今、ある思考法が注目を集めている。それは、常識や経験にとらわれず、柔軟に考える思考法の“ラテラルシンキング”。企業や自治体からイノベーションを起こす切り札として注目されている。石川県羽咋市の神子原集落もそのひとつ。深刻な若者離れによる廃村の危機に瀕していた集落で市の職員が希望を託したのは、神子原でとれるお米だった。「神の子の住む高原（＝神子原）でとれるお米」と連想し、ローマ法王へ献上したところ、たちまち話題に。それを知った多くの人から寄せられた問い合わせに、市の職員は常識破りの行動に出る。それは、一見“ずるい”ととられそうな行動だったが、これがラテラルシンキングの効果を生み、神子原米は集落復活の象徴となった。そんなラテラルシンキングについて教えてくれるのが、ラテラルシンキングトレーナーの木村尚義先生。その思考法をまとめた著書が人気の木村先生が話題のラテラルシンキングについて解説する。
「普通に考えても解決できない場合、常識にとらわれない、ずるい考え方を使うと上手くいくことがある」という木村先生。そこで、なかなか解決できない問題をラテラルシンキングで解決する方法を紹介する。街頭でよく見かけるチラシ配りでは、受け取ってもらえない様子を目にすることがしばしば。デザイン変更やオマケなどをつけることなく、声のかけ方ひとつで解決する方法を紹介。また、カーブミラーや標識を設置しても、なぜか事故が減らない魔のカーブの意外な解決法とは？さらに、講演会やセミナーでよく見かける、誰も座らない最前列のずるい解消法や、女性４人にご馳走したいが、所持金が５０００円の場合にケチと思われない方法を紹介する。
時に大きなイノベーションを起こすラテラルシンキング。そこで、ラテラルシンキングをビジネスに活かす方法をドラマ風に紹介する。オープンしたてで、まだお客さんの来ないベーカリーを、ラテラルシンキングのコンサルタントはどうやって人気店にするのか？看板の目的やチラシよりも効果的なＰＲ法、さらに、設備投資をせずにセキュリティを強化できる、アメリカで実際に行われている方法など、その戦略を紹介する。
スタジオでは一同が「ラテラル診断」に挑む。木村先生が出題するハイレベルなラテラル・クイズに挑戦する。

世の中には数多くの謎が存在するが、最大の神秘は“人体”だ。たとえば、テーブルやタンスの角に足の小指をぶつけたことのある人は少なくないはず。自分の不注意だと考えがちだが、実は医学的根拠がある。年をとると眉毛がやたらに伸びる不思議な現象も、強い緊張や恐怖、感動などを感じたときに鳥肌が立つのも、すべて医学的な理由があり、緻密な人体の仕組みのひとつなのだ。そんな人体にまつわる仕組みについて教えてくれるのが、内科医の工藤孝文先生。人体に関する著書「医者も驚いた！ざんねんな人体のしくみ」が今話題の工藤先生が人体のミステリーを解明する。
「人体の仕組みは緻密だが、残念な現象が起こることもしばしば」という工藤先生。そんなちょっぴり残念な人体の仕組みを取り上げる。食後すぐに走ると脇腹が痛くなる理由や、わき毛や下の毛が縮れている理由、車の中で文字を読むと車酔いする現象について解明。なかでも、泥酔し、記憶がないのに帰宅できる理由については、スタジオの一同も「不思議に思ってたけど、そうやったんや！」と納得する。スタジオでは、一同が“老化度チェック”に臨む。「タンスの角に足の小指を打ったことがない」と話し、パーフェクトな結果を出したのは…！？
また、知らずにいると恐ろしいことになる人体の仕組みを紹介。最近、「耳の中にカビが生える」という奇妙な現象が増えているが、その大きな原因とは？そのほか、我慢し続けたオナラの行方や足の臭いの意外な原因、くしゃみにまつわる怖～い話を紹介する。
「クイズ！これって本当に必要？人体のいらないパーツ」では、凡人チームが人間のパーツにまつわるクイズに挑戦。「男性の乳首」「盲腸」など、５つのパーツについて、人間にとって「いるのか」「いらないのか」を４人で相談して分類する。なかでも、「男性の乳首」については意見が分かれるが、正解は…！？

