スタッフブログ
Back Number
スタッフの雑記

おけいはんも便利に。

■一昨日、10月18日に京阪の中之島線が開通し、ABCホールへのアクセス方法がまたひとつ増えました。終点の中之島駅で降り、6番出口を出てすぐそばの玉江橋を渡って...というルートです■ 2008102015370000.jpg写真は、ホールの玄関前から玉江橋、その向こうの中之島駅入り口を望んだところ。茶色い箱みたいなのが駅入り口です■まだ実際に歩いていないので分かりませんが、駅からの距離でいうと一番近いのかな?文句なく京阪沿線の方にとっては大変便利になりました。それに、打ち上げとなったら祇園まで1本で行けますからね(行かないけど)■余談ですが、ネットで京阪電車の路線図を調べていて、京都の五条駅、四条駅、丸太町駅がそれぞれ、「清水五条」「祇園四条」「神宮丸太町」と名称変更されているのをはじめて知りました。ふーん。それぞれ京都を代表する観光スポットですからね、遠来の人には分かりやすいのでしょうね■こうなると間に挟まれた三条駅が気の毒になってきますが...適当なのがなかったのかな?「絶景三条」とか(南禅寺は少し遠いか?)、「彦九郎三条」とか(駅前に高山彦九郎の土下座の像が...)。

■すみません、そんなわけで、北の「環状線・福島」、「阪神・福島」、「東西線・新福島」の3兄弟に続いて、南に新しい「京阪・中之島」という4番目の兄弟が誕生しました。おめでとうございます!これからもよろしくお願い致します■(艦長)

ホールというおもちゃ箱。

「艦長」でも「ロクベエ」でもなく、無記名で日記を書いていましたが、「乗組員」と名乗ることにいたします、ABCホールのスタッフです。以後よろしくお願いいたします。

 

ABCホールもオープンしてまだ5ヶ月。ご利用いただく方々に「まだ新しいニオイしますねぇ」とおっしゃっていただきますが、我々はまだホール内に入るのにヘルメットが必要だったり、あちこち工事をしていたり、塗料のにおいがしたりしている頃からいるので、どうもそういう感覚はなくなってきておりますが、まだ5ヶ月でした。来年の予定も続々と決まってきております。ご利用、ご来場おまちいたしております。

そんな新しいABCホールから徒歩15分ほどのところに、来月オープンの劇場があります。桜橋の交差点から程近い「サンケイホールブリーゼ」さんです。こちらも「旧サンケイホール」からのリニューアル。先日関係者のみの内覧会があったので艦長とともに伺いました。

劇場に勤務していると、よその劇場がとても気になります。どこの劇場にも「強み」と「弱点」があり、演目の「向き」「不向き」があると思います。

サンケイホールブリーゼさんは「BREEZE BREEZE」というファッション・グルメの複合ビルの7Fにありました。平日の昼間でもお客さんがたくさんいらっしゃいました。真っ白なロビー、真っ黒な劇場内のコントラストはそれだけで「非日常空間」に連れて行ってくれます。いろいろオープニング公演なども決まっているようですので、個人的にもとても楽しみです。

ABCホールはお隣に「堂島リバーフォーラム」、川向こうに「グランキューブ大阪」、旧社屋の方には「シンフォニーホール」など、劇場が徒歩圏内にたくさんあります。それぞれの劇場が「劇場の強み」を活かして、賑わい、盛り上がっていければな・・・と、勝手にえらそうに思う次第です。「ABCホールでやってほしいこと」等も是非お聞かせください!

 

先述しておりますが、11月は「音楽」と「演芸」が多いです。

今日は11月2日ABCホールで初のワンマンライブを行う「ダイナマイトしゃかりきサーカス」さんが来てくださいました。WEB動画告知をホールロビーで収録されてましたので近々アップされると思います。是非ホームページなどチェックしていただいて、ホールにご来場ください!

しゃかりき.jpg

 

ABCホールの「強み」の1つ、大きな窓で川の眺めのよいホールロビーにて!!

彼らがABCホールというおもちゃ箱に、どんなおもちゃを入れてくれるでしょうか?!

