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2019年6月27日

【つかトレ】ここまで進化した!2019年最先端かき氷

特集

 最近はかき氷のために行列ができるのがあたり前になっている時代なんですが、ということはそれぞれのかき氷がしのぎを削って進化しているということなんです。今年もめちゃくちゃ進化しています。夏だけじゃなく通年で食べたいかき氷を3店舗紹介します。

ホテルの本気!超豪華ぜいたくかき氷

 最初に訪れたのは心斎橋、ホテル日航大阪のティーラウンジ「ファウンテン」。こちらでいただける超豪華かき氷とは?


 「男性も女性も大好きなアレをたっぷり使ってます」(稲岡彩世さん)


 アレ?ホテルの本気かき氷!何がたっぷりなんでしょう?


 「お待たせしました」(稲岡さん)

 「うわ~、マンゴーがたっぷり!確かに大好き。だって皮ごとなんだもん。マンゴーのかけらをのせてるだけじゃないですよ。“ごと”!この贅沢さ!ホテルならではですね」(塚本麻里衣アナウンサー)


 「ではいただきます。あ~・・・おいしい!マンゴーもさることながら氷がふわふわですね」(塚本アナ)


 ミルクをベースにしたふわっふわのかき氷に、泡状のマンゴーソースでふわふわ食感を生かす!単にマンゴーがたっぷり乗っているだけじゃない、ホテルの技が光りますが・・・さらに!


 「あともう1つ気になったのが、このプチプチした食感のコレなんですか?」(塚本アナ)

 「そちらはマンゴーホッパーといいまして、中にマンゴーのジュレが入っています」(稲岡さん)

 「それぞれの触感が全部違っていて、でもそれが一皿のうえで融合されているのがすごいですね。さすが味とクオリティ、ホテルならではですね」(塚本アナ)

 「でももっとおいしくてもっとぜいたくなモノがまだあるんですが」(稲岡さん)

 「じゃあまだこちらのホテルの本気を見せてないぞと?」(塚本アナ)


 マンゴーを上回るホテル日航大阪の超本気のかき氷が・・・


 「お待たせしました」(稲岡さん)

 「これはちょっと、どういうことですか?」(塚本アナ)

 「マスクメロンを1個丸まる使ってます」(稲岡さん)

 「これはかき氷なのか!?」(塚本アナ)


 これぞホテルの本気!かき氷といいながら自慢のミルク氷がほぼみえません!


 「(一口すくって)ん~ダメダメダメ!口が甘やかされてる。ダメ!氷にフルーツが添えられているのか、フルーツに氷が添えられているのか分からないぐらい、どこをすくってもメロンがごろっと入ってるって、こんな贅沢なことはないですよ」(塚本アナ)


 まさにホテルの本気・超贅沢かき氷ですが、さらに驚きのポイントが!


 「メロンを半分に切ったそのままが器になってる!」(塚本アナ)


 そうなんです。種を取っただけのメロンを器にしているので、後半はこのメロンをそのまま食べられます!憧れのフルーツ・メロンをまさに丸ごといただける夢のようなかき氷。ボリュームたっぷりですが、1人でペロっと食べるお客さんも多いんだとか。


 「縁日とか夏祭りの100円のかき氷で育った世代の人からしたらえらいこっちゃですよ」(塚本アナ)


 特別な日にオススメのかき氷でした

クセが強過ぎ!?最先端かき氷

 大阪市西区の新町にあるお店が最近話題です。関西から東京まで500軒以上のお店を巡ったスイーツリポーターのちひろさんが、自らの理想のスイーツを提供しようと開いたお店「かき氷研究所」です。


 「出したかき氷が斬新すぎて、そっちの方が流行ってしまって」(ちひろさん)

 「なんかクセが強いかき氷が出るって?」(塚本アナ)

 「クセというよりアートです」(ちひろさん)


 アートなかき氷とは一体??


 「じゃあいきます!」(ちひろさん)

 「え?いきます?え?何それ?え?え?」(塚本アナ)

 「モンブランです」(ちひろさん)

 「え~っ、斬新!」(塚本アナ)


 かき氷にモンブランのような栗のクリームをたっぷり絞る、その名はモンブランレボリューション氷!


 「確かにアートっておっしゃってたのが分かりますね」(塚本アナ)

 見た目のクセがかなり強いですが、味の方もすごいんです!!


 「ん~おいしい!この甘酸っぱいソースとモンブランのクリーミーさがむちゃくちゃ合いますね。何のソースですか?」(塚本アナ)

 「カシスです」(ちひろさん)


 栗とカシスはちひろさん曰く、スイーツ界の黄金コンビ!さらに!


