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■ABCホールプロデュース公演第5弾『だーてぃーびー~汚れたテレビ~』、いよいよ初日まであと2日となりました■今日はいわゆる「小屋入り」の日です。まあ、空いている日はホールで稽古していたので「入り」という感覚は薄いですがそれでもやはり身の引き締まる思いがします。いま舞台の上には、大阪のテレビ局・DTVの人気ワイドショー『土橋雄太の夕方ゆうたったー』のセットが建て込まれています。まるでテレビ局みたい。ていうか、テレビ局やんここ■そうなんです!そこが今回の企画の面白いところ。そして艦長がちょっとヒヤヒヤしているところ(笑)。ともかく、どうやら明後日から5日間限定で放送(?)される『夕方ゆうたったー』、放送中にどえらいことが起こるらしいですよ!テレビと正しく付き合うためにもぜひ観てほしい『だーてぃーびー』、残席わずかです■チケット情報は下記!(艦長)
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- 2016年08月16日火曜日
■夏を制する者は・・・なんて昔云いましたよね、今でも云うのかな?周りに受験生やその関係者がいなくてさっぱり分からない。そもそも受験とか大学とかって今でもあるの?そういえば現在私立大学に入学する人の過半数はいわゆる「入試」以外の方法で入るんだって読んだことあるなあ。40度に達する勢いの猛暑ではないけど、今年の夏はひと際こたえます。認めたくないけど年のせいかなあ・・・。なんて、よしなしごとならいくらでも書き連ねてしまいますがそんな場合ではない!この夏を制するのに、絶対必要なのはこれを観ること。
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- 2016年08月05日金曜日
■ABCホールプロデュース公演第5弾『だーてぃーびー 汚れたテレビ』(8/18-22)、昨日キャスト、スタッフ全員の顔合せ・本読みがありました。初日までひと月余り、いよいよ本格始動です■自他共に認める非常なサッカーファンであり、つい先日まで行われていた欧州選手権の間はフランス時間で生活していたと伝えられる大王・後藤ひろひと氏が、ちゃんと台本を書いてくるのか!?・・・直前まで実は私たちヤキモキしていたのですが、無事、顔合せの定刻にはキャストの前にコピーが並び、それを読み始めるともう・・・!大王5年ぶりの新作は、大変な作品になるに違いないと確信したのでした■川下大洋、楠見薫、久保田浩という大王ファミリーともいえる面々は初見の本読みで台詞の意図を100%汲み取って既に爆笑を誘い、小塚舞子ちゃんほかフレッシュなメンバーも、大王の明快な説明ですぐさま勘所をつかみ・・・何より、黒田有さんさすがです。最初から、この作品の舞台となるテレビ番組『夕方ゆうたったー』の司会者・土橋雄太以外の何者でもない感じ。 というわけで、一安心すると同時に、期待は大きく膨らむのでした。 ■この本読みの様子は、7月21日(木)深夜、ABCテレビ『スタンダップ!』でちょこっと放映されます。是非ご覧ください■そして終了後はご覧の通り、ワイワイ楽しく・・・。みんなで良い作品を作りますので、チケットまだの方はお早目にお求めください!(艦長)
(写真)画面手前左から時計回りに、橋田雄一郎、竹下健人、小塚舞子、近藤貴嗣、満腹満、久保田浩、楠見薫、黒田有、後藤ひろひと、川下大洋
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- 2016年07月14日木曜日
うわの空・藤志郎一座『ただいま!』、本日17時開演です。
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- 2016年07月10日日曜日
■さあー、来週はいよいよ『だーてぃーびー』稽古スタートだ!胸が高まるぞっ!・・・その前に、ABCホールであさって日曜、こっそりと1回きりの演劇公演があります。
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- 2016年07月08日金曜日
■wonder works&TEAM O.H.S 『キダリダ』、今日初日です!東京のカンパニーの旅公演ですが、中身は完全に大阪の芝居。逆輸入といった感じです。ABCホールでは2011年に一度上演されていて今回が2度目。前に鑑賞した時、かなりの衝撃を受けた記憶があります■朝鮮半島と日本の狭間で過酷な運命に翻弄されてきた男が、生まれ育った大阪の下町に帰って来た。彼はここに辿り着くまでに、ある大きな過ちを犯していた。幼馴染やその家族は、懐かしい彼を温かく迎え入れようとするのですが・・・■在日コリアンの俳優、白国さんの体験が反映された、とても重い話です。しかし、同時にひたすら明るいお話でもあります。酒が入った親友同士の大阪弁のバカ話、これひょっとしたら人類最強のコミュニケーションかもしれないと思わせるほど強烈です。この瞬間には、国境も国籍も関係ないのに・・・、と素直に感じてしまうのです■折しも今日、EUからイギリスが離脱することが決まりました。一つになろうとしてきた欧州に、新たに大きな国境が引き直されることになります。双方言い分はあるのでしょうが、このお芝居の中で高らかに語られる『みんな地球人!』という状況からは、また遠ざかることになりました(艦長)
