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新年のご挨拶以来ご無沙汰してしまいました。
今年に入って、吉田鋼太郎シェイクスピア「アテネのタイモン」、大竹しのぶ・北村一輝出演の「欲望という名の電車」、長塚圭史作・演出、コンドルズ近藤良平振付の「かがみのかなたはたなかのなかに」、関西では「転球劇場同窓会 ひとりぼっちの夜」、レトルト内閣「エピメテウスの眼鏡」、初春文楽公演、映画ではヴェンダースの新作、カウリスマキの新作、「アタラント号」、「周遊する蒸気船」、「獣人」と、結構なペースで劇場に足を運んでいます。
さて、ABCホールでは、今週金曜日初日の虚構の劇団「もうひとつの地球の歩き方」のスタッフが本日小屋入りされました。
虚構の劇団は、鴻上尚史さんが2008年に旗揚げした若手劇団で、今作は第13回公演。最近やたらと話題のÅI(人工知能)がテーマで、急増する外国人観光客対策の目玉として、島原の乱の総大将、天草四郎をÅIで蘇らせるという、常に現代を描き続けて来た鴻上さんらしい作品。東京公演は1月19日から28日まで、座・高円寺1で上演されたのですが、「面白かった!」というクチコミが続々とネットに上がっています。鴻上尚史作・劇団鹿殺しの菜月チョビ演出「パレード旅団」も最高に面白かったので、今回の虚構の劇団の新作も楽しみです。(艦長)
虚構の劇団
「もうひとつの地球の歩き方」
会場:ABCホール
2月2日(金) 19時
3日(土) 14時/19時
4日(日) 13時
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- 2018年01月31日水曜日
今年最後の演劇公演OFFICE SHIKA REBORN「パレード旅団」が24日に終演し、
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- 2017年12月28日木曜日
12月に入って、ABCホールでは珍しく2週連続で演劇公演がなかったのですが、その隙に、松雪泰子さん主演の「この熱き私の激情」、山村前館長出演・満員劇場御礼座の「事情があります」、串田和美演出「24番地の桜の園」、タクフェス「ひみつ」、ナイロン100℃「ちょっと、まってください」を立て続けに観て来ました。どれも意欲作で堪能しました。東京セレソンDX時代を含めて大阪進出10年のタクフェスはドラマシティ7回完売の大盛況で4年ぶりの新作を披露。ナイロンは登場人物がほぼ全員天然ボケで、会話の噛み合わなさが最高でした。
さて、ABCホールは今週金曜初日のN-Trance Fish「その翼、制御不能。」に向けてスタッフが本日小屋入りされました。固定メンバーを持たず、作品ごとにダンサー、パフォーマー、技術スタッフを集めて今年で20回目の本公演。今回は劇団四季でも大活躍した中国出身のダンサー、蔡暁強さんや、MousePiece-ree、劇団赤鬼のメンバーらも加わって、どんなステージを見せてくれるか楽しみです。
「その翼、制御不能。」
会場:ABCホール
12月15日(金)19時半
16日(土)15時/19時
17日(日)15時
18日(月)15時
今年のABCホールもN-Trance Fishと来週木曜日からのOFFICE SHIKA REBORN「パレード旅団」で舞台公演は打ち止め。「パレード旅団」は、「名作は、死なない」というキャッチコピーのもと、過去の名作を掘り起こす「REBORN」シリーズの第1弾で、劇団鹿殺し座長・演出家の菜月チョビさんが鴻上尚史の戯曲を演出。こちらも必見です。年の瀬もABCホールでお待ちしています!(艦長)
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- 2017年12月13日水曜日
いよいよあさって木曜日(祝日の23日)初日の「散歩する侵略者」に向けて、イキウメのスタッフが本日小屋入りされました、
今年9月に封切られた黒沢清監督の映画版「散歩する侵略者」は、松田龍平・長谷川博己・長澤まさみらが素晴らしい演技を見せ、映画ならではの表現を駆使して黒沢監督らしい見応えのある作品に仕上がっていました。その記憶が新しいこの時期に元祖イキウメの舞台を観れるのは、映画を観た人には(私もですが)2倍の楽しみになりますね。今、ホール事務所のモニターには舞台の設営が着々と進んで行く様子が映っていて、どんなセットになるのか、その中でイキウメの俳優陣がどんな動きと演技を見せてくれるのか、今からワクワクします。