 「あ、色が変わった!外はカシスの鮮やかな色なんですけど、中は・・・」(塚本アナ)

 「こう食べていくと味が変わるように作ってまして、最後はミルクティーで終わるんですよ」(ちひろさん)

 「は?」(塚本アナ)


 実はこのかき氷、中にはミルクティーのソースが隠されており、さらにはチーズケーキもトッピング!食べ進めるにつれ、味や食感がどんどん変わっていくという他にはない仕掛けがあるんです。

 そんな見た目にも味にもとことんこだわるかき氷をどんどん開発するのでメニューは日替わり。なかでもインパクト抜群で大人気!売り切れごめんというかき氷をもう1つ!


 「お待たせしました」(ちひろさん)

 「うわ~!え~!」(塚本アナ)

 「ザ ブラックモンブラン氷です」(ちひろさん)

 「黒っていうか、香りで分かった!ゴマだ!」(塚本アナ)

 

 黒の正体はたっぷりかけられた黒ゴマのエスプーマソース!まさにかき氷界の黒船襲来です!さっそくいただくと・・・


 「ん~!この見た目ですけど、まずひとすくいはさっぱりですね!さっぱりした和菓子みたいな」(塚本アナ)

 「そうです!」(ちひろさん)


 黒ゴマで和風なかき氷も中に仕掛けが。濃厚なチョコレートケーキが出てきて洋風に変わるんです


 「うわっ!このケーキ単体で食べたいぐらいおいしいですね」(塚本アナ)

 「ほとんどチョコしか使ってないケーキですごい濃厚なんです」(ちひろさん)

 「かき氷に1500円って思うかもしれないですけど、1500円の価値以上の高級スイーツをいただいているって感じがするので、値段にとまどわず、見た目にとまどわずにね」(塚本アナ)


 特に休日は開店前から行列だそう!早めに受付を済ませておくのがオススメです。

夜にいただく大人のシメかき氷

 「最後は私のようなお酒好きの人にオススメのかき氷があるということで梅田にやってきました」(塚本アナ)


 昨年12月にオープンしたこちらはお酒のあとに楽しむシメパフェをコンセプトにしたお店。早くも大人の女性のハートをがっちり掴んでいるんですが、この夏、ここならではのかき氷を開発しさらに注目を集めているんです!


 「パフェ仕立てのかき氷」(マネージャー 林圭吾さん)


 パフェとかき氷の融合!まさに夢の組み合わせ!


 「お~、これはもうすみませんね、ありふれた言葉で、映えますね!だってこれと一緒に写真にとったら3割増しで自分がかわいく映りますね」(塚本アナ)


 お花があしらわれたテーブルに乗せて写真を撮りたくなる、イチゴのパフェをベースにしたシメかき氷!半分以上はかき氷なので夜でも罪悪感なくいただけちゃいます!そして、一番上には食べられる、エディブルフラワーのゼリーが。


 「オシャレ~!じゃあ早速いただこうと思うます」(塚本アナ)

 「こちらをかけていただくとさらに風味が増します」(林さん)

 「すごい!こういう仕掛けがあるのもね、特に女性は好きですから。いただきます。ん?ん?イチゴのソースですけど、ちょっと大人な風味ですね」(塚本アナ)

 「アマレットというリキュールが入ってまして」(林さん)

 「かけた方が好きかも。大人っぽい雰囲気にはなるんですけど、イチゴの甘さと酸味もプラスされて、かき氷全体が締まります!」(塚本アナ)


 もちろんお酒が苦手な方は、ノンアルコールのソースにしてもらえますが、私のオススメはこのリキュールです。

たくなる、イチゴのパフェをベースにしたシメかき氷!半分以上はかき氷なので夜でも罪悪感なくいただけちゃいます!そして、一番上には食べられる、エディブルフラワーのゼリーが。

 他にも、チョコレートとマスカルポーネチーズを組み合わせてティラミス風に仕上げたかき氷や、宇治抹茶を贅沢に使った和風のかき氷など、見た目も味も大人の女性を満足させるメニューがいっぱいですが、なかでもこの夏オススメのシメかき氷が…


 「お~タピオカロイヤルミルクティーが出た!タピオカ!」(塚本アナ) 


 女性に大人気のタピオカをかき氷に取り入れちゃいました!モチモチのタピオカとコーヒーのムース、そしてふわふわのかき氷が相性抜群!


 「ん!本当に大人っぽい!大人の女性が食べるかき氷ですね、タピオカが入ってるし女子高生なのかなと思いましたけど、全然30代の私にも寄り添ってくれました」(塚本アナ)


 こちらもリキュールのソース付き。大人が夜に楽しめるかき氷です。


 「よそでご飯を食べてお酒を飲んで、最後にここでかき氷でシメルっていうのもめちゃくちゃありですね。今年はシメかき氷もいいんじゃないかと思います」(塚本あな)

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特集

2019年6月25日

【ウエダのギモン】お風呂にシェルター、カメラ付き懐中電灯!? 最新の防災設備がなんだかスゴイらしい?

