いま、全国の水族館で爆発的な人気者になっているのが、クラゲ。今年の３月、大阪の海遊館にクラゲを幻想的に展示した「海月銀河」がオープンするなど、全国的にも様々な水族館でクラゲの特別展示が行われている。人気の秘訣はなんと言っても神秘的な見た目。そのゆらゆらとした幻想的な姿に人々は引きつけられる。ビジュアルだけでなく、その生態も個性的。脳も心臓もなく、分類上はプランクトンに定義されているのだ。さらに、恐竜よりもはるか昔、３億年以上も生き抜いてきたクラゲは、クローン分裂で数を増やすという特殊な能力も持ち合わせている。そんなクラゲの秘密を教えてくれるのが、海遊館のクラゲ研究員、村井貴史先生。「クラゲは私たちの想像を超えた、生き抜くための知恵を持っている」という村井先生が、クラゲの生存戦略について解説する。

まずは、クラゲの驚異的なサバイバル術を紹介。電気クラゲの異名をもつクラゲは、見た目は単体だが、個体ではなく、実は無数のクラゲが集まってできた集合体。なぜ個体で生きることを選ばなかったのか…そこに隠された驚きの知恵とは！？そのほか、上下逆に生活するクラゲや、巧妙な警報機能をもつクラゲ、クラゲ界で最も恐ろしい力を持つクラゲなど、多種多様な技を持つことで生き抜いてきたクラゲたちの個性たっぷりな生態に迫る！

さらに、クラゲは医療に革命をもたらすポテンシャルを秘めているという村井先生。クラゲの能力や性質を応用できれば、医療に革命が起きるかもしれないという。ガンもそのひとつで、現在のガン治療において最も大きな問題の１つが、ガン細胞の取りこぼし。これにより全身に転移するリスクが高まってしまう。そんなガン患者を救うかもしれないクラゲの能力とは？そのほか、近年大量発生し、海の厄介者と嫌われるエチゼンクラゲの驚くべき可能性など、医療の研究に貢献するクラゲの性質を紹介する。

また、不思議な生態をもつ個性派クラゲをクイズ形式で紹介する。

名曲誕生の裏側に潜むドラマを教えてくれるのが、音楽評論家の合田道人先生。歌手をはじめ、作詞家、作曲家との交流も深い合田先生が、昭和を代表する名曲の誕生秘話を紹介する。

切ない歌詞とメロディーで昭和の青春時代を歌う「神田川」。若き日の恋愛のほろ苦い思い出を女性目線で綴るかぐや姫の名曲だ。歌の最後の歌詞の一節は「若かったあの頃、何も怖くなかった　ただ貴方の優しさが怖かった」。なぜ、相手に優しくされるのが怖かったのか？　この歌は、作詞家・喜多條忠が自身の学生時代の同棲の思い出を綴った曲。最後の一行に秘められた意外な真実とは…？　そして、喜多條の歌詞に南こうせつが曲をつけて完成した「神田川」は、１６０万枚の大ヒットを記録し、紅白歌合戦への出演依頼が届く。その大チャンスを断った理由とは！？

昭和の卒業式定番ソングといえば、海援隊の「贈る言葉」。伝説のドラマ「３年Ｂ組金八先生」の主題歌だという影響もあり、卒業生に贈る歌と考えている人は多いはず。だが、「暮れなずむ町の　光と影の中　去りゆくあなた」の「あなた」は、卒業生のことではなかった！？　海援隊として「母に捧げるバラード」が大ヒットしたものの、その後は人気が低迷し、世間から名前まで忘れかけられていた武田鉄矢。そんな彼の運命を変えた出来事とは…？　役者として新境地を開拓した武田は運命のドラマ「３年Ｂ組金八先生」と巡り合い、ドラマのタイトルソングも海援隊が作るという千載一遇のチャンスを得る。だが、なかなか曲ができない。そんな武田の「贈る言葉」誕生に潜む衝撃のエピソードにスタジオの一同は…！？
　
また、「知ってそうで知らない！昭和歌謡の２番」と題し、クイズを出題。意外と知らない「２番の歌詞」を見て、凡人チームが曲名当てに挑む。出題されるのは懐メロの名曲ばかりだが、２番だけではやはり難問。そんななか、大活躍を見せたのは…！？

中華料理店で炒飯を食べると、家で作るものとは異なり、パラパラしていて美味しい。よく、「火力が強いから」と聞くが、実はそれが本当の理由ではない。また、焼き鳥が串に刺さっているのは、「食べやすいから」ではない。どちらもおいしく仕上げる科学的な理由があるのだ。

「プロの料理がおいしい理由はすべて科学的に説明できる」と語るのが、シェフの水島弘史先生。日本の料理界に常識を覆す科学的アプローチを取り入れた先駆け的な存在で、料理を科学する多数の著書を執筆。そして現在、日本一予約が取れないともいわれる人気料理教室を開催している。そんな水島先生が、今回は日常の料理がもっとおいしくなる料理の新法則を紹介する。

また今回から新しい“データガール”として、川添佳穂アナウンサーが登場。ハイヒールに緊張しながらも…

「覚えてしまえば、誰でもおいしい料理ができるようになる」と断言する水島先生。目から鱗の料理の新常識を紹介する！
美味しいパスタといえば、コシのあるアルデンテだが、茹で時間ばかりを気にしてはいないだろうか？だが、どれだけ茹で時間に気を配っても、美味しいパスタにはならないという。もうひとつ欠かせない大切な条件とは？　また、肉を焼くときに最初に出てくる肉汁でソースを作る人は多い。だが、これも実は間違い。その驚くべき理由とは？さらに、家で作るとベチャベチャになりがちな野菜炒め。これをプロが作ったかのように家でもシャキシャキの野菜炒めが作れるという…その調理法とは？数々の新常識にスタジオ一同驚嘆の連続！
そして極めつけは、水島先生の“科学的肉料理法”。水島先生によれば、肉のうまみを最大限に引き出すカギは“温度”にあるという。パリパリの皮とジューシーな肉のバランスがおいしいチキンソテー。鶏肉を焼く前に、フライパンを強火で熱してはいないだろうか？チキンソテーを美味しく焼く時の２大ポイントを解説する。さらにスタジオの一同が衝撃を受けるトンカツの揚げ方とは！？他にも科学的に大間違いのハンバーグの“手こね”など、肉料理の新常識を紹介する。
今回、水島先生に科学的な調理法を教わったが、実際にはこれまで常識とされた方法で作った料理とどれぐらい違うのかが気になるところ。そこで水島先生と新しいデータガールの川添アナウンサーが同じ牛肉でステーキを作り、スタジオで食べ比べる。はたして、スタジオの一同は、科学的に研究された焼き方と一般的な焼き方の違いがわかるのか！？

カセットコンロで出来る簡単ステーキ調理法
ボロボロの包丁でも出来る野菜の切り方 公開中！