2020年7月4日(土)の放送内容
土日どーする?
- 手軽で簡単アウトドア!キャンプ飯に挑戦
-
リポーター:ロゴス公式YouTuber きゃなこ、増田紗織
◎鮭の豪快ちゃんちゃん焼き
◎豚まん&お餅のホットサンド
◎コンビニ食材でスモーク
◎丸ごと焼きりんご
◆パームガーデン舞洲
(大阪市此花区北港緑地)
【問合せ】06-6465-4690
・営業:日帰りBBQ
1部 11時~14時半
2部 16時半~20時
◎持込みBBQ 大人 1,700円(税込)
子ども 700円(税込)
※別途施設使用料1人300円かかります
◆ロゴス
【問合せ】0120-654-219
◎焦げ付きにくい焼きそばシート グリルぴったりワイド 1,050円(+税)
LOGOS ホットサンドパン-BJ 3,400円(+税)
LOGOSの森林 クラフトスモーカー 1,800円(+税)
LOGOSの森林 消えないスモークウッド 710円(+税)
SLダッチオーブン9inch・ディープ(バッグ付き) 7,700円(+税)
よくばりセレクト!ハッピーやっぴー!
- 泉南ロングパークを大解剖
-
リポーター:八塚彩美
☆話題のアウトドア施設
◆泉南ロングパーク
(大阪府泉南市)
・アスレチック「ハートスロブ」
チャレンジ(60分) 2,500円(税込)
※身長125cm以上/入場制限あり
・グルメ「THE BBQ BEACH」
▼手ぶらBBQプラン(事前予約制)
大人1名 3,250円(+税)~
※レンタル機材・セット食材・飲み放題
▼食材持込プラン
大人1名 1,500円(+税)
小学生1名 750円(+税)
※レンタル機材つき
・グランピング「URBAN CAMP HOTEL Marble Beach」
素泊まり4名1室 1人当たり5,750円(+税)~
※料金は曜日・シーズンによって変動
※食材持ち込みOK・食事付きプランなどもあり
上記3施設の問い合わせ
株式会社デジサーフ
050-3816-6374(カスタマーセンター 9:00~17:00)
おは土 情報アップデート
- 食中毒 今年は例年以上に注意が必要
-
リポーター: 大阪市立大学大学院 医学研究科 金子 幸弘教授
●夏は食中毒の季節と言われるが、特に今年は要注意
すでに集団感染も発生
埼玉県八潮市で、先月28日ごろから
児童・生徒・教員ら3453人が下痢や腹痛の症状を訴え
保健所が患者の便を検査したところ、「病原大腸菌」が検出された
おととい埼玉県は、先月26日の給食が原因の集団食中毒と断定
給食のメニューは
鶏の唐揚げ、海藻サラダ、ツナじゃが、ご飯、みそ汁だった
●「病原大腸菌」とは、どういう菌なのか?
大腸菌にはいくつか種類があるが、その中のひとつで、
菌が体内に入って1日から2日で下痢などの症状が出てくる
症状は比較的軽く、重症化することは少ない
●今年、食中毒に要注意と言われている理由は?
今月1日からレジ袋が有料化され、エコバッグを利用する人が増えているから
農林水産省のホームページでは、
「肉や魚の汁、野菜の土が付いたまま
エコバッグを使い続けると食中毒菌が増え、
新たに入れる食品に菌が付く恐れもある」としている
菌は、身の回りにたくさんいる
買った商品の種類によっても付いている菌は様々だが、
肉汁などは菌の栄養になるので、
それがバッグにつくと菌が増えやすくなる可能性はある
●エコバッグを清潔に保つためにはどうすればいいのか?
・エコバッグは定期的に洗う
洗ったあとはよく乾かす
・肉・魚・野菜はポリ袋に入れる
使ったポリ袋には、菌が付いているかもしれないので、再利用しない
・エコバックを区別
冷たいものと温かいものは密着しないように別のバッグに入れる
・エコバッグの持ち運びは短時間に
買い物をしたら、寄り道せずにすぐ帰る
車のトランクには入れない
●エコバッグを清潔にする以外にも大事なことが!