特集

大阪北部地震から一年が経ちます。そして巨大地震になると言われている南海トラフ地震ですが、この30年以内に80%の確率で起こると言われています。私たちはどういう備えをしなくてはいけないのか気になるところですが、一体、最新の防災グッズはどんなものがあるんでしょうか?見てきました。

大阪北部地震から1年・・・最新の防災アイテム

 先日、インテックス大阪で開催された最新の防犯・防災アイテムが集まる総合展。日本全国から様々な企業や団体がブースを構え、最新のグッズが、展示されていました。


 「ダンボールのトイレ!座ってみていいですか?紙ですよね?」(上田剛彦アナウンサー)

 「ダンボールだけです。一切他の物は使っていません」(タカオカ常務取締役笠井廣さん)

 「僕、見た目より意外と重いですけど」(上田アナ)

 「700kgまで大丈夫です。ど~んと座ってください」(笠井社長)

 「(腰掛けてみて)丈夫!これは最新の物なんですか?」(上田アナ)

 「たぶん当社だけです。ダンボールだけでヒジつきはよそにないと思います」(笠井社長)


 奈良県にあるダンボールメーカーがつくったトイレ。他にもベッドなど、「実は強度が高い」というダンボールの特性を活かした防災用品を、製造されているそうです。

 続いてはこちら、ただの誘導灯ではありません。


 「ちょっとしゃべってみていいですか?」(上田アナ)


 『こちらです、こちらです』(誘導灯に向かい)


 「かなりささやくような声でもかなり大きくなりますよね」(上田アナ)


 なんと拡声器としても使える誘導灯なんです。他にも、録音した音声を流したり…


 『多機能誘導灯、多機能メガホン、多機能ライトです』(録音した音声)


 赤い部分を外し、懐中電灯としても使ったり。


 「これは私たちが個人で持つというより、警察や消防が使ってくれると誘導にすごく助かりますよね。これはいつ完成したんですか?」(上田アナ)

 「今年の四月です」(サンエイ代表取締役 東 利保さん)

 「では本当に出来立てホヤホヤですね」(上田アナ)

進化する防災シェルター

 会場には他にも、様々な防災グッズがずらり。今回は150以上のブースが並んでいました。中でもひときわ目立っていたのがこちらのオレンジ色の箱…。


 「これって何ですか?」(上田アナ)

 「家庭に設置可能なシェルターです」(光レジン工業 営業課長 大野勝廣さん)

 「家庭に設置?」(上田アナ)


 家庭用防災シェルターと言われてもこんなに大きいものを一体どこに置くんでしょうか。


 「このサイズ感って何か意味があるんですか?」(上田アナ)

 「畳1畳分なんです。押入れのサイズに収まるようにと、一番最初にこのサイズで開発しました」(大野さん)


 実はこのシェルターは押入れにすっぽり収まるサイズで作られているんです。最大32トンの重さに耐えられるので、一般的な木造家屋が倒壊した程度なら難なく逃れることができます


 「水に浮きますので津波の時にはこの中に避難していただければ。自動的にハッチが上を向く様に練っています」(大野さん)

 「何人まで入れるんですか?」(上田アナ)

 「成人男性4人まで入れます」(店員)


 「4人ここに入ったらどんな感じかな?(シェルターに入って)でも、意外に狭く見えるけど高さと横幅もあるので、思ったほど狭く感じないですね」

 「息はどこから吸うんですか?」(上田アナ)

 「密閉した状態で1時間は空気は持ちます。それだけだとアレなんで内からでも外からでも開けられるようになっています」(大野さん)

 「ちなみにおいくらするんですか?」(上田アナ)

 「設置費用込みで100万~105万位です」(大野さん)

 「そんなもんなんですか。実はこれが300万ですとかって・・・」(上田アナ)

 「そんなしないです」(大野さん)

 こちらも防災シェルターのブースなんですが、先程とは形がだいぶ違いますね。


 「これはなんだろう?お風呂貯水型耐震シェルター」(上田アナ)

 「室内シェルターってありますよね。古い家が地震で危ないんで頑丈な箱を設置してその中に逃げ込みましょうと」(モーベリーモーム 代表取締役 田代豪さん)

 「全部が潰れてもそこに入っていれば助かるというものですね」(上田アナ)

 「それのお風呂版です」(田代さん)


 なんとユニットバスを鉄の枠で囲って、緊急時のシェルターに使おうという商品なんです。費用は50万円程度でリフォーム時の導入を目指しているそうです。でもどうしてお風呂をシェルターに?


