スタッフブログ
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スタッフの雑記

12月ももう半ば・・・

5月2日にオープンしたこのABCホールも気がつけば7ヶ月が過ぎ、もう少しで年を越すことになりました。怒涛の1年だったなぁと個人的に思いますが、本当にオープンから今まで「あっ」ちゅー間でした。ご来場、ご利用いただきました皆様ありがとうございます。

さて、12月といえばクリスマスがありますね。残念ながらABCホールは12月26日~30日のアクサル公演「11人いる!」の仕込み、という地味な2日間になってしまいますが、今社屋の壁や、ウッドデッキにはクリスマス色満載です!

ホール入り口の上の壁には、正面にある「堂島リバーフォーラム」さんからライトが照らされてとても綺麗なんです。近くから撮ってしまったので全面は入っていませんがなかなかの迫力。この時期にお近くに来られる方は是非見に来てください(25日まで)

 

イルミネーション2.jpgイルミネーション.jpg 

 

 

 

 

 

._サンタ.jpg._サンタ.jpgホール入り口の川沿いウッドデッキには可愛いサンタも登場!通りかかったご家族やカップルが写真撮影をしています!!

サンタ.jpg

ここからは「OSAKA光のルネサンス」の一環である中之島のWEST LIGHT PARKのイルミネーションも綺麗ですし、リバーフォーラムさんの1Fも華やかにライトアップされています。寒くなってまいりましたが、夜少し川沿いを歩くだけで、クリスマス気分味わえますよ!

ABCホールも今年は12月30日までがんばります!(乗組員)

大発見やァ!

(モンスターエンジンのM-1決勝進出を記念して仁鶴師匠の往年のヒット曲のタイトルをお借りしました)

■また雑談ですが・・・昨夜久々に早めに家に帰って、テレビのニュース番組を何気なく観ていたのですよ■ある社会的なニュースに一人の可愛い赤ちゃんが登場しまして、その子の名前が画面に字幕で出たのです。ところがその名前の漢字に最初からルビが振ってあって、確かにルビなしじゃ絶対読めない名前だったのです。「いやー最近の子供の名前は難しいなー」と改めて思って。それだけで終わりかけたんですが・・・■その後バラエティ番組にチャンネルを変えてしばらくして・・・ほろ酔いの頭でハタと気づいたのです「芸能人の名前の方が地味ちゃうん!?」つまりね、ある人が芸能界に入るとき、本名のままで通す場合もあれば、事務所と相談していわゆる「芸名」をつける場合もある。で芸名っていうのは元々、「本名がちょっと地味やから芸能人らしい華やかな名前にしとこうか」っていう方向性だったと思うのです、少し前までは。例えば吉田和代が「乙葉」とかね■ここで大事だと思うのは「芸名はあんまり読みにくくっちゃ駄目!」ってことです。芸能人って人に名前を憶えてもらってナンボの商売ですから、読み方が難しくて「音」として人の記憶に残りにくい名前は絶対ソンですよね■ということは、ということはですよ!これだけ新生児の難読名前が増えているということは、あと数年もすれば、新人タレントが、華やかで個性的な本名から地味で読みやすい芸名に変える時代が、きっと来るはずなんです!わお・・・

■一夜明けて今朝、偶然にも、朝刊にベネッセさん調べの最新版赤ちゃん名前ランキングが載っていました■男の子の1位が大翔(ひろと)、そのほか10位・蒼空(そら)、11位・陽向(ひなた)、23位・陽翔(はると)。女の子では3位・陽菜(ひな)、9位・心優(みゆ)、17位・心愛(ここあ)、18位・花音(かのん)・・・すごい■でついでに、雑誌などを参考に、最近人気の男女若手俳優の名前を列挙すると・・・旬、潤、和也、隼人、翔、斗真、智久、あおい、真希、はるか、恵梨香、結衣・・・ま普通に読めますよね。そう難しいのはありません■なんだか新時代の到来って感じで個人的には大発見気分なんですが・・・(艦長)■

