放送内容
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4月 大山のぶ代
4月 中村征夫
5月 石垣島レポート
6月 西表島レポート
6月 本多俊之
6月〜
7月
Sophia
7月 舘内 端
7月 吉田戦車
7月〜
8月
Char
8月 近藤 篤
9月 森田正光
10月 お便り紹介
10月 アップリカ試験研究センター
10月〜
11月
Sugizo
11月 佐野元春
11月 久路流平
12月 片山右京
12月 坂本龍一
1月 お便り紹介
1月 筧 利夫
1月〜
2月
王様
2月 林あまり
2月〜
3月
舘内 端
3月 西村幸祐
3月 立川町風力発電レポート
6月3日 西表島レポート

 西表島は石垣島の南西に位置した島。石垣島から高速船で40分ぐらいで行くことが出来ます。別名「東洋のガラパゴス」といわれ、国の特別天然記念物の、イリオモテヤマネコやカンムリワシをはじめ希少な動物たちが生息しています。カヌーや船で川をさかのぼり、滝や原生林を満喫してみるのも良いでしょう。運が良ければイリオモテヤマネコに会えるかもしれませんよ。

阪口法明さん1西表野生生物保護センター
阪口法明さん

 阪口「野生生物保護センターは日本に何カ所かあって、絶滅のおそれのある野生生物を保護するための施設。一番有名なのは佐渡のトキ保護センター、その他には釧路、沖縄本島、奄美大島、長崎県対馬などにあります」

 手塚「イリオモテヤマネコはこの島には何頭ぐらいいるんですか?」阪口「約百頭ぐらいですね」手塚「いつ頃発見されたんですか?」阪口「1965年に作家の戸川幸夫さんがこの島にいらして骨格などを東京に持ち帰って学会に紹介しました。論文として学術的に発表されたのは1967年です」
 手塚「特徴は?」阪口「大きさは体重4kg、耳の先が丸く、頭は細長く横から見ると、トラやライオンのように精悍です」手塚「元々はどこからきたんですか?」阪口「大昔、この島は大陸と陸続きだったので元は大陸の山猫と同じでした。それが何万年か前に海に隔てられ、食べ物などが変わって、独自の進化を遂げてきました。ちなみにイリオモテヤマネコは、オオコウモリやネズミ、トカゲ、ヘビ、コオロギ、テナガエビなどいろんな物を食べます」
 手塚「どんなところに住んでいるんですか?」阪口「山猫といいますが、どちらかというと好んで平地に生息しています」


阪口法明さん2 手塚「野生のイリオモテヤマネコを捕獲して研究するということもあるんですか?」阪口「ありますよ。捕獲して発信器を取り付けたり、健康状態を調べたりします」
 手塚「交通事故で亡くなるケースが多いと聞いたんですが...」阪口「島の東西を結ぶ道路が整備され、車の台数が増えてきて、1980年代ぐらいから年2頭ほどが交通事故で亡くなりようになってきました」手塚「100頭の内の2頭ですから大きいですね〜」阪口「ちょうど山猫の発情期に当たる12月から3月ぐらいが特に事故が多いですね。ですからその期間はドライバーのみさんに注意してもらうキャンペーンを行っています」
今回、西表野生生物保護センター見つけた「イリオモテヤマネコ・ブック」

石垣島フォトレポート
伊原間 WWF(白保) 白保
グラスボート(白保) 白保の珊瑚 於茂登トンネル展望台
米原ヤエヤマヤシ群落 米原ビーチ 荒川の滝
山原 川平湾 アンパル湿地帯
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西表島フォトレポート
西表野生生物保護センター 高那 浦内川 軍艦岩

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石垣島レポート2

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