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3月10日 ゲスト:西村幸祐さん |
スポーツジャーナリストの西村幸祐さんに、まずはサッカー・ワールドカップに手塚の素朴な疑問を伺いました。
手塚「何でこんなに盛り上がってるんですか」西村「日本では不思議でしょうが、ほとんどの国では、ワールドカップだけで通じるんですよ。もっと言えばカップだけで通じるんです」手塚「そうなんですか。へぇ~。世界中の方が日本にやってくるわけですよね。パニックにならないんですか」西村「ワールドカップはいわゆるお祭りですから、そうなって当たり前なんです。よく国際化って言うじゃないですか。でもそれって何も日本が外国に合わせるという事ばかりじゃなくて、日本人が日本人を見つめ直すのも国際化だと思うんです。そういう意味でいろいろな宗教や文化の違う人たちが日本に来るので、良い機会だと思います。大げさに言うと黒船と一緒ですね」
手塚「お祭りは私大好きなんですが、不安もあるんですよ」西村「私は日本がワールドカップを受け入れられるかどうか不安なんですね~。 フーリガンってマスコミが騒いでいますが、フーリガンはサポーターとは別なんです。でもあんまり騒ぎすぎて普通のサポーターを見てもフーリガンと思ってしまうじゃないかと、私は不安ですね。例えば電車の中で歌を歌ったりするのは当たり前なんです。だからそういう行為を笑顔で見守る度量が必要でしょうね」
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手塚「西村さんはアフガニスタンの子供たちがワールドカップを見られるようにと、2002CLUBアフガンプロジェクトの活動されていますが、これは」西村「私がインターネット上でやっているサッカーマガジンに書いたコラムがきっかけなんです。アジアで始めて行われるワールドカップを、アジアで一番貧しいアフガニスタンの人たちに見てもらいたいという素朴な発想から始まったんです。そしたら読者の人たちからの反響がすごくて、いろいろな意見をいただきました。その中で実現させたいという読者の方たちが出てきて、何とかしなくちゃということでこのプロジェクトを立ち上げたんです。とにかくここまできたら実現させたいですね~」 |
2002CLUBのホームページアドレスは、
http://www.isize.com/sports/2002club/です。 |

3月17日 ゲスト:西村幸祐さん |
手塚「西村さんが編集長をされているオンラインマガジン“2002Club” をご説明願います」西村「6年前に誕生したサイトで、雑誌の形態をとりながら、Jリーグや世界のサッカーの試合レポートやサポーターからのレポートなどを載せている、サッカー情報雑誌です」
手塚「西村さんは一般の雑誌にも書いてらっしゃいますが、違いはありますか?」西村「それは全くないですね」手塚「ネットの方がすぐに反応がありますけど...」
西村「それに関してはそうですね。ネットの方が楽しいですね」手塚「でもそれだけ反応があると、うれしい反面、怖さもありますよね」西村「それはそうですね。例えばネットの中には、真実や、デマがごちゃ混ぜになっています。この情報提供者は、信頼できるのかどうか、個人がで見極める必要もあります。書く方も、自分の発言に責任が伴なうという事を頭に入れていなければいけないですね」 |
手塚「これから先2002Clubの展望をお聞かせください」西村「今年、2002年のワールドカップが終わっても、名前を変えずに続けていきます。アフガンプロジェクトに関しては、ワールドカップの期間中に、実現させたいと思っています。5月20日を目標に頑張っています」
手塚「西村さんのこれからの活動予定は?」西村「私の新しい本“ヤタガラスの奇跡”が出ました。この4年間に書いていた文章を再構成した本です。その中で2002Clubの話なども載っています」 |
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舘内 端さん |
立川町風力発電レポート |