 「お風呂には2つメリットがあって、お風呂と建築の間に組み込むので、普段はシェルターをどこかに置いておかなくていいという。目にすることも気にすることもないんです」(田代さん)


 シェルターを家に作るとなると、どうしても頑丈な枠組みを、部屋の中に作らなくてはいけませんよね。でもこれだと、リフォーム時にお風呂と壁の間に枠組みを設置するだけなんで、見た目がスマートに仕上げられます。

 「もう一つ、お風呂なんで水があります。普通水道管って裏を通って蛇口に繋いでいるんですけど、一旦天井裏にあげて200メートルぐるぐる巻きにしてます。それを経由して水栓に繋いでいるので、いつ断水しても1週間ぐらい飲める水道水が自動で備蓄できているということがメリットです」(田代さん)

 「水の備蓄にもなっているんですね」(上田アナ) 「500mlのペットボトルで120本分です」(田代さん)

 「そんなに?200メートル巻いただけで?」


 「中に入ってみていいですか?意外に丈夫!漫画があった。意外と快適ですよね。お水がここから出るということですよね。グラッときたらさあみんな、お風呂に行こうと言って」(上田アナ)


 「実際に施工している方はいらっしゃるんですか?」(上田アナ)

 「9カ月前に売り出して15件施工しました」(店員)

 「まさに最新ですよね」(上田アナ)

防犯アイテムも進化

今回の展示は防犯防災総合展。防災だけでなく防犯のグッズもありましたのでちょっとそちらものぞいてきました。私が気になったのはこちらの懐中電灯。


「真ん中がカメラになっていまして、映っている映像がリアルタイムでサーバーに転送されますので、警備員さんに持っていただいて巡回映像をリアルタイムで本部などで見て、何か異常があれば応援で駆けつけたりできるとか」(兼松サステック 山之上琴子さん)


ありそうでなかったカメラ付きの懐中電灯。警備員さんが夜の巡回時に照らしながらかつ映像も撮影できるというすぐれものです。


「映ってる映ってる!カメラマンが画面に映っています。これで巡回すれば今どこで何が起こっているかがわかるりますね」(上田アナ )

「GPSも入っているので、どの位置にいるかもわかります」(山之上さん)

「昔の警備員さんは懐中電灯一個で、不審者が入ってきたときは1人では対応できないときもあった。これがあれば」(上田アナ)

「応援もすぐ呼べます」(山之上さん)

「通信もしているのでどこにいるかもわかっちゃう」(上田アナ)

「録画もしているので証拠映像を警察に提出できます」(山之上さん)

「サスペンスドラマとか作りにくくなりますね。これが普及してしまうと」(上田アナ)

 日本という国は災害がとても多くて、災害が起きるたびにそれを乗り越えるために、新しく有用な物が産み出されきました。これからの時代、災害を起こさないようにすることは不可能、予知することも難しい。となると、大きな災害がありました、でも誰もけがしなかった、誰も亡くならなかった、そういう国でありたいなと思います。

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特集

2019年6月23日

【つかトレ】梅雨バテ・夏バテを乗り切る! 作り置き調味料で栄養レシピ

特集

 梅雨入り間近。憂鬱な季節になりましたが…。これからの時期、夏バテならず、「梅雨バテ」に用心しなくてはなりません。兵庫医科大学の服部益治先生に聞きますと、梅雨の時期は、日照時間が短い・湿気が高い・温度差が激しい・・・などの気象変化で、自律神経が乱れ、イライラや頭痛を起こしやすくなるんだそう。その梅雨バテを夏に持ち越さないよう、栄養たっぷりの作り置き調味料のレシピをドドンとご紹介します。

“梅雨バテ”を乗り切ろう!

 今回、梅雨バテ解消レシピを教えていただくのは、いつもお世話になっております、管理栄養士の池上先生です。


 「“バテ”に強い食べものというと、レモンとか梅干し?」(塚本麻里衣アナウンサー)

 「レモン、梅干しや酢はクエン酸が含まれて、疲労回復効果や食欲増強に期待できるので、ぜひレシピに活用してほしいと思います」(日本ビューティヘルス協会 管理栄養士 池上淳子先生)

 「ほかはニンニク?体力や元気をつけたいときに食べるというイメージがあるんですけど」(塚本アナ)

 「エネルギーをつくるときにビタミンB1が必要なんですが、そのビタミンB1の吸収率を上げてくれるのがアリシンという成分なんです。それがニンニクやニラに含まれている独特の匂いの成分なので、ごはんをエネルギーに変えパワーアップして疲労回復効果が期待できます」(池上先生)


 そのほか、胃を丈夫にする働きがあるとされる「しそ」や、ビタミンB群が豊富に含まれる「ゴマ」も梅雨バテ予防や解消に期待できる食材なんだそうです。

ごま油をジュッ!ニラたっぷりの中華だれ

 「きょうは夏バテ、梅雨バテ予防に効果的な食材を作り置き調味料として多めに作り、それを料理に活用したいと思います」(池上先生)