いよいよ年の瀬

■M-1GPの決勝進出8組が決定しましたね。わくわくです。今年のラインアップを眺めると、昨年のサンドウィッチマンのまさかの下克上優勝が、漫才界全体の流れに微妙に影響してるのかな...と考えてしまうのは私だけでしょうか?何というか、漫才の評価軸ないし受ける漫才のトレンドが少し変わりつつあるのかなぁ、という印象があります■いずれにしても、いよいよ年の瀬という感じがします。テレビの世界もそろそろ年末の特番シーズンですね。おそらくこの年末年始には、M-1をはじめとする若手のネタ番組と、流行の「雑学(※)クイズ」があふれそうですね。昨今のテレビのトレンドといえば、演芸、クイズ、そしてもうひとつ、この秋からゴールデンアワーに一気に復活した、ドキュメンタリー系の番組です。まあこちらは視聴率的に安定してるとはいえないようなので定着するかどうかはわかりませんが・・・■この3種類の番組に共通していえること。それは比較的低予算で作れるという点です■この業界にももちろん不況の波は押し寄せてきています。多くの放送局が初めて、あるいは久々に赤字に転じています。テレビ局の支出の中で一番大きな割合を占めるのはもちろん番組の制作に使うお金ですから、そこにシワ寄せがいったり・・・あ、これ以上書くとややこしいからやめとこ■民放テレビって誰でもタダで楽しめる貴重な娯楽で、不景気な時こそ充実してほしいんですけどね・・・■十数年前、バブルが崩壊したときもテレビ界は似た状況でした。お笑いネタブームこそありませんでしたが、たとえば1992年頃のテレビ界を振り返ると、「平成教育委員会」、「クイズ!年の差なんて」、「マジカル頭脳パワー!!」などのクイズ番組が高視聴率を獲り、「追跡」、「知ってるつもり?!」などのドキュメンタリー系の番組がゴールデンで人気でした。また、朝のワイドショーでその日の朝刊を並べて紹介する、というエコノミーな手法が各局で採用されだしたのもこの年です■しかし、深夜枠の番組は90年代初頭にはまだまだ活発で、フジテレビはこの時期に、いわゆる「深夜番組黄金期」を創り上げました。「カルトQ]、「カノッサの屈辱」、「たほいや」、「アメリカの夜」、「音効さん」・・・知的で先鋭的で独創的な数々の名番組が毎夜放送されていました。懐かしいな。同じ業界に生きる者として強い焦燥を感じつつも魅了されていましたねえ■深夜帯って伝統的に、「予算がない分、アイデア・企画力で勝負!」という風土があり、まあ元々低予算だから不況に強いのですね。それは今でも変わっていません。深夜番組はこの不況下にも相変わらず元気です■ただ昔とは微妙に違い、お笑い芸人さんの持つ、強烈な個性やトークの瞬発力などに依存した企画が多いような気がします。もちろんそれも立派な企画であって、芸人さんのポテンシャルを最大限発揮させるという点においては、昔より飛躍的に技術は向上していると思います。僕も毎夜、「アメ・・・」や「・・・コージー」、「あらびき・・・」などで楽しませてもらっているわけで■でもたまには、「たほいや」みたいに企画一本で魅せる番組にも出会いたいなあ・・・■

※ちなみに僕は「雑学」という言葉がなんか嫌いです。「学」というのは体系化された知の集積であり、「雑」とは相容れない言葉だと思うので・・・。「物知り」でええやん(艦長)

耳寄り情報?