先日西宮で上演された寺十吾演出版の「関数ドミノ」は、瀬戸康史, 柄本時生, 勝村政信らの熱演もあり、大変面白い舞台でした。特に瀬戸君は元々イキウメの大ファンでもあるらしく、昨年は「遠野物語・奇ッ怪
其ノ参」で前川知大演出も経験していて、「関数ドミノ」ではネガティブな主人公を生き生きと熱演していました。彼を見ていると、同じようにイキウメのファンで、イキウメの舞台を「あの役やりたいなあ」と思いながら観ている役者さんがたくさんいるんだろうなあと思います(劇団Patchの中山君も今回「関数ドミノ」を観たらしく、「あんなん出たいんですよお」と言っていた)。
今回は木曜から日曜まで。木曜19時が追加になり、全部で6公演です。前売は完売していますが、当日引換券情報をABCホールのツイッターに上げているので、そちらもご覧ください。(艦長)
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- 2017年11月21日火曜日
先週末は、金曜日にABCホールで劇団SE・TSU・NA「座敷おやじ」、土曜日はHEPホールで川下大洋作・演出のKING&HEAVY「バグリン・ファイブ」。夜はインディペンデントシアター2ndで劇団Patch「JOURNEY~浪花忍法帖~」、日曜日はアイホールで人形劇団クラルテ「ハムレット」と、観劇三昧でした。
「座敷おやじ」はドラマから生まれた家族再生劇でSE・TSU・NAの新境地。ドラマ主演の升毅さんとのアフタートークも楽しかったです。「バグリン・ファイブ」は、宇宙船を舞台にしたまさかの親子再生劇。爽やかなKING&HEAVYの2人に、ROB CARLTON村角兄弟らのスパイスの効いた客演陣が絶妙に絡んでました。Patchは「おはよう朝日土曜日です」以来の付き合いの松井勇歩君が主役で頑張ってました。葉◯瀬太郎役(?)の藤戸佑飛君で厚みが出てましたね。東京公演頑張れ!クラルテは、登場人物がほとんど死んでしまう「ハムレット」で、文楽と同じように、死んだら人形遣いが人形から離れるのですが、その時の死んだ感がすごい。演劇では役者が死んだふりをしているのですが、人形は本当に死んでますからね。劇中劇のシーンも劇中人形劇で楽しかった。今月13日から近鉄アート館で大阪公演もあるので観てやってください(実は叔母がここの人形遣いなんです)。
さて、ABCホールの方は今週末の上演を前に、「のぶなが」のスタッフが本日小屋入りされました。
この「のぶなが」は、2013年に初上演された劇団そとばこまちの人気舞台で、去年の11月、そとばこまちが初めて吉本興業とコラボを組んでこの「のぶなが」を再演。元NMB48で吉本新喜劇の福本愛菜、お笑いコンビ「ミサイルマン」の岩部彰が出演して話題になりました。死ぬ間際の織田信長から天下統一の夢を託された正室・濃姫と、その女中・お夏らが奮闘する、殺陣あり、笑いあり、ダンスありのエンターテインメント時代劇です。
今回は大阪文化芸術フェス2017版の「のぶなが」。大阪文化芸術フェスというのは、今月一杯、府内各地で繰り広げられる文化芸術の祭典で、今年が初開催。歌舞伎・文楽・相撲から演劇・アニメ・音楽まで様々なジャンルの催しが行われています(プログラム→http://ocaf.jp/images/calendar/ocaf_calendar.pdf)。
今回の「のぶなが」は、福本・岩部が引き続き出演している他、関西演劇界の錚々たるメンバーが客演で参加しています。ミサイルマンの岩部君とも「おは土」で一緒に仕事をしていたので、彼の武将キャラのギャグは飽きるほど(失礼!)見てきたのですが、ギャグは大体1分以内なので我慢もできました(失礼!)。今回はもちろん1分を超える上に、武将も武将の織田信長役。どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。いやほんとに(艦長)。
劇団そとばこまち
「のぶなが」
会場:ABCホール
7日(土)14時/18時
8日(日)13時/17時
HP→http://sotobakomachi.com/stage/2017/09/1991
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- 2017年10月05日木曜日
先週火曜日に、初めての単独ライブ「ギャグ100連発」で、100連発を見事にやり切ったはよかったが、力が入り過ぎてステージ上で怪我をしたTAGAWA NORICOの左手は大丈夫だろうか?とちょっと気になる今日この頃です。
