎さん他ベテランさんも多数出演されますが、その他に若いエキストラ陣がどかーんと多数!!とてもとても賑やかです■明日15日(木)から18日(日)まで5ステ。ドガチャカ賑やかで毒々しくてアホらしい舞台を見せてくれることでしょう。乞うご期待!!
あさの@しょーいち堂presents
10月15日(木) 19:00
16日(金) 19:00
17日(土) 14:00 19:00
18日(日) 14:00
■さて私、先日ちょっと両替をする必要が出来まして、会社の近所の銀行に行ったのです。サラリーマンというやつは、街角のATMでお金をおろすくらいしか日常生活において銀行さんとお付き合いがないもんで、近頃は滅多に銀行店舗に行きません■で、両替ってどうすんのかなー?申込書とか書かなきゃならないのかなー?と思って店内をきょろきょろ見回すと、なんだ、置いてあるじゃないですか、両替機が。手数料200円を投入すれば、万札を好きな組み合わせで細かく出来ます■これは簡単!と思って1万円札を何枚か投入し、希望する小額紙幣の枚数を入力し、100円硬貨がないので500玉を入れようと思ったら・・・!投入口のそばに【100円硬貨のみ】の表示が。わわわ!艦長プチ・パニックです。横にいた警備の方に聞いたら、「窓口で両替してください」とのこと。とほほ・・・まあ自分の不注意なんですけどぉ■結局、一旦機械をキャンセルし、カウンターで500円玉1枚を100円玉5枚に替えてもらうための申込書を書いて、番号札を取って、順番が来て、窓口の方が差し出すイボイボのついたトレイから待望の100円玉を受け取って・・・再び両替機に戻ったら、近所の商店主らしいオッチャンが使用中で・・・■教訓:『札を替えんと欲すれば先ず玉を替えよ』。ああ、人間はこうして成長していくのですね(艦長)
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- 2009年10月14日水曜日
昨日大好評のうちに無事終了した福岡の劇団・ギンギラ太陽'sの『翼をくださいっ!さらばYS-11』。開演15分前から場内で強制写真撮影会が開かれます。僕が勝手にお客様の顔を写すのもなんなのでこんな写真ですが、客席では、西鉄バス軍団とお客様のツーショット、グループショットがバシバシ撮られまくってます。是非、早目に来場してくださーい。
本日2ステージでおしまいです!
10月10日 (土) 13:00 (開場12:30)
17:00 (開場16:30)
開演2時間前まで電話予約受付中!
06-6451-6573
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- 2009年10月10日土曜日
『翼をくださいっ!さらばYS-11』、本日いよいよ初日です。
朝9時、約60体のかぶりモノたちが劇場入りして参りました。役者さんは全部で10人ちょっとなので、つまり一人でいくつもの役を早替りでこなすわけです。ただの着替えでなくかぶり替え?もあるので舞台裏はどんな騒ぎになるのでしょう!?そんなところも後日リポート出来ればと思います。
ギンギラ太陽's
『翼をくださいっ!さらばYS-11』
10月9日(金) 19:00
10日(土) 13:00 17:00
ただいま当日券の電話予約を受付しております!
06-6451-6573
お早めに!
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- 2009年10月09日金曜日
■いよいよ!あす、あさってに迫りました、ギンギラ太陽's『翼をくださいっ!さらばYS-11』、前売りチケット購入のチャンスを逃してしまった方に朗報です!ABCホールで、公演直前まで電話予約をお受けいたします。
06-6451-6573 (深夜は御免)
公演日時をおさらいしておきますと・・・
ギンギラ太陽's『翼をくださいっ!さらばYS-11』
あす 10月 9日(金) 19:00
あさって 10月10日(土) 13:00 17:00 (全席指定 5000円)
台風一過の(たぶん)秋晴れの下、ギンギラ太陽'sの爽やかで、底抜けに楽しくて、そして最後に感動してしまうかぶりモノ演劇を観に、是非是非ABCホールまで!!
いやほんともう観ないと絶対ソンです。
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- 2009年10月08日木曜日
■2、3日前会社のエレベーターの中で、上田剛彦アナウンサーと一緒になりまして、『今週よろしくお願いしまーす』って挨拶されて、ハテ何かアナウンスの仕事頼んでたっけ?と当惑したのですが、『あの、ホールでお世話に・・・』と云われて納得。というか思い出しました■実は明日から始まるレトルト内閣という劇団のお芝居、『哀願ソワレ』に、上田アナが出演するのです。
■まあ商売柄ある意味当然というか、当社のアナウンサーの中にも芸事好きの人は多くて・・・■三代澤アナは本職の噺家さんと一緒に落語会の舞台に出たりもしてますし、遠い昔には落語好きが高じて桂枝雀師(「小米」の時代)に入門しプロの落語家になって会社を辞めてしまった大先輩もいます(桂音也さん。故人)■最近では三代澤アナが中之島演劇祭2006でリリパットアーミーⅡの舞台に幇間役で出演、2008では、道上アナがパロディフライの舞台に刑事役で出演し六甲おろしを熱唱、リリパⅡの作品では保坂アナ・上田アナが日替わりで結婚披露宴の司会者役を務めました。記憶に新しい今年のGWの中之島春の文化祭では、柴田・武田・喜多・高橋の4人のアナウンサーが創作朗読劇を引っさげて参加してくれました■彼らの職場であるテレビ・ラジオのスタジオからABCホール舞台袖までは走れば2分で来れますし、お客様に喜んでいただくためにも有難いことなのですが・・・今回の上田アナの出演は、『ゲスト的にチラっと』みたいな関わり方じゃなくて相当ガッツリ芝居に入り込んでいるそうです■現在仕込みの真っ最中でお芝居の中味はまだ見えないのですがさて・・・某有名劇団の養成所出身である保坂アナと並んで上田アナの演劇好きは半端じゃありません。果たしてどんな演技を見せてくれるのでしょうか!?楽しみ、楽しみ(艦長)
10月 2日(金) 19:30
3日(土) 19:00
4日(日) 13:00 16:00
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- 2009年10月01日木曜日