想像力の問題

■昨夜ホールでは、本格ミステリー界の巨匠、有栖川有栖・綾辻行人の両先生と、リリパット・アーミー座長わかぎゑふ女史による「安楽椅子探偵7」の解決編トーク部分が収録されておりました。これを観ちゃうと正解がわかってしまって楽しくないのと、ちょっとある人と会う約束が出来たので、艦長は収録が無事始まったのを見届けると職場を飛び出して、福島駅方面へと向かいました■ご存知の通り福島界隈は居酒屋天国です。そして新店ラッシュです。放送局が越してきたのも少しは関係しているのかもしれませんが、この不況の影響が大きいのではないでしょうか。北新地から程近く、しかし客単価は天と地ほども違うこのあたり、各情誌で盛んに特集が組まれるなど注目スポットになってます■昨夜も、新鮮な魚が安く食べられしかも個室という居酒屋で、1時間半ばかり知り合いと話したのですが...いやはやちょっと重い話でした。プライベートな事柄なので具体的に書くわけにはいきませんが、雇用不安、おたく、自傷...その他いろいろな問題が複雑に絡み合った話で...サラリーマン生活をのーのーと(いや実は何かと大変なんスけど)送りつつ日々面白いことを探している僕にとっては、恵まれたわが身の状況を再認識させられる時間でした■格差社会とか勝ち組負け組なんていう言葉は好きではありませんが、人間、自分よりつらい立場にいる人に対する思いやりを大事にしないとな、と思った帰り道。すぐに電車に乗る気にもなれず、ぶらぶら歩いて、大淀の古い朝日放送ビルの前まで行ったのですが...。旧社屋の一帯はフェンスで囲われ、あとは解体を待つばかりという印象で、なんだか悲しくなってしまいました。就職して29年間ですから、ちょっと計算してみると、合計10年近い時間をこの建物の中で過ごしてきたわけで、、、。

あー暗くなってしまった。本当は「思いやり」にひっかけて、傘とテールゲートのことを書こうと思っていたのです!前に劇場における「帽子」のマナーについて書きました。あれって自分の後ろの人に対する想像力の問題だと思うのですが、実はあれよりずっと僕が嫌いなのが、同じく「後方への想像力の欠如」に関することで、

■「閉じた傘の先を後ろに大きく振って歩く人」

■「ワンボックスカーのテールゲートを開けっ放しにする人」    です。

どちらもとても危険で不愉快。傘については、人ごみの中であれほど無神経でいられる人が出現したのは最近のような気がするし、案外、老若男女まんべんなくいるんですよ、これが■それと無人で開けっ放しのテールゲートは間違いなく非常に危険です。歩道の真ん中に堂々と直角に出っ張ってたりするし、目の高さから見ると、アレ、薄っぺらくて気がつきにくいでしょう。色も大抵白っぽくて背景に溶け込みやすい。特に最近は自転車に乗りながらメール打ってる人がいたり、前方不注意な人が非常に多いですから、大怪我の原因になるんじゃないかと気が気ではありません!■

あれもこれもそれも、ぜーんぶ「(後方への)想像力」の問題だと思うんですよ■(艦長)

ぐぅぅ・・・

■昨日は梅田芸術劇場にいて、「黒部の太陽」の舞台での稽古を取材していたのですが・・・■いや、すごい!1幕の終わり、話題の出水シーンはエライことになっています。ここ見るだけでもチケット代の価値ありです■いやもちろん、こんなこというのは舞台にたずさわるすべての人に失礼だとは重々承知しています。でもそれほどすごいです。修羅場です。水地獄です。演技不能の空間で、それに負けない演技をする!まさに役者にとって戦いのシーンです。装置、照明、音響、演出、すべてのスタッフにとっても...!もちろん舞台は2幕において更なる深み、本当のクライマックスへと向かうのですが...■初日以降、1幕終わりの休憩でお客様がどんな会話をなさるのか、ぜひ聞いてみたいと思います。皆さん、碇マークのエンブレムが胸に輝く制服をまとい、自慢のパイプを片手に梅田芸術劇場のロビーで小太りの中年男が聞き耳を立てていたら、それは艦長です(笑)■さて、あまりの大迫力に当てられて夜の梅田を歩いていたら、なんだか急激にお腹が空いてきて、 2008100217020000.jpgというより血糖値が急に下がってクラっとする感じになって・・・(ときどきなりません?こういう感じ)・・・ヤバイ!何かお腹に入れなきゃ!とコンビニに飛び込んで買ったのが写真のチョコレート菓子(一応商品名は伏せますね)。そう、有名なアノお菓子に「キャラメルマキアート味」が登場して、これが「キター!!」って」感じにおいしかったんです。もちろんそういう状態だったので、あまり客観的な評価ではありませんが、なんだかとても親しみがわいてしまいました■心理学に「恋の吊り橋理論」というのがありますが、「チョコの黒部理論」、かな?無理があるな、相当■(艦長)

言葉に祝福されて...