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- 2016年06月24日金曜日
■イキウメ『太陽』、あす初日です■2011年に初演され、読売演劇大賞・大賞ほか多くの賞を受賞した、劇団の、そして代表で作・演出の前川知大さんの代表作です。2014年には『太陽2068』というタイトルでリライトされ、先ごろ他界された蜷川幸雄さんが演出されています。さらに、神木隆之介・門脇麦という若手実力派俳優のW主演による映画版『太陽』(監督:入江悠)が、現在まさに公開中です。と、いうわけで、文句なしの話題作。僕は初演版を当ホールで、映画版を試写で拝見しました。蜷川版はTV放映された際に録画したきりまだ・・・という状態です■余談ですが、僕はテレビで舞台中継の番組があると見境なく録画してため込む、という趣味というか本能がありまして、Betamaxに始まり、VHS、DVD、BDと三十数年以上にわたり録り続けてきた結果、その数が現在5~600。ちょっとしたコレクションです。田舎の日本家屋で梅コブ茶など飲みながら、大型モニターで毎日1本古い芝居のビデオを観る、というのが理想の最晩年なんですけど、どうなりますか■余談ついでにさっき使った舞台『中継』という言葉ですが、本来、劇場・スタジアム・事件現場など、放送局の外からリアルタイムで映像を放送局に伝送し、局が『中継ぎ』となって各家庭の受像機に届ける、という意味。だから、もともと生放送の際に使う用語です。演芸はともかく、芝居の生中継なんて今は滅多にありませんが、昔の資料を見ると、テレビ草創期においては、漫才、落語、講談、浪曲、軽演劇はもとより、新劇、歌舞伎、オペラ、能狂言でさえゴールデンアワーに生放送していたそうです■そもそも『テレ・ビジョン』とは、『遠い』+『視覚・光景』ってことで、直接目にすることはできない遥か遠方の映像を、家に居ながら目の当たりにできるというのが真骨頂です。まあ、テレビ局の開局初期はとりあえず無事に電波を送りだすのに手一杯で、自分たちで番組を全部作って番組表を埋める余裕がなかったから、いろんな『中継モノ』が多かったのかもしれません。しかし、簡単には劇場に行くことができない多くの人々のためにも、もっと演劇の番組が増えればいいのにな、と思います■ようやく本題ですが、今回の『太陽』、前述の通り、僕などが今更何も云うことのないほど、すでに各所で高い評価を得ている作品です ■・・・近未来の日本。数十年前のバイオテロで恐ろしいウイルスが地球全土に拡散し、大多数の人間が死滅。わずかに生き延びた人類は、二つの種族に分かれてしまっていた。感染を免れた旧い人類と、感染した後にそれを克服する力を獲得した新しい人類。いつまでも若く強い肉体と知力を持つ、彼らの弱点はただひとつ、太陽の光を浴びると死に至る、という点。夜に生きる彼らは自らを「ノクス」と呼び、旧人類を限られた地域に隔離し、社会を支配していた。そんな暗い未来で繰り広げられる、夜と昼の間の物語■映画版は相当にダークで凄絶な描写もある作品(しかし傑作!)でしたが、イキウメの2016年アップデート版はさて?前川さんの書く台詞にいつも漂う独特のユーモアが、このディストピアSF的世界にも潤いと温もりを与えているはずです■自分ならどちらを選ぶだろう?どう生きるべきだろう?現実世界の諸問題を映す暗喩に満ちた『太陽』、すでに売り切れの回もあるようですが必見です!(艦長)
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- 2016年06月02日木曜日
■恒例、『かたりと落語とハーモニカ』、本番中です■山田雅人・桂む雀・三代澤康司・・・同い年で仲良しの三人が50歳になったのを記念に、還暦まで続けようと始めたこのライブ、当ホールでははや5回目。今日は桂む雀さん55歳の誕生日です。おめでとうございます!■来年もこの日に開催して、11年前脳溢血に倒れて以来懸命のリハビリを続けているむ雀さんを応援しよう、その努力する姿をお客様にも見ていただこう、とさっき決定しました。でも、僕は彼らより少々年長さんで一足早く還暦を迎えてしまったため、残念ながら来年の今日はここにいないんだなあ。ちょっとだけ淋しいです■それはそうと、6月から当ホールのホームページがお色直しして少々スリムになります。公演の情報などについては本ブログで積極的に補足していきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します(艦長)
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- 2016年05月31日火曜日