■艦長です。恋人募集中です。嘘です。もう恋なんてしない...■さてとうとう師走になってしまいました。街にはクリスマスのイルミネーションがあふれ、新聞にはお節料理の予約案内チラシが折り込まれてるというのに...まだ紅葉が見頃って、どゆこと?なんだかな。どうでもいいけど、この冬は絶対一度雪見露天風呂に入りたいです■それはともかく、年が明ければ、わがABCホールくんも2年目に突入します。数えで2歳です■あ、それで思い出しましたが、ある有名なコラムニスト(かな?エッセイストかな?)の方が、数え年復活論みたいなことを書いておられましたね。ご記憶の方も多いと思いますが■つまりどういうことかというとね、たとえば職場なんかで同僚から「明日僕誕生日やねん」って突然告白されたり、あるじゃないですか。困りません?たぶん恋人でもない限り、他人の誕生日って興味ないでしょ、基本的には。でもそんな情報でも知ってしまえば、おめでとうのひとつも言わなあかんし、OLさんが上司のオヤジに言われたとしたら、ちょっとしたプレゼントくらい渡さなきゃ、みたいなプレッシャーを感じるかもしれない■誕生日がなぜこんだけ重要視されるかというと、その人の「満」年齢がイッコ増える記念日だからです。数え年だったら、年齢が増えるのは全員正月一斉にですから、つまり誕生日の値打ちが相当下がるんです。余計な気遣いが減りますよね■また、ある人の今日現在の年齢を知る必要があるときでも、満年齢だと、生まれ年がわかっただけでは、誕生日が来てる場合と来てない場合で1つ違うから特定できない■その点数え年は便利です。生まれたらとりあえず1歳。正月が来るたびに1つ年をとる。つまり、その共同体に足かけ何年暮らしているかという数ですよね。とても考えが社会的だし、生まれ年から自動的に計算されて非常に簡便です。大晦日に生まれた赤ん坊は生まれて2日目で2歳になるわけだけど、ま、そう決まってしまえばさほど違和感もないでしょう。学校制度とか選挙権とかの問題は別に考えればいいんじゃないのかな■あー、また横道にそれましたが、とにかくABCホールは2009年のお正月に数えで2歳になります。そして2009年の5月2日に、満1歳になります■そう、今年の5月2日、中之島演劇祭2008のトップバッター、転球劇場復活公演が記念すべきこのホールの誕生の瞬間でした■そして2009年の5月2日は、ゴールデンウィーク初日の土曜日にあたるんですが・・・ななんと、来年のゴールデンウィーク、ABCホールまだ空いてるんですよ!■えー念のため申しますと、おかげさまで結構当ホール人気があってですね、来年のカレンダーも相当部分予約等で埋まっているのですが、何とGWだけがぽっかり...!

■そこでね、最近スタッフで話し合ってるんですが、つまり

「ABCホール開館1周年記念GWお楽しみ企画」 をば

              何か考えてみたらいいんじゃねup・・・ってことなんです。

■さあ、またこんなこと書いたら後戻りできないよー、自分で自分の首絞めちゃうよー!(ってこの慣用表現、字にするとキツイな相当)時間もないのにサ。

「こんなことやったらどーかしら。当然私らも出してもらいまっせsign03みたいな楽しい企画、ないですかねぇ、たまたまこのページをご覧になった皆様!

 

て、よう考えたら、やっぱり満年齢でお祝いするんやんか...(艦長)

きーもちいー

いやー秋晴れです。

2008113011170000.jpg ■実は、明日から12月なわけですが、秋まっ盛りって感じですよね。

あんまり気持ちいいので、朝、ホール前のウッドデッキでストレッチしてしまいました(とはいえ私カラダが非常に硬いので傍から見ていた家族連れには不思議な中年の前衛舞踏みたいに見えてたかも、ですが)。

■ABCの建物と、お隣の高層マンション(昨日の新聞に全面広告出てたな)の間の空。

携帯で写真撮ってみてびっくりしました。青が濃いー!

■今日のABCホールはザ・プラン9楽日です。夜の当日券はほんの少し。急げっ!