さて、今週金曜から日曜まで上演の「座敷おやじ」に向けて、劇団SE・TSU・NAさんが本日小屋入りされました。ABC創立65周年記念の特別番組「第1回劇的!ABCドラマグランプリ!!」で募集した脚本の中から、優秀作3作品がドラマ化され、昨年11月3日に放送されたのですが、その3本の中で、審査員と視聴者の投票で最優秀賞に選ばれたのが、この「座敷おやじ」です。
「母を失った家族。22歳の長男は、なかなか母を見舞いに行かなかった父を責めています。ギクシャクした父と息子、そしてしっかり者の妹の3人が母の実家の古民家を訪ねるところから物語は始まります。この家には、元々座敷童子がいました。しかし、ある事情で、すっかり大人(=座敷おやじ)になってしまっていたのです...。」という、座敷おやじと家族の再生を描いたドラマでした。
最優秀作品には、300万円の賞金の他に、ホール料無料でABCホールで舞台を上演する権利が与えられました。番組で放送されたドラマの脚本は更に舞台用に書き直され、いよいよ今週末の上演です。
ドラマでは升毅さんや笹野高史さんらが出演していましたが、今回の舞台は全く新しいキャスティング。そもそもドラマは20分という短いものだったので、脚本をどうふくらまして舞台版に仕上がっているのか、楽しみです。初日の終演後には、ドラマ版に出演した升毅さんをゲストに迎えてのトークショーも予定されています。是非ABCホールにお越しください!(艦長)
劇団SE・TSU・NA
「座敷おやじ」
会場:ABCホール
29日(金) 19時
30日(土) 15時
1日(日) 14時
公式HP→http://e-setsuna.com/zashikioyaji/
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- 2017年09月27日水曜日
昨年11月、ABC創立65周年記念スペシャル番組 第1回劇的!ABCドラマグランプリ!! にてドラマ化され、審査員と視聴者の投票により最優秀賞を受賞した家族再生の物語「座敷おやじ」の舞台版。
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- 2017年09月22日金曜日
6月は公演がとても多いですね!
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- 2017年06月16日金曜日
劇団イキウメさんが「天の敵」初日を明日に控えて、本日小屋入りされました。
イキウメと言えば、先日閉幕したカンヌ映画祭で、黒沢清監督が「ある視点部門」に出品した「散歩する侵略者」は、惜しくも受賞を逃しましたが、原作はイキウメの人気舞台。映画は9月9日公開で、舞台も10月から上演されることになっていて、ABCホールにも11月にやって来ます。こちらも待ち遠しいのですが、何とその前に明日から別の作品がもう1本上演されるこの贅沢!
明日スタートの「天の敵」は、完全食を求めて生き延びた男をめぐる物語で、2010年初演の短篇「人生という、死に至る病に効果あり」を長編化した作品とのこと。ある食餌療法を提唱する菜食の人気料理家を取材するジャーナリストが、驚くべき事実にたどり着くお話。「おはよう朝日です」で長年健康コーナーを担当し、「健康オタク」を自認する小生にとっては、聞き捨てならないテーマ。また、その舞台のタイトルがなぜ「天の敵」になるのか、めくるめく前川知大ワールドが今から楽しみです。明日金曜~日曜3日間の4公演のみで、前売券は残念ながら完売していて、当日券も若干枚数しか出ないようですが、当日券情報については、公演当日、ABCホールのツイッターでご確認下さい。(艦長)
イキウメ
「天の敵」
会場:ABCホール
9日(金)19時
10日(土)13時/18時
11日(日)13時
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- 2017年06月02日金曜日
【撮影→上映の流れ】
開演すぐに後藤ひろひと監督が登場。
その場で、お客様を出演シーンごとにグループわけをいたします。
その後すぐに演技指導→撮影開始。
★編集タイム★
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◆作品完成
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完成した作品をみなさんで鑑賞します。
スクリーンにはよしもとオールスター、アイドルの皆さんにまじってお客様の姿が映し出されます。(以上公式HPより転載)
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- 2017年05月31日水曜日