今回は「納涼！ビーバップ真夏のミステリー傑作選ＳＰ」をテーマに、過去に放送した中から真夏にピッタリの怖～いミステリーをピックアップし、お届けする。
摩訶不思議な“大阪のミステリー”では、大阪の街角に潜むミステリーをプレイバック。天王寺にある“悪縁を絶つお寺”は、境内にあるご神木におびただしい数の鎌が突き刺さっており、撮影禁止の貼り紙が…。そこに隠された伝説とは？また、オフィスビルが立ち並ぶ淀屋橋には、ビルの真ん前に不自然に立ちはだかる石造りの鳥居がある。その場所に鳥居だけがポツンと建つ理由とは…。さらに、淀川区にある日本一低いといわれるガード下の謎に迫る。
“関西の不思議な建造物ミステリー”では、関西の街に点在する不思議な建造物に隠された謎を紹介。京都の新京極のど真ん中にあるお寺には、門前に「迷子みちしるべ」と記された一基の石柱がある。その石柱に秘められたドラマとは？神戸からは、日本の近代化を支えた関西の産業遺産をクローズアップ。摩耶山の山中にひっそりと佇む建物に近づくと、荒れ果てた階段や伸び放題の木々が見え、建物は廃墟と化している。廃墟が物語る栄枯盛衰とは…。さらに、世界の謎と不思議を解き明かすスーパーミステリーマガジン「ムー」が取り上げた関西の古代ミステリーをピックアップ。なんと、淡路島にある謎の遺跡が古代ユダヤと関係があるという。「ムー」によって明かされる衝撃の事実とは！？
番組の大人気企画「鉄道ミステリー」もプレイバック。“大阪環状線ミステリー”では、ＪＲ大阪駅の謎の建造物の秘密を紹介。一方、大阪の発展とともに進化している“大阪地下鉄ミステリー”では、長くて変わった駅名がある理由をはじめ、関西初の地下鉄、御堂筋線誕生の物語を紹介する。

今なお、現代人を魅了してやまない戦国武将たち。戦乱の世を勝ち抜くために彼らが何より求めていたのは、お金だった。実は戦国武将はお金集めに必死だったのだ。戦をするにも先立つものが必要。優秀な武将や兵士を雇う給料に食費や日当。武具や攻め落とした城の補修費など、何をするにもお金は不可欠だった。天下統一に迫った織田信長は、裕福な寺院や商業都市の堺などから多額の税金を巻き上げたが、この時に集めたお金は、その直前に足利義昭を擁立するため京都に攻め入った戦にかかった費用と合致。つまり、支出を回収したと考えられる。現代に置き換えれば、織田信長も資金繰りに奔走するベンチャー企業の若手経営者のようなもので、戦国武将のお金のやりくりは現代に通じるものがある。そんな戦国武将たちの意外なマネー術を教えてくれるのが、歴史作家の橋場日月先生。独自の歴史観で記した著書が話題を呼んでいる橋場先生が、戦国武将を“マネー術”という観点から紹介する。
まずは、時代を勝ち抜いた二人の戦国武将のお金戦略に迫る。一人は、大大名でありながら、“戦国一のドケチ”として知られた徳川家康。食事は粗末な麦飯で、服も質素。下着もほとんど買い替えなかったという。そんな家康が天下人になれた秘訣は、ケチなりのマネー術にあった。ドケチならではの“買収戦略”や自作自演の“金儲け法”など、家康の驚くべきマネー術を紹介する。もう一人は、“独眼竜”で知られた仙台藩の大大名、伊達政宗。領地で採れる豊富な砂金の力で東北を席巻していた政宗は、秀吉の周囲にも莫大なワイロを渡し、可愛がられていた。そんな彼の“ピンチを逆手にとる剛腕手法”を紹介。“天下の副将軍”と呼ばれるほど、お金の力で幕府の実権を握った政宗が、死の間際に取ったマネー術とは！？
天下統一を果たし、巨万の富を手にした太閤秀吉。実は、その陰には天才的なマネーの達人がいた。それは、若くして秀吉に見いだされた家臣、石田三成。三成の秀でたマネー術や秀吉を支えた経済的功績、さらには秀吉への忠臣ぶりを、ビーバップ流にアレンジした現代ドラマで紹介。これには、たむらけんじも思わず「三成、欲しいな～」と、実業家目線でつぶやく？
また、戦国武将の「お金のやりくり」にまつわるクイズを出題。豊臣秀吉の命令で伏見城の井戸掘りの突貫工事を任された石田三成は、ある工夫をして、工事を１日で終わらせたが、どんな工夫をしたのか？