エコバッグは清潔にしたほうがいいが、
食中毒菌の特徴を知って、調理のときに注意することも重要
調理のときに食品をしっかり洗うとか、火を通すとかが重要になる
熱に弱い菌が多いので、加熱すれば大丈夫な場合が多い
菌の特徴を知ることが予防につながる
●今年は新型コロナの影響でテイクアウトが増えている
こちらも、食中毒に要注意
テイクアウトした商品はすぐに食べるべき。長時間の放置はダメ
長時間置いておくと、菌は増える
菌が増える前に食べてしまうのがいい
冷蔵庫のなかで冷やしていても、増殖のスピードは遅くなるが、菌は増える
また、一度箸をつけたものは残さずに捨てる
口の中にはたくさんの菌がいるので、
一度箸をつけたものは菌が増殖し、食品が腐る可能性も高まる
●夏に活発になる食中毒菌は25度から35度で元気になり、増殖しやすい
夏の気温や室温と同じくらいの温度で元気になる菌が多いので、
夏は食中毒になりやすい
長時間置いておくと増殖しやすくなる
●夏に活発になる食中属菌について
◇黄色ブドウ球菌
この菌は人の手など皮膚に生息している
素手で握ったおにぎりなどで増殖しやすく、
食べると数時間で腹痛や嘔吐の症状が出て来るのが特徴
10万個から100万個の菌を摂取すると発症
菌自体は、加熱すれば消えてしまうが
黄色ぶどう球菌がつくった毒は
加熱しても消えないので食中毒を引き起こす
●黄色ぶどう球菌が原因の食中毒を防ぐためには
対策としては、おにぎりは素手ではなくラップで
ご飯が熱いうちに握る
室温で長い時間放置したものは、菌が増殖しているので食べない
保存するなら、数時間は冷蔵で大丈夫だが、それ以上は冷凍
◇ウェルシュ菌
熱に強く100度で加熱しても死なない
カレー鍋で増殖することが多いことが特徴
100万個から1000万個の菌を摂取すると発症
熱に強いウェルシュ菌の弱点は酸素
なので、鍋の底までよくかき混ぜて酸素に触れさせる事が重要
また、混ぜることによって十分に全体を加熱するという意味がある
熱に強いと言っても、100度に近いと少しは弱るので、
特に深い鍋で作る場合は要注意
混ぜきれない底の方のカレーに菌が増殖する可能性がある
家庭で作る場合も、一番安全なのは残ったカレーを作ってすぐに小分けにして冷凍
●少ない量を摂取するだけでも食中毒になってしまう菌
カンピロバクターは500個
サルモネラ菌は100個から発症する
腸管出血性大腸菌(O157)は10個から発症するので
この3つの菌は非常に食中毒を起こしやすく、集団発生する可能性が高い食中毒菌
サルモネラ菌とカンピロバクターは
鳥の腸の中などに生息しているので、鶏肉と卵には注意が必要
サルモネラは卵の殻についていることも多いので、
古い卵を生で食べないようにすること
夏に限らないが
カンピロバクターは、鶏の筋肉の中にも入り込む
鶏肉はよく焼いてから食べること
夏に限らないが
腸管出血性大腸菌(O157)は生息場所は牛の腸内など
特に注意すべき食材は牛肉
牛肉は表面をよく焼けば大丈夫だが
ミンチにした場合、中も表面もないので
菌があちこちに飛び散っている可能性がある
ミンチでハンバーグを作る場合は中までよく焼く必要がある
●食中毒予防、家庭で調理をする際の注意点
・肉や魚を調理した包丁やまな板で野菜を調理しない
・生で食べる野菜は特によく洗う
生野菜のサラダというのが実は、食中毒の危険が高い
加熱しないサラダは肉や魚と同じ包丁、まな板を使うことで
菌が付いたまま食べることになるので、別のものを使うこと
同じものを使うなら、よく洗って、熱湯をかける
野菜そのものに菌がついている場合もあるので、よく洗い流す
土に菌が多く付いているので、野菜に付いている土は確実に洗い流すこと
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