                     (艦長)

 

 

敵に渡してはいけません

■玉江橋からの風景。 テツジン.JPG

ABCホールがある朝日放送ビルの、堂島川をはさんでお向かいに建設中の高層マンション、その名をN4タワーというそうです。N4って何のことなのかな?...と思っていたら、聞けば、中之島4丁目のことなン・・・(突然江戸っ子落語家風に。「赤めだか」で得た知識です(笑)。どなたでしたかね、こんな風に「です」を発音なさらない大師匠がおられるそうで)■でっかいクレーンが2基、頭からにょっきり突き出している姿が何かに似ているよなぁ、と考えていたら、そうや!鉄人のリモコンや!鉄人28号・・・鉄腕アトムと並び昭和中葉のロボット漫画の双璧。でもご存知のように、両者の性格は大きく異なります。簡単にいうと、心のあるロボットとないロボットですね。アトムは正義感や他者への慈しみ、という人間の精神の美点を理想的な形で備えているのに対し、鉄人28号は完全な機械です。元々、戦時中日本軍が開発し28号目にしてようやく完成した秘密兵器ですから■両方のテレビアニメの主題歌にその差異が端的に現れていますね。かたや「正しい心を持ったラララ科学の子供」、かたや「良くふるまうのも悪くふるまうのもリモコンを手にした者次第」・・・というようなことが歌われてますよね(著作権に配慮しております、、、)・・・■てなことを考えていたら、先日ある劇場でちょっとびっくりな速報チラシをもらったのを思い出しました。なんと、鉄人28号の舞台化です。来年2月、大阪公演の場所はシアター・ドラマシティ。脚本・演出がこれ、押井守さんなんですねー。いったいどんなお芝居になるんでしょうか!?■ちょっと楽しみ・・・(艦長)

インクジェット用でネ

■えー!もう11月やん!!・・・です。先日仕事中に家人から「今から郵便局なんだけど、今年は年賀状何枚買う?」と質問されてショックを受けた艦長です。えらいこっちゃ■・・・そういえば去年の今頃どうしていたかなぁ?現在のABCホールはその頃もちろんまだ工事の真っ最中で、完成したらどんなホールにしていったらいいのか?朝日放送社内でようやく意見がまとまりかけた頃で・・・というか、今もまだ模索してる部分もあったりするわけですが・・・■それから半年後の今年5月2日、中之島演劇祭2008のトップバッター、転球劇場の公演で三代目ABCホールの歴史は始まりました。そしてその日からまた半年経っちゃったんですねー。すごいな■どうなんでしょうね、ABCホール?技術のシバタさん、制作のイノセさんをはじめスタッフも今年の初めから死に物狂いで働いてくれはって、かなり頑張ってるとは思うんですがね■でもねー、首相はすぐ辞めるわ、日経平均はウン千円台に下がるわ、阪神はまさか優勝できないわ、超大物音楽プロデューサーは逮捕されるわ、世の中大変ですからね。この激動の時代、座席数わずか300のホールにいったい何が出来るのか?■うーん、でもとにかく、いろんな情報やエンタテインメントをビビッドに発信し続ける、小粒だけれど一層存在感のあるハコに育てていきたいと、決意を新たにするわけです■・・・てこれホントは一昨日、11月2日のオープン半年記念日に書くネタでしたな(艦長)

日曜日の悩み

■ダイナマイトしゃかりきサ~カス初めての「ホールワンマンライブ」、ただいま大盛り上がりでやってます。客席は超満員。やー楽しそう!アカペラコーラスを中心に、ボイスパーカッション、ダンス、コントまでやらはります。MCも達者です■あとね、ABCホールでのライブということで、ABC番組関係の楽曲もタップシ。昔の「おはよう朝日です」の主題歌(紙ふうせんの・・・何だっけ??)、円広志さん作の「探偵!ナイトスクープ」の主題歌「ハートスランプ二人ぼっち」、んで、「アタック25」のテーマ曲には博多華丸さんばりの物真似つきです。お客様もお喜び。朝日放送の社長になり代わりお礼申し上げますm(_ _)m■とにかくサービス精神いっぱいの5人組ですわ。今夜お越しにならなかった方も要チェックですよー■さて、11月5日(水)はいよいよR-1を目指す土肥ポン太さんのライブ。こっちは笑わせるのが専門ですからね。負けないように頑張ってください■

さて、ここでハテと悩んだこと・・・。今日は11月2日の日曜日。土肥ポン太ライブは11月5日の水曜日にあるんですが、さてこの日は「今週の水曜日」でしょうか?「来週の水曜日」でしょうか?■・・・つまりいいかえると、「1週間の始まりの曜日は何曜日?」という問題ですね■この正解の候補は、少なくとも日本においては2つに絞られます。そ、日曜か月曜。皆さんはどっち派ですか?■ちなみにカレンダーの並びでは日本で売られているものは日曜をアタマに作られているものがほとんどです。興味のある方は調べてみていただきたいのですが、おおむねこれはキリスト教圏の主流といってよく、旧約聖書・創世記の記述や新約聖書におけるキリストの磔刑~復活の記述に基づくというのが有力なようです。つまりざっくり云えば「神」=「光」=「日」を頭にもってくるというイメージですね。でもでもでも!誰でも即座に思うように「週末」っていうじゃないですか。あれって、ふつう土日のことでしょ?■で、ここで手元の電子辞書に収められた広辞苑(第5版)で「週末」を引いてみると意外や意外、「1週間の末。土曜日、または土曜日から日曜日へかけていう。近年は金曜日を含めてもいう・・・」ですと!なんとなく土曜が主役っぽいじゃないですか。つまり<日曜が週の始まり説>をとっているような・・・■ところが・・・朝日放送も認証取得している環境基準<ISO14001>などで最近お馴染みの国際標準化機構「ISO」~身の回りのいろんなものや仕組みに国際的な規格を定めようという国際組織~では日付や時刻の標準規格<ISO8601>というのも定めていて、そこでは曜日に番号を振っているのですが、「1」が月曜、順に増えていって「7」が日曜なんです・・・えーISOではつまり月曜がはじまりなん?ややこしいなー■もちろん放送業界では月曜から金曜まで帯の番組があって土日だけ別編成という枠が多いですし、興行の世界でも千秋楽は日曜というのが圧倒的ですから、私らの感覚としては<1週間は月曜から日曜まで>なんですが・・・はっきりしてほしいよなーホント■なんてことを書いていたら、ダイナマイトしゃかりきサ~カスさんはとうとうABCの"週末"の名物「新婚さんいらっしゃい!」のコントを始めはりました。ほんとすごいわ(艦長)