ロクベエでございます。

突然ですが、私落語はそんなにというか全く詳しくないのですが、色々な人が書評などで絶賛している立川談春さんの「赤めだか」を読みました。

もう、すごかったですね、この本は。

談春さんが、泣く子も黙る立川談志師匠の元に弟子入りし、真打ちになるまでの回想記なんですが、私の中では間違いなく今年ナンバーワン!おもしろくて目が離せない、なんてもんじゃないですよ。読み出したら本が手にひっついて離れないくらいです。

そして、笑えるだけでなく泣けます!私ロクベエも読み終わった後、いなかっぺ大将のダイちゃんみたいに鼻水、涙、なんか訳のわからない水分が滝のように落ちてきました。

しかし、ここまで書いてきて思ったんですが、こういう所に本のおもしろさを上手く紹介するのって難しいですね。余計な事を書くとネタバレしてしまいますし...

この「赤めだか」は帯に評論家の福田和也氏の推薦文「この人は間違いなく『言葉』に祝福されている」という素敵な文章が載っていました。(うろ覚えなので、間違えていたらスイマセン)

それで思うのですが、よくミステリーなんかの帯に宣伝文句が書いているじゃないですか。あれを書くのも、本当に大変だと思いますし、センスが要りますよね。

「ラストの一行、あなたは衝撃に耐えられるか?」

なんて書いてあると、もうその一行にしか興味なくなって、途中をしっかり読もうという気がなくなってくるんですよね。それでいて意外とラストの一行が期待していたほど衝撃を受けなかったりで...

よく芸人さんが言う「ハードル上がっちゃった」ってやつですかね?

でも、この「赤めだか」は、どれだけハードルをあげても大丈夫です!自信を持っておすすめします!そして、落語って本当にすごい日本の財産なんだなぁ、と改めて思うはずです。9月30日ABCホールでの「さよなら、小米朝最後の落語回」も行けばよかった...

でも、今後もABCホールで落語を聞ける機会もいっぱいあるはずです。皆様も是非!

 

ポジティブな言葉を

■土曜日、朝の仕事が一段落してちょっと素敵なお茶をした後、京都・北白川にある京都造形芸術大学に行ってきました。 2008092718540000.jpg一人芝居で有名なイッセー尾形さんのワークショップを見学するためです■学生さんと社会人が一緒になって数日間、イッセーさんと演出家の森田さんの指導を受けて、家族のスケッチ的な短い劇を創り上げていく...僕が拝見したのはその練習の最終段階と発表会だけだったのでワークショップの全貌はわからないのですが...それでもめちゃくちゃ新鮮で勉強になりました。数人が組になり簡単な設定だけ与えられ、即興で言葉を発していきます■詰まったり、だらだら長すぎたり、受け狙いだったりすると、イッセーさんから即座に、身振り付きで厳しいダメが飛びます。見た目はまるで、イッセーさんが指揮者になった楽団の演奏会みたいなんです。わかりますか?■いいなあ。機会があったら参加したいなぁ...でも僕、絶対叱られてばかりだな。受け狙いしちゃうもん■実は僕は、かなり古くからのイッセー尾形ファンで、今から27、8年前、今はもうない心斎橋のパルコスタジオで催されたライブを一人で観に行ったんです■前売り券を買っていたのか、当日飛び込んだのかまでは記憶にないのですが、もう自分が大注目の役者さんでしたから、当然超満員だと思って入場したら...い、いない!お客がいない!!...場内ガラガラで、お客さん全部で4、5人だったと思います■実はその中の一人に当時僕がよく知ってたタレントの卵の女の子がいて...いわゆる番組の「アシスタント」などをやりながらコント集団に入って笑いを勉強してるようなコですね。実はちょっと気になってはいたわけです■で、そっちもドキドキしてたんですが、ライブが始まったらもうそれどころではなく、今ではお馴染になった「バーテン」や「アトムおじさん」のネタに夢中になってしまいました。実は最近知ったのですが、アトムおじさんのネタはこの心斎橋パルコが初演だったそうで、歴史的な瞬間に立ち会っていたわけで、いやー感激です■不入りと初演...二つの理由でこの心斎橋でのライブはイッセーさんたちにとっても思い出深い出来事なのだそうです。で実は、昨日のワークショップ発表会のオープニングで、お客様の前に出てこの夜の話をイッセーさんからインタビューされるはめになりました。誰がって?艦長がですぅ!■わ、わ、わ。仕事柄大勢の人の前は比較的慣れてますが、感激と緊張でこれは震えました。そして受け狙いで結構スベりました。とほほ・・・

