ABCみんながカメラマン スクープ映像受付中! スマートフォンから簡単投稿!
関西ニュース天気予報天気予報政治経済国際社会スポーツ

関西ニュースKANSAI

「悪意のない人が虚偽の情報拡散することは止めないと」兵庫県警の村井本部長が離任会見 SNS問題に言及

03/28 16:07 配信

 兵庫県警の村井紀之本部長が28日、離任会見を開き、県知事選などをめぐってSNS上で誹謗中傷などが相次いだ時期に積極的に情報発信したことについて「悪意のない人が虚偽の情報を拡散することを止めなければならないと思った」と理由に言及しました。

 村井本部長は地元・兵庫県の伊丹市出身で、青森県警本部長などを経て2年前の2023年3月に、兵庫県警本部長に着任しました。

 今年1月には、NHKから国民を守る党の立花孝志氏が兵庫県の元県議について「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などとSNSに投稿したことに対し、県議会委員会の答弁で「全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されていることについては極めて遺憾」と捜査幹部としては踏み込んだ異例の発言をし、立花氏が誤りを認めて投稿を削除するひと幕もあって注目を集めました。

 直後には、兵庫県警のXも「SNSを利用の皆様へ」と題して「確たる証拠がないのに推測・憶測で人を傷つけるような書き込みをするのはやめましょう。正義感に基づくものであったとしても、刑事上・民事上の責任が生じる場合があります」と発信しています。

 28日の会見で、村井本部長はこれらの対応について「悪意を持って誹謗中傷をする人を止めるのは難しいが、悪意のない人が虚偽の情報を拡散することは止めなければならないと思った」などと理由を語りました。

 しかし一方で「手応えとして、効果があったとまでは個人的には感じない」と話し、警察だけでなく社会全体としてSNSの問題に取り組む必要があるとしました。

 村井氏は来週31日付で「中国四国管区警察局長」に就任します。

最終更新:03/28 16:07

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる

天気予報WEATHER

関西の天気

くわしくみる

天気

2025/04/01(火) 07:26現在

全国ニュースJAPAN

提供:ANN NEWS