 「夏バテ、梅雨バテに効果的なものってどんなものでしょうか?」(塚本アナ)

 「まずは、ニラでございます」(池上先生)

 「ニラを使って作り置き調味料を作るんですね」(塚本アナ)「それではニラを5㎜幅でみじん切りにしてください」(池上先生)


 「ニラって何に使います?」(塚本アナ)

 「代表的な料理は餃子、あとはレバニラですよね」(池上先生)

 「(料理が)限られますよね。スーパーでニラを買うときって、結構な量が入っているじゃないですか。使い切れなくて、そういうときにちょっと残ったものでいいんですよね」(塚本アナ)

 「もちろんそうです」(池上先生)


 そのたっぷりのニラに合わせるのは、すりおろししょうがと、こちらも梅雨バテに取り入れたいすりおろしにんにく、しょうゆ、そしてクエン酸たっぷりのお酢、あとはお砂糖です。


 「最後にごま油を、少し熱してから入れたいと思います」(池上先生)


 この調味料の最大のポイントは、したごま油。


 (ニラだれの入ったボウルに入れると)『ジュワ~』

 「いい音!」(塚本アナ)


 これをニラダレに加えるとニラがしんなりとなり味が染みやすくなるんです。

 もちろんごま油の風味も加わっておいしさもさらにアップ。これは間違いないです。


 「(一口味見して)はい、おいしい!ニラもほどよく柔らかくなり食感も残ってる。これ、何につけてもおいしい調味料ですね」(塚本アナ)


 「私はこれをこうして食べたいというのがあるんです。冷ややっこにのせて食べたい!」(塚本アナ)

 「はい、合います合います」(池上先生)


 通常は、しょうが醤油などでいただく冷ややっこも、ニラだれに変えるだけで、栄養満点のひと品に。


 「(一口食べて)う~ん、う~ん、ばっちり!!それこそ、ちょっと食欲がない日でも、この冷や奴だったらツルっといただけるし、タレにパンチ力があるんで、食べ応えもあって満足します」(塚本アナ)


他にも、コショウで味付けした豚肉のソテーに、ニラだれをオン!豚肉もビタミン豊富なので梅雨バテ防止には最強の組み合わせです。


「(試食して)う~ん、最高ですね。調味料が本当に完成している味なので、素材がどんなにシンプルでも全く物足りなくないですし、かけるだけで立派な一品になってくれるので万能すぎて感動します。なんといってもホントに簡単なので、最初は余ったニラで…と言いましたが、買ってきたニラ全部使ってください」(塚本アナ)

皮までまるごと!レモン塩の洋風だれ

「今度はレモンを使ってレモン塩だれを作ります」(池上先生)

「洋風ということですね?」

「そうですね。さわやかな洋食に合うようなたれになりますね」(池上先生)


まず主役のレモンは、ヘタと種を取り除き、皮ごとフードプロセッサーで撹拌しておきます。


「レモンの皮には(香り成分の)リモネンやビタミンCが豊富なので、できれば丸ごと使ってください」(池上先生)

「さあ、味付けの調味料ですね」(塚本アナ)

「まず塩が小さじ1/2、あとはお水とオリーブオイルを大さじ1杯ずつです」(池上先生)

「えっ?もう完成?」(塚本アナ)

 「これでも十分おいしいんですが、今回は梅雨バテ夏バテということなので、さらにさわやかな風味を出すためにしそを入れます。疲れた胃を強くしてくれたり食欲をあげてくれたり、いい効果がたくさんあります」(池上先生)

 「(しそ5枚分のみじん切りをレモンだれに入れる)私、レモンの香りも好きですけどしその香りも好きです」(塚本アナ)


 レモンにシソのきれいな色が映えますが、シソはレモンなどの酸性のものに漬けると変色してしまうそうです。冷蔵庫で1週間ほど保存できますができるだけ早めに使い切ってください。ちなみに色が変わっても味には問題なし。


 「これを何につけて食べましょうか?」(塚本アナ)

 「洋食に非常に合いますので、鮭のムニエルをつくりたいと思います」(池上先生)


 もう、料理は簡単でいいんです!塩コショウでかるーく味付けし、小麦粉をまぶして焼いた鮭にトッピングするだけ!さわやかな風味広がる新感覚のムニエルです。


 「(試食して)う~ん、おいしい!しっかり脂を含んだサーモンが、このレモンだれをかけるだけでさっぱりいただけます。しその風味が他のムニエルにはないアクセントですし、あの手軽さで作れるのはびっくりですね」(塚本アナ)


 ほかに、薄味で仕上げた野菜たっぷりのコンソメスープにもぜひ合わせてみてください。やさしい酸味がお口いっぱいに広がり、疲れた体をいやしてくれること間違いなしです。

酸味とコクのコラボ!ゴロゴロ梅の和風だれ

 「梅干しを使うということは、次は和風の作り置き調味料ですか?」(塚本アナ)