■ビーフケーキ近藤企画『L岡診療所』、今日初日です■ビーフケーキはよしもと所属のお笑いコンビ。NSC27期卒業生で、コントを専門にやっています。関西にはかなりの数の若手お笑い賞レースがありますが、ビーフケーキは「いつでもいいとこまで行くんだけど、一等賞に届かない」存在です。今までに2回、ABCホールで単独ライブを開催したことがあり、僕もその時に初めて作品を拝見したのですが、いっぺんに好きになりました。もちろんコントですからお笑いなんですが、舞台に一種の陰影、哀愁、のようなものが漂っている。関西では定番の「なんでやねん!」みたいな声を張り上げる突っ込みもなく、二人の奇妙な関係、行為がかなり演劇的に淡々と提示される・・・。すごく僕好みなのですが、正直、今のテレビのネタ番組では彼らの魅力は伝えきるのが難しいのかな、とも思います■20年ほど前でしょうか、ある落語の大師匠が、20代の千原兄弟に向かって、「あんたら面白い。面白いけど、ハリウッド映画やのうてフランス映画の面白さやねんな」とおっしゃるのを聞きました。「シングルよりアルバムが売れるタイプのミュージシャン」とも評された記憶があります。当時の千原兄弟は、センスと実力は多くの人が認めるものの、テレビの枠の中にはなかなか収まらない存在でした。僕はビーフケーキが何となく、芸風やコント師としての立ち位置において、彼らに近しいものがあると思うのです。キャラは全く違いますけど・・・■さてそんなビーフケーキでネタ作りと主にボケ役を担っている近藤貴嗣くんは、最近自らのプロデュース・作・演出で演劇公演を頻繁に行っていて、今回初めて当ホールで公演を行う運びとなりました。実は僕、前から行かねば行かねばと思いつつこの近藤芝居を拝見したことがないのですが、どうやらただの演劇ではなく大変な仕掛けがあるらしい■まず何人かの若手芸人たちが、近藤君が書いた台本をもとに稽古を重ね、一本の芝居を作ります。そして劇場に入り、いよいよ本番!・・・の約1時間前に、4人の先輩芸人が劇場にやって来るのです。「○時にABCホール入り」というだけでなにも聞かされていない彼らは、突然舞台衣裳を着せられます。依然として説明も挨拶も一切ありません。そして本番が始まってしばし後に、何も分からないまま舞台上に押し出され、お芝居に参加させられるのです。≪これ、いったいどんなハナシやねん!?≫・・・五里霧中の状態から手探りで芝居の流れを読み、展開を壊さないように、しかも芸人の本能として笑いもとりつつ、劇に参加する先輩芸人・・・。なんとも面白いことを考えたものです。近藤君曰く、このスタイルにおけるお客様の醍醐味は、「お化け屋敷に入って来た人がワーキャー怖がる様子を上から眺めて楽しむ」ようなものだそうです。なるほど■ビーフケーキ近藤企画『L岡診療所』、」今夜から5回、毎回4人の豪華なイケニエを迎えての上演です(艦長)
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- 2016年05月20日金曜日
■ああなんという気持ちのいい朝でしょう■古臭い言い回しを許していただけるなら、普段の行いが余程いいんだなあ。テレビもネットも、今日明日2日間の天気予報はキレイにが並びました。こんな朝は、レースのカーテン越しに朝日を感じながらふかふかのお布団の中で過ごすのもいい、近くの道を緩やかにジョギングあるいはウォーキングしながら、見慣れた街の風景がいつもと少し違って感じられるのを楽しむのもいい、ゴルフ場の緑の中で「なーいすしょーっ!」なんて声を上げるのもいい(やったことないけど)■でも、僕たち、私たちは、例によって『文化祭』です。『中之島春の文化祭2016』、2日間のリハーサルを終え、いよいよ初日を迎えました。初日トップのダイナマイトしゃかりきサ~カスから、千秋楽大トリのスクエアまで、この2組は文化祭の顔ともいえる常連さんですが、全部で30組の中には初出演もしっかり5組いらっしゃいます。スタッフ渾身のプログラムです■毎年お声掛けする団体をリストアップする際にはスタッフみんな悩みに悩むわけで、「なんで今年は俺の(ワタシの)大好きな○○が出てへんねん!」なんてお思いの方がきっと大勢いらっしゃるとは思うのですが(実は僕だって少し思っている)、仕方ないのです。今のところウチでは2日間30組が体力的に限界なんです■それと、連続してたくさんのパフォーマンスを観ていただくという段取り上、20分という持ち時間、舞台装置や映像装置は使えないという制約があり、「それではウチの持ち味が出せないなあ・・・」という劇団などもありますから、そこんところもご理解いただきたくて・・・■なんて、ドピーカンなのに狭い事務所の中などにいると、気持ちがネガティブになってしまう。キーボード叩きはお開きにして、外の準備でも冷やかしに行ってきます!受付の開始は、本日11:30、明日は10:30です。1日通し券、ブロック券ともども、当日券の発売も行いますのでぜひぜひお越しください。外も中も楽しいよ!(艦長)
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- 2016年04月30日土曜日