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11月11日 ゲスト:佐野元春さん |
手塚と佐野さんの出会いは、1998年リリースの手塚治虫トリビュートアルバム「アトム・キッズ」のレコーディングの時だそうです。 手塚「あの時はありがとうございました」佐野「小さいときから鉄腕アトムのファンだったので、喜んでという感じでした」手塚「佐野さんは元々漫画家になりたかったとか」佐野「読むのが好きで、書くのはもっと好きでした。COMという雑誌に投稿したこともありました」手塚「ビックリですよね」佐野「手塚さんの自宅にも行きました。それでアニメーションを作っているところに手塚治虫さんに連れて行ってもらって、帰りにセル画を何枚かいただきました。嬉しい想い出です」 |
手塚「佐野さんはご自身のウェブサイトでいろんな活動されていますね。立ち上げるきっかけは?」佐野「これは僕のファンの後押しで出来上がったんです。インターネットっていいところもあるし、悪いところもあるけれど、今はいい方を見つめて、遊びながらかかわっています」
手塚「今回、“Words in motion ライブCD特製アートボックス”をウェブ上での限定販売ということなんですが...」佐野「今回はCDとアートブックなどが入っているので、CD屋さんで売るのか、本屋さんなのかちょっと難しいんです。ウェブ上ならそういう規制がないので、ということです。アーティストは何もCDだけを作るとか、本だけを作るとか限定されたくないですから、今の流通形態だとこれが一番いい方法なんです」
佐野元春さんのURLはhttp://www.moto.co.jp/です。 |
11月18日 ゲスト:佐野元春さん |
手塚「米国の同時多発テロが起こってすぐに、佐野さんは「光〜The Light」という曲をホームページ上で発表されましたが...」佐野「NYは僕の第2の故郷、多くの知人や友人がいる所です。そこで今回衝撃的な悲しい事件が起こってしまった。それで僕は表現者として、詩を書き、曲を書いたんです。それをネット上で無料で聞いて下さいと言うことで、掲載しました」手塚「ネット上で発表したというのは、時間の節約と言うことですか?」佐野「その通りです。レコードにするとだいたい3ヶ月ぐらい先になってしまうので、そうするとアーティストのビビッドな想いが伝えられないと思ったからです」
手塚「どういう感想が寄せられましたか?」佐野「たくさんの感想が寄せられました。まず気が付いたのは、大人達がすごくパニックしているなと思いました。子供達よりも。それを音楽で和らげたいなまず最初にと思いました」 |
手塚「佐野さんは社会に対する貢献活動を支援する組織“Naked Eyes
Foundation (NEF)”を5月に設立されました。そのお話を...」佐野「ネット上で販売しているものの収益の一部を寄付しています。僕がデビューした1980年はチャリティーについて偏見がありましたが、阪神淡路大震災以降ボランティアに対する考え方が変わってきました。一つ一つは小さいかもしれませんが、そういう社会貢献が出来ればいいと思っています。またインターネットに接するようなって国を越えることが出来たので、地球の市民になったと思います。それで自分がこの地球市民として出来ることは何かを、最近よく考えます」 |
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Sugizoさん |
久路流平さん |