 「はい、その通りです。ゴマのペーストを使って作っていきます」(池上先生)

 「練りごまと梅ですか」(塚本アナ)


 まず梅干しは、ざっくりと手でほぐしておきます。ある程度身が残るほうがおいしくいただけますよ。そこに、市販の練りごま、お酢、水、砂糖を同じ分量で加え混ぜ合わせます。作り方はたったこれだけ!栄養満点、和風調味料の完成です。

 「これを何に合わせますか?」(塚本アナ)

 「蒸しジャガイモだけじゃなく、そこにチーズとこのたれを一緒に合わせます」(池上先生)

 「ちょっと想像できない組み合わせですね」(塚本アナ)


 まずジャガイモですが、フライパンにジャガイモと水を加えふたをして、10分ほど蒸しておきます。そこにピザ用のチーズをたっぷりかけ、ここで一緒に、ゴマ梅だれも回し入れます。


 「もう一度ふたをして中火にかけ、チーズが溶けたら完成です」(池上先生)


 ジャガイモとチーズの洋風メニューに、梅とゴマの和風ダレ。・・・気になるのは、そのお味。


 「いただきます!(一口食べ)う~ん、めちゃくちゃ合いますね。梅の実がごろっと入っていて、口の中で噛むと梅の風味がフワッと広がって、ジャガイモとチーズというまったりした味わいのものがすごく締まるというか、アクセントになってめちゃくちゃおいしいです」(塚本アナ)


 そのほか、こんなアレンジも!スーパーで買ったタイのお刺身。これにゴマ梅だれを絡めてしまいます。あとはシソやすりごまと一緒にご飯に盛り付けるだけ!手軽さとおいしさ、栄養バランス、全てにおいてハナマルのひと品です。


 「(これはしっかり和風の丼ですね」(塚本アナ)

 「これもたれを作っておけばとても簡単です」(池上先生)

 「鯛を使って丼となると、正直、わさび醤油かなと一択しかなかったのが、すごく新しい選択肢というか、もう最高です!めちゃおいしい!」(塚本アナ)

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特集

2019年6月16日

【つだトレ】運動音痴でも簡単 シェイプアップ効果抜群の最 新エクササイズ

特集

 運動が苦手な方も必見!絶対に楽しめる最新エクササイズをご紹介します!

効果4倍の高地トレーニングを手軽に!

 まずやってきたのは大阪市西区北堀江にある「ハイアルチ」です。一見、普通のジムかと思いましたけど・・・


「高地トレーニングが気になって入ってきたんですけど・・・」(津田理帆アナウンサー)

「奥の部屋が標高2500メートルの酸素濃度に設定されてまして、実際に歩いたり走ったりすると運動効果が4倍あるというのが高地トレーニングのメリットの一つです」(小泉亮太さん)


 高地では酸素が薄いため血中の酸素濃度が低下。すると、身体は酸素摂取能力を高めようとするため全身に負荷がかかり、平地より約4倍の運動効果があるんだそうです!「ハイアルチ」では特殊な装置で室内を低酸素状態にすることで、標高2500m級の高地を再現!効率の良い運動効果が得られるので、忙しい人にオススメです!


 「早速じゃあ体験を!」(津田アナ)

 「その前に指を出していただきまして、身体の中の酸素量を計っていきたいと思います。95を下回ると酸欠状態ということになるのですが・・・あっ97ですね」(小泉さん)

 「よかった!」(津田アナ)


 通常時の体内酸素量、この数字を踏まえて…(スタート)30秒間、全力で“もも上げ運動”を行います。


 「3・2・1、指をすぐ出してください!」(小泉さん)


 息がキレるほどなのに、私の酸素量はほぼ変化ナシでした!?


 「先ほどの安静時と体内の酸素量が一緒とは思えないですよね?」(小泉さん)

 「全然、思えません」(津田アナ)

 「酸欠状態って皆さんが言うのは、本当は酸欠状態になっていないんです。でも、ここの“低酸素ルーム”に入ってもらうと、歩いてるだけで今のもも上げ以上の酸欠状態を一瞬でつくることができます」(小泉さん)

 そんなことありえるんでしょうか!?いよいよ低酸素ルームへ入ります。


 「(数歩歩いて)すいません。正直何にも変わらないですけど・・・」(津田アナ)

 「標高が2688メートル。室内は富士山の5合目付近の酸素量に設定されています」(小泉さん)

 「けっこうな高さですけど私には全く(違いが)わかりません!」(津田アナ)

 「(富士山の5合目と)全く同じ酸素濃度になっています」(小泉さん)