イッセーさん、森田さんの指導で、印象に残った言葉・・・

「ネガティブなことは言わない」・・・つまり、批判や否定をされると、そこで会話が終わっちゃうんですね。たしかに。

「自分のことは言わない。みんなが共有できる話を」・・・これもたしかに、会話において大事なことのような気がします。

■劇とはなにか?いろいろな考え、スタイルがあると思いますが...イッセーさんの一人芝居は人と人とのコミュニケーションのありようの面白さがその原点です。(重要な点ですが、イッセーさんの芝居は、出ているのはイッセー尾形一人だけれど、状況は必ず人とのコミュニケーションなんです)■であるとすれば、その手法を学ぶことは日常生活を豊かにする力にもなりますよね、きっと■ちなに、、、その心斎橋の夜、僕はコミュニケーション能力の低さのゆえに?彼女に一言も声をかけることが出来ず、その後も何事もありませんでしたとさ...どう考えても絶好のシチュエーションですよね。誰も知らない素敵なライブを偶然共有できた夜なんだから■

■写真は京都造形芸術大学キャンパスの入り口にあった「ねぶた」です。うーん造形してるね(艦長)

福島迷い歩き

■日曜日。大雨の京都から苦労して出勤したら大阪は晴れ。ちょっと昼時に時間が空いて、とはいえ芝居や映画を観に行くほどの時間もないので、会社の近所を少し散歩■最初はね、本を買おうと思っていたのです。立川談春さんの「赤めだか」。名著らしいです。僕を知ってる人なら「なんやまだ読んでないの?」っていわれそうな類の本。あまりに未読の本が家に溜まっているので、どうせ読むのは少し先だろうからと楽しみに取っておいたのですが、今朝例によって愛犬と散歩しながら(その途中で降り出した)podcastを聴いていたら、水道橋博士がこの本を絶賛していたのでついに我慢できなくなりました■最近は不精というかほとんどの本を某巨大オンライン書店で買う癖がついてしまい、ほぼ週1ペースで段ボール箱が届いて家族の顰蹙をかっているもので、たまには町の本屋さんで買おうと・・・したのですが、ないのですよ。会社の近くに開いてる本屋さんが 2008092113270000.jpg■福島のガード下の書店が閉まっていたので、聖天通りという駅前から続く古い商店街に入りました。確か小さな本屋さんがあったはず・・・あったあった・・・でも日曜だからか、店をたたまれたのか分かりませんが、シャッターがおりています。で、いつしか本は諦めて福島散歩に予定変更■本は結局ネットで買うことになるわけで、僕らがこんなことしてるから町の本屋さんがどんどんなくなるんですよね・・・(反省)■さて、この「福島聖天通り商店街」には楽しいキャッチフレーズがあります。「売れても占い商店街!!」■大型小売店の進出で昔ながらの商店街が苦境に陥っている、という話をよく耳にしますが、ここ聖天通りは、そんな流れに負けるものかと、占いイベントの開催を町の名物にして頑張っておられるのです。通りに沿ってズラリとこの言葉を染め出したのぼりが立ち並んでちょっとした壮観です。日曜の昼間はご覧のように静かで、確かに生鮮食料品店など、地元に密着した店舗はやはり減っているようではありますが・・・。それと入れ替わるように、なのでしょうか、とにかくこの商店街、素敵な飲食店が多いのです■といっても僕そんなに頻繁に食べ歩く人間ではないので、以下雑誌等の受け売りも含めてご紹介すると・・・お洒落串揚げの草分け的お店、何ヶ月も前に予約で埋まる小さな洋食屋さん、ホルモンが新鮮で超旨い焼肉店、大人気でどんどん拡張していくモツ鍋屋さん、昔から定評ある割烹、大阪の超有名店から独立して早くも予約がとれないカウンターフレンチ、豪快なマグロ料理専門店、こだわりの現代風そば切り屋さん、それ以外にも左右をきょろきょろしながら歩けば、美味しそうなお店が目白押しです 2008092113460000.jpg■あいにくお昼は社員食堂で済ませてしまったので、さらに裏通りに進むと、なんだか不思議な路地に迷い込んでしまいました。戦前のたたずまい、というのは大げさですが、《レトロな店構えに、うねるような筆文字で店名が書かれた看板》、というお店が、四軒、五軒と並んで・・・ン!?・・・ななんと、松島容子さんの「ボンカレー」ホーロー看板です■まさかなあ、いくら古い町並みとはいえ、大阪の真ん中やもんなあ、ツクリだよなあ・・・。それにしても何だか、つげ義春の世界だな。滝田ゆうかな?いずれにしても「ガロ」だよなぁ(分かりますか?)などと考えてました■ん?どうしてそんなダークな連想しちゃうんだろ?えーっ!?・・・気がつくと、昼下がりなのにいつの間にか空は真っ暗。大雨の気配なのです。「もう彼岸だというのになんだよこの天候は!?俺は温暖化とか異常気象とか信じてないかんな!!」などと心の中で叫びつつ、ガロワールドを抜け出してABCホールへと逃げ帰ったのでした■書き終わった今、外は雷雨です■あ、ダークで思い出しましたが昨日やっと観た「DARK KNIGHT」、最高でした(艦長)

50歳の天才新人歌手、ABCホールに登場!

皆様はじめまして!

私、ABCホールでの公演企画を担当していますロクベエと申します。

生初の「ブログ執筆」体験にドキドキしております。

ABCホール・スタッフブログをほとんど日記化?している「艦長」(ブログを書いているときが一番イキイキしているとの目撃多数)とは、10年以上前から、某バラエティー番組のプロデューサーとディレクターという関係で苦楽をともにしてまいりました

 

今回縁あって、私ロクベエも、ABCホールでのイベントをプロデュース!

という素晴らしい機会を与えてもらえることになりました。あまりの大役に、私ロクベエ、身が引き締まる思いであります。

 

まぁ、そんな大層なものではなく、ブログ執筆中の艦長からボソっと

「君もなんかイベントやったら?」と言われただけですが...。

艦長、ちょっとシャイなんです。

 

いや、艦長は実は私ロクベエに、大きな期待をかけているに違いない!ABCホールの浮沈は私・不肖ロクベエの手に委ねられた!ホールの興廃この一戦にあり。面舵いっぱ~~い!などと、昔からすぐに調子に乗る私は、イベントの企画を立ち上げました。

 

突然ですが皆さん、「邦楽」って最近聞きますか?

 

私ロクベエもすでに中年の域にさしかかったしがないサラリーマンなんですが、

どうも年々ヒットチャートをにぎわす邦楽が、「しんどく」なってきたんですよねぇ。

「邦楽」っていう表現も古いか。「J-POP」ですかね?

 

誤解を恐れずに言わせていただくと、このJ-POPって、90%の歌が要約すると「私は、あなたを、愛してます」っていう歌じゃないですか?(ざっくり要約しすぎ?)洋楽もそうかもしれませんが、なんせ歌詞がよくわからんもんで...。

 

なんか40歳手前になってくると歌詞に出てくる「愛」や「恋」という言葉に、心惹かれなくなくなってくるんですよ。

 

あっ、ついでに言わせていただくと、あのヒップホップっていうんですか?

なんかラップで言葉遊びしてる、みたいなのありますよね?

「♪気分上々、君に熱情、こんな現状すなわち恋愛感情!ヨゥ ヨゥ♪」のような...アレも私にはちょっと馴染めません。もちろんこの手の音楽を否定しているわけではありません。ええ、そうです、はっきり認めます。私がもう時代に取り残されてるだけなんです。

 

そんな時、ひょんな所で、「秦万里子さん」という50歳の新人歌手!を、目にする機会がありました。

もう、びっくりしましたね、ロクベエは。はっきり言ってこの秦万里子さんは天才です!

上記のJ-POPと一味違って、歌詞のテーマは「冷蔵庫の中身」「バーゲンでの女の闘い」「誕生日を覚えていない夫」など、本当に主婦の身の回りの事ばかり。

 hatamariko.jpg

せっかく高級クリームを買って顔に塗りたくったのに、

ツルツルになったのは顔じゃなく指先だけ、

など思わずヒザを打ちたくなる歌詞のオンパレード。私ロクベエもライブにお邪魔しましたが、

「ゴソゴソゴソッ...」音を立てて目からウロコが落ちるのがわかりましたね。

 

秦さんご自身も2人の子供を持つ主婦なんですが、主婦シンガーだからといって、素人芸じゃありません。国立音大ピアノ科を卒業後、ボストンでジャズや作曲法を長年学んできた、正真正銘の「ホンモノ」なんです。ジャズ・クラシック・ポップス... 秦さんの無数の引き出しから紡ぎだされるメロディーは実に美しいんです。

 

そんな秦万里子さんが、119日(日)にABCホールでコンサートを行うことが決定しました!

ロクベエお勧め、損はさせないこのコンサートの見所(いろんな仕掛けも用意してます!)は、また後日このブログで紹介させてもらいます。

 

明日、920日(土)に発売が始まりますので、みなさま是非! 詳細はコチラ

 

【開催日時】119日(日)1500

【会  場】ABCホール

【料  金】前売¥3,000 当日¥3,500 (全席指定)

      ※未就学児の入場はご遠慮下さい。

【チケット】9/20(土)発売開始!

       電話0570-02-9999 チケットぴあ(Pコード:302-257)

 

宮根くん、頑張ってるなー

■表題との関連は他局の番組宣伝になっちゃうので控えますが...この秋、関西テレビ、よみうりテレビは、開局50周年ということで記念の大型番組が続々と放映されるようです。わが朝日放送の方は約3年後、創立60周年を迎えます■いや別に自慢しているわけではありません。古けりゃいいってもんじゃないしね■なぜ朝日が(毎日もですが)先輩かというと、単純にラジオもやっているからです。1951年に朝日放送はラジオ局として電波を出し始めているのですね■NHKと日本テレビが、テレビの本放送を始めたのが1954年。その2年後、朝日・毎日の合弁で出来た大阪テレビ放送(OTV)が、近畿初の民間テレビ放送を始めました。OTVは、朝日放送と新日本放送(後の毎日放送)のスタッフが手をとりあい、テレビという全く新しい技術を学びつつ苦労して運営していました■ 2008091515250000.jpgやがてOTVのスタッフは再び朝日、毎日に分かれ、それぞれがラジオ・テレビ兼営局となっていくのですが...どうしてこんな奇妙な合弁状態が一時期存在したのかというと、近畿圏に民放テレビ用の電波が1つしか割り当てられていなかったからなのです■つまり、それ以上テレビ局を増やしてもビジネスとして成り立たず共倒れになるだろう、と政府が考えてたのですね!うーん、隔世の感があります■...といってもわずか50年前のハナシです。たった50年前には「テレビなんて商売になるのかよ?」ってほとんどの人が思ってたわけで...すごいな、時代の流れって。

 ■そんなこんなで、僕は今、3年後のABC創立60周年に何か素敵な企画を出してやろっ!と考えているわけです。6チャンネルだから60周年は大々的にお祝いしそうだし(?)、第一、年齢的に最後のチャンスだしな■このABCホールを使った企画も考え中ですが、何せキャパ300ですからねー、何する?そうかその手があったか!...それ以外にも面白そうなの思いついちゃったぞ...ふふ。きっと実現してみせましょう。3年後をお楽しみに...!!■(艦長)

ライブハウス仕様のABCHALL☆

最近はいろいろと映画の試写会なども多く、ワイドショーやスポーツ新聞、情報誌などでABCホールの試写会舞台挨拶の模様などを目にすることが多いですが、本当にこの「ホール」というのは「おもちゃ箱」のようでさまざま変化します。

この連休は「ライブハウス」仕様です。

LiveHouse.jpg

 

13日、14日は韓流俳優の「ホ・ジュノ」さんのライブ&トーク。マスコミに一時期ほど「韓流スター」が取り上げられていないからか、ブームは終わったのかなぁと思っていましたが(失礼!)ブームではなく「根付いて」いたんですね。

三代澤アナウンサーがトークコーナーの司会で登場されて、いろいろ「生」のお話を聞けたようで、たくさんのお客様が瞳をキラキラさせていらっしゃいました。

ちょっと楽屋風景ですが本日の「ケータリング」いわゆるお弁当が「カレー」だったのですが、カレーと一緒に「福神漬け」「ラッキョウ」・・・そして「キムチ」!!でもこれが「合う」んですって。酸味とシャキシャキ感と辛味・・・確かに合うかも。ご興味のある方はお試しください。

スパイス.jpg

 

「ホ・ジュノ」さんは本日まで。明日もライブですが、4バンドと「大西ユカリ」さんの登場。またぐっと変わったABCホールの「顔」がお見せできそうです。「ここに行ったら何かおもろいもんやってる」そんな劇場になればいいなぁと、おもちゃ箱を見ながら思います。ですよね、艦長?

 

 

 

 

<<前のページ 24  25  26  27  28  29  30  31  32  33  34
各ページに記載している内容は、掲載時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
バックナンバー
前の月 2019年06月
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30