手塚「『ストップおんだん館』についてご説明ください」宮腰「一口で言いますと“体験型学習施設”です。それだけではなく地域で環境活動をしている方をサポートするセンターとしても機能しています。環境省が『温暖化防止センター』というところに委託して運営されています。特徴としては展示物を外部に貸し出ししているところです。展示物というのは40分の授業が出来るようなノウハウがついた物です」
手塚「宮腰さんは“インタープリター”と言うことですが、お仕事の内容をお教えください」宮腰「元々は野外で行う“自然解説案内人”というように使われていましたが、ここでは温暖化を考えて行動するときのサポーターという形で使っています」
手塚「宮腰さんは他にも活動をされていらっしゃるそうですが」宮腰「夜は個人的にボランティアとして『エコ・リーグ』という団体で活動しています。大学生の環境サークルやインカレのサークルをネットワークしたり、学生サークルのスキルアップをする団体の運営をしています」手塚「自分の時間のほとんどがエコに携わっている宮腰さんですが、環境問題に関心を持つきっかけは?」宮腰「大学に入った頃に大学の道路沿いにある畑にゴミが落ちていました。自分の学生が捨てた物だと思ったので、そのゴミを拾いました。そうしたらそのお宅の人が“ありがとう”とお礼を言いました。そこにやりきれなさを感じました。大学生が捨てたゴミですから、怒られて当たり前だと思いました。そこで、一人ではなかなか難しいので、環境サークルを作ろうと思いました。それがきっかけですが、すぐにサークルは作らずにNGOの団体に参加しました。それが『A
SEED JAPAN』でした」
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