 低酸素ルームに入ってからおよそ3分…酸素量を測ってみると…


 「92です」(津田アナ)

 「先ほどの測定値から5くらいしか下がっていないので、それほどわからないかもしれませんが、今の時点でめちゃくちゃ激しい運動をしているのと一緒なんです」(小泉さん)

30分歩くだけでフルマラソンと同じ効果

 激しい運動をしても変化がなかった酸素濃度が、部屋に入っただけですぐに減少。このような酸欠状態で30分間歩けば、フルマラソンを走るのと同じ運動効果が得られます!まさに短時間で効率よく運動できちゃうんですね。


 「涼しいし全くストレスがないです」(津田アナ)

 「体の中はストレス感じまくりです。細胞がフル活動して、酸素を取り込める身体を作らないとマズいと勘違いさせるんですね。めちゃくちゃエネルギーを発するんで、めちゃくちゃ体が熱くなってきます」(小泉さん)


 ただ歩き続けること10分。すると信じられないくらいの大量の汗が・・・そのあとも自分のペースで歩くだけでOKなんです。


 「(走り出して)30分になるので最後にもう一度酸素量を計っていきます」(小泉さん)


 87、体内の酸素濃度は「87」にまで低下しました。長時間歩いたのと同じ運動効果です。


 「すごくないですか?津田史上最大の汗も流しました。身体の中がジワ~って感覚です。忙しい方にピッタリだと思うんですよね。短い時間でかなりの効果が得られますし、私がぜん興味が湧きました!」(津田アナ)

暗闇エクササイズ「ボルトドラム」 光るスティックで楽しく下半身トレ

 続いては、大阪・心斎橋にある女性専用ジム「メガロスルフレ」へ。周りを気にしなくていいと女性たちの間で話題の暗闇エクササイズ!その最新版とは!?


 「えっ、暗~い!(スティックで床を叩く女性を見て)何これ~!?」(津田アナ)


 「(拍手)今やっていたエクササイズってなんていうエクササイズですか?」(津田アナ)

 「このドラムスティックを使ったボルトドラムです」(トレーナーMAIさん)

 「ボルトドラム!?」(津田アナ)


 叩くと光るドラムスティックを使った最新エクササイズ。ボルトドラムは暗闇の中、音楽に合わせて、ドラムスティックを叩くことで、楽しみながら下半身・体幹を鍛えられます!スクワット運動が自然に行えるので下半身のシェイプアップに効くと今大注目なんです。

 「1、2、3、4・・・」(かけ声)


 私もボルトドラムに初挑戦です。


 「これがまず基本のスクワットの動きです」(MAIさん)

 「動きは簡単なんですけど、確実に太ももの部分とおしりにきてます」(津田アナ)

 「深く状態を起こして、叩いてあげるとバッチリです」(MAIさん)


 「レッツゴー!」(MAIさん)


 室内の温度は30℃なので脂肪燃焼効果もアップ!実際のレッスンはインターバルを入れながら、1回45分間。ハードそうですが、叩く動きがストレス発散にもなり、楽しみながら出来ちゃいます!


 「フィニッシュ!!」(MAIさん) 

 「楽しかった~!」(津田アナ)

 「みなさんきついけど、ドラムスティックをがんばって叩きながら楽しんでやってます」(MAIさん)

5分でマスター!?新感覚スポーツ「パデル」

大阪市東淀川区のくにじまテニスコートにやってきました。最新スポーツって聞いてきたんですけど・・・?(少し変わったダブルスのゲームに気づき)?ひょっとしてあれですかね?なんか壁使ってません?壁使ってボールを打ち返してる!」(津田アナ)


「(プレーする人たちに)今、みなさん何されてましたか?」

「パデルっていうスポーツです」


テニスとスカッシュを合わせたような新感覚スポーツ「パデル」。発祥の国スペインでは、テニスを抜いてサッカーの次に人気の国民的スポーツ!特徴は何と言っても、コートが壁で囲まれていること。打ったボールが壁にノーバウンドで当たるとアウト!ワンバウンドで当たるとプレイは続行!ツーバウンドすると相手の得点になるんです。


少し難しそうですがご安心。ラケットは小さく扱いやすいので、初心者でも簡単!試合はダブルスのみ、コートがテニスコートより狭いので運動量が少なくても楽しめます。年齢性別問わず、始めたその日からラリーができると日本でも人気上昇中なんです!日本ランキング1位の富田一輝さんに話をうかがいました。


「パデルの醍醐味ってなんですか?」(津田アナ)

「パデル特有の“レボテ”というテニスにはない壁を使ったショットがありますので、それを今から私がやってみます」(富田一輝さん)


(富田選手の壁の反射を使って華麗なショットを見せてくれました)

壁打ちショットで手軽にエクササイズ

 「(拍手して)ありがとうございます。私でもできますか?運動経験ほぼないですけど」(津田アナ)

 「もちろんできます!」(富田選手)


 中高6年間帰宅部で球技経験も全くナシ!そんな運動に全く自信のない私ですが…


 「ナイスショット!」(富田選手)

 「楽しい!めっちゃ楽しい!」(津田アナ)


 なんと初挑戦にもかかわらず、すぐにラリーに成功してしまいました。


「楽しいしめっちゃ簡単にできました。私、テニスもやったことないんですよ」(津田アナ)


 テニス未経験でもすぐにラリーが楽しめるのが「パデル」の魅力。まだ始めて5分の私にあの“レボテ”はできるのか!?