ピーカン

■写真はABCホールの玄関前に広がるデッキの上から堂島川の上流を望んだ風景。 川面 京阪中之島線が開通して以来、ほたるまち界隈に散策に来られる家族連れ、熟年カップルなどが目に見えて多くなりました■そんなお客様からよく、「朝日放送の中、見れないの?」というお問い合わせを受けるのですが、残念ながら一般の方に立ち入っていただけるのはこのデッキのみなんです。MさんとかKさんの局舎には誰でも入れるエリアがあるんですけどね。ごめんなさい、気がきかなくて申し訳ないのですが、是非何かお気に入りの催しをみつけてABCホールにお越しくださいm(_ _)m■さて美しい秋晴れです。こういう天気を昔から「ピーカン」っていいますよね。なんとなく語感からも晴れっぽい感じはするわけですが、なぜピーカンっていうかご存知ですか?僕は...知ってたつもりなんですが、インターネットでちょっと確認してみて、たった今自信がなくなってしまいました■僕が、若い頃たぶん先輩に教えられた語源はこうです。...タバコのショートピースには箱入りと缶入りがありますが、缶の方を「ピー缶」といいますよね。あの缶の外蓋を開けるとまん丸でピカピカなアルミ箔の内蓋?があって(上等の海苔の缶などに今でも貼ってあるやつ)、あれが快晴の日の太陽みたいだから...。ずっとこれを信じてたのです■ところがちょっと検索してみると、缶ピース語源説はまあ主流ではあるのですが、アルミの輝きではなく、あのショートピースのパッケージ独特の濃い青が澄んだ青空みたいだから。あるいは、ピースのパッケージにはオリーブをくわえた鳩が描かれているが、あれは、旧約聖書に登場する、大洪水がようやく収まって地表が現れ始めたことを方舟の上のノアに知らせた鳩であり、つまり「晴れ」の象徴なのだ...と■またピースとは全然関係なく、映画の撮影現場の用語で、晴れているとカメラのピントが完璧にカーンと合わせられるから「ピントがカーン」→「ピーカン」...などなど■まあ、僕にとってもテレビのロケ現場で教えられた言葉だし、きっと、天候によって大きく進行が左右される映画界で生まれた言葉ではあるとは思いますが...なんか映画の人ってショートピースを吸ってるイメージありますしね。どうなんでしょ?どう思います?■んでまた関係ないこと思い出しましたが、漫画家・大友克洋の初期の作品集「ショート・ピース」はすごかったなぁ。中でも「宇宙パトロール・シゲマ」という短編、傑作です。70年代の 気だるぅい学生アパートで突如始まる珍妙なSF活劇(?)...なんというか演劇的なんですよね...ご存知でない方は 是非探して読んでみてください。懐かしいな■今夜帰って読んでみよっと(艦長)

博多駅で下車したけど行ったのは福岡・・・難しい

■おととい、福岡に行ってきました。ひっさしぶり!・・・福岡、元気です。小雨そぼ降る感じだったのにもかかわらず、なんだか大阪より活気あるなあ、って思ってしまいました■芝居を2本観ました。ひとつは最近大注目のギンギラ太陽'sさん。北海道のTEAM NACSと並び称されることの多い、地域密着型の劇団です。 2008102415220000.jpg出し物は「天神開拓史」という、福岡の町の発展に関する作品■ご存知の方も多いと思いますが、この劇団の特徴は何といってもカブリモノです。全員が必ず顔の周りをおおうカブリモノを着ているのです。今回の作品では、鉄道、バス、商店、デパート・・・役者それぞれが一人何役か、福岡の町の発展に関係した乗り物や企業のキャラクターをユーモラスなカブリモノで演じるのです■私、ギンギラさんはこれまで短編作品やビデオしか拝見したことがなく、楽しみにしつつも、福岡の町のことを全く知らない自分がこの作品を面白がれるのか心配な面もあったのですが・・・、いやー面白かったー!!■戦前戦中戦後、福岡の町の興亡史をテンポよく爆笑ギャグ満載で描く!最後にはうるるとなる始末です。カブリモノなのに...■実はこの日は地元の高校の生徒さんの「芸術鑑賞会」で、それを特別に見学させていただいたのですが、最初ザワついていた客席を巧妙な「客イジリ」(言葉悪いけど)であっという間にツカんで、あとは最後まで全員を舞台に熱中させていました■学校の演劇鑑賞会というとなんだか・・・皆さんあまりよい思い出がないでしょ?あれで演劇が嫌いになる人も多い、というか生涯で唯一の観劇体験となる人も多いと思うのです■その点、この日の少年少女はいいもの見れたなあ!そして、この鑑賞会を実現させた、おそらくはギンギラ太陽'sファンの先生!あなたは偉い!■2本目の劇についてはまた・・・(艦長)

 

■なおこの作品「天神開拓史」は西鉄ホールで10月2日から11月3日まで上演中!なんと34ステ、1万人動員目標の大興行です。

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