放送内容
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4月 大山のぶ代
4月 中村征夫
5月 石垣島レポート
6月 西表島レポート
6月 本多俊之
6月〜
7月
Sophia
7月 舘内 端
7月 吉田戦車
7月〜
8月
Char
8月 近藤 篤
9月 森田正光
10月 お便り紹介
10月 アップリカ試験研究センター
10月〜
11月
Sugizo
11月 佐野元春
11月 久路流平
12月 片山右京
12月 坂本龍一
1月 お便り紹介
1月 筧 利夫
1月〜
2月
王様
2月 林あまり
2月〜
3月
舘内 端
3月 西村幸祐
3月 立川町風力発電レポート
5月13日 石垣島レポート1

 石垣島は沖縄本島の南西、およそ420kmに位置した島。珊瑚礁のとってもきれいな島で、海のグラデーションは息をのむものがあります。ただ今回はあまり天候に恵まれず、雨に降られてしまいました。それでも海の青さはさすがでした。
 今回私たちは石垣島に暮らす人たちのお話を聞きながら、石垣島の珊瑚礁の「今」を取材してきました。
 ところで皆さん珊瑚とは何かご存じですか?珊瑚は「骨を持ったイソギンチャク」なんだそうです。また造礁珊瑚とは珊瑚礁を作る珊瑚のこと。体内に褐虫藻持っていて、その褐虫藻が光合成をして作り出す物質を利用することで、成長が早く、骨格の生産量が大きいので珊瑚礁を作る事が出来る珊瑚ということです。

 と、お仕事はお仕事。ちゃんとしてきましたが、やはりガイドブック片手においしいお店を見つけることに長けている手塚。今回も何軒か行ってきました。と言うわけで
「手塚のおいしい物食べ歩き」
 
手塚「八重山そば、麺がちょっと丸いんですね〜、それとおいしい魚介類、今回挑戦したのはアオウミガメの刺身。これが淡泊でおいしかった」(前回の屋久島の時も淡泊な鹿肉に感動しておりました。「淡泊好きにはたまらない」のかな?)

安村茂樹さん
WWFジャパン珊瑚礁保護研究センター
安村茂樹さん

谷崎樹生さん
石垣島エコツアー連絡会代表世話役
谷崎樹生さん

 手塚「石垣島の珊瑚はどのくらいの数があるのですか?」安村「八重山諸島全体での造礁珊瑚の数は400種類近くあると言われています」手塚「白保の珊瑚の種類はなんなんですか」安村「この白保だけで100種類以上の珊瑚が確認されています。特にこの白保が有名になったのはアオサンゴという種類の大群落があるんですが、これは地球上で一番大きな群落ではないかと言われています」手塚「珊瑚の役割というのは具体的には?」安村「海の熱帯林と形容されるぐらい、生き物の種類、数が豊富なんです。人間にとってみれば、美しい景観を持っているということと、海の幸を供給してくれる台所ですね」

 手塚「白保の珊瑚礁の見所は?」谷崎「地形そのものがアオサンゴで出来ている、アオサンゴの大群落。それとたくさんの種類の珊瑚が工夫して住んでいる、共存しているところですね。そういう環境があるというところをぜひ見て欲しいですね」

 手塚「珊瑚礁の現状はどうなっているんですか?」安村「地球温暖化の影響をもろに受けてしまいます。海水音が1度上がるだけども死滅してしまいます。今沖縄の珊瑚で問題になっているのは、沖縄特有の鉄分を多く含んだ赤土が海に流れ出して珊瑚を死に追いやっているということです」手塚「赤土が流れ出す原因は?」安村「昔はうねっていた川が、今はコンクリートで固められてまっすぐになり、山の方から一気に土が流れ出してしまうということと、農業が昔は稲作が多かったんですが、今は畑作が多くなってしまって、雨が降ると土が流れやすいんです、それに先ほど言った河川の問題もからんでくるんです。ただこの赤土の問題はいろんな事が複雑に絡み合っていて、農家だけが悪いとはいえないんです。農家にしてみれば土は財産ですから、流れ出すということは損害を被っているということですし」


石垣島フォトレポート
伊原間 WWF(白保) 白保
グラスボート(白保) 白保の珊瑚 於茂登トンネル展望台
米原ヤエヤマヤシ群落 米原ビーチ 荒川の滝
山原 川平湾 アンパル湿地帯
バンナ森林公園 トップページ  

西表島フォトレポート
西表野生生物保護センター 高那 浦内川 軍艦岩

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石垣島レポート1 石垣島レポート2 西表島レポート

中村征夫さん
西表島フォト・レポート軍艦岩
石垣島レポート2

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