 『スカッ』、『スカッ』、『スカッ』・・・(空振りを繰り返し)そんな簡単にできるはずもなく…何度も失敗!


 「難しい!これ、コツってなんですか?」(津田アナ)

 「後ろから来るボールは全然力がないので、さらに自分のラケットのスピードで押し上げないといけないんですね。ボールのスピードより速くラケットを振り抜いてください」(富田選手)


 (何回かさらに空振りを繰り返した結果)


 「ナイスショット!OK!」(富田選手)

 「コツさえ掴めばできるかもしれない」(津田アナ)

 「これで津田さんもパデラーの仲間入りです」(富田選手)


 この後、実践形式も体験。見事バックハンドで打ち返すことも…、さらにレボテにも成功しました!!感触も音も快感なんですよ。しばらく忘れられない気がします。誰でも気軽にできるパデル。みなさんもぜひ体験してみてください。パデルはまだまだ競技人口が少ないので、今から始めても、日本ランク1位を狙えるかもしれません!壁打ちショット(レボテ)もすぐにマスターした私にもチャンスありですよね!!

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特集

2019年6月6日

【つかトレ】梅雨の日でも楽しめる!京都散策

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今年の梅雨入りは少し遅いといわれていましたが、平年並みの関西は、今月7日に梅雨入りの予報だそうです。雨がふるとお出かけするのも億劫になりがち。そんな雨でも存分に楽しめる京都をご紹介します。


部屋にとび込む青い絶景

 「今いますのは京都市左京区です。これからおじゃましますのはこちら瑠璃光院さん。緑が印象的で本当に美しい佇まいですよね。何と言っても青もみじ!光に輝いてきれいですね」(塚本麻里衣アナウンサー)


 やってきたのは「八瀬比叡山口駅(やせひえいざんぐちえき)」からすぐのお寺「瑠璃光院」です。


 「中のお庭がホントに素敵!青もみじはもちろんですが、至る所に生えている苔もそうですし、その他の木々も含めて緑に包まれているという感じがします。きょうは晴れてるので木漏れ日が美しいですが、雨が降っても緑が濃くなってしっとりしてきれいなんでしょうね」(塚本アナ)


 なんでも、この「瑠璃光院」という名前は、庭一面に自生する苔が、まぶしいほど瑠璃色に輝いたことから名付けられたそうなんです。素敵。


 「ここに来るまでのお庭が本当に美しくて緑が素晴らしかったんですけど、今が一番いい季節ですか?」(塚本アナ)

 「そうですね。6月いっぱいまでは緑が濃くなって美しい最高の時期だと思います。館内もご案内しますので、中からも是非(庭を)見ていただきたいです」(瑠璃光院 清原通晴さん)

青もみじが作る奇跡の絶景

 新緑の青もみじを、建物の中からも楽しめるということで、さっそくお邪魔しました。案内されたのは、建物2階の「書院」。


 「わーっ、飛び込んでくるこの青々とした緑。すばらしいですね。」(塚本アナ)

 「最初、こちらの方で写経をしていたんですけれど、映り込みがひじょうに・・・ちょっと見ていただいたら・・・どうですか?」(清原さん) 

 「あっ、あーっホントだ、すごーい!外のもみじが艶やかな机に映り込んでるんですね。こんな風にもみじを見たのは初めて!」(塚本アナ)


 瑠璃光院最大の見どころは、お庭の新緑と、この黒塗りの机に反射した青モミジの競演!!室内にもかかわらずこの光景を眺めると、まるで森の中にいるかのような気持ちにさせられます。


 「景色というと、窓の枠から眺めるものを景色って思ってましたけど、景色が向こうから部屋の中にまで入ってきてくれるこのぜいたくな机の映り込み。この楽しみ方は上級というかおつですね」(塚本アナ)

 「より鮮明にくっきり見るためには、少し目線を下げていただいて・・・」(清原さん)

 「(身体をかがめ机の高さに目を合わせてみると)あっ、あっ、ホントだ!あっあっ、わーっすごーい!!」(大興奮の塚本アナ)


 そう、低い位置から写真を撮らせていただいたのですが、外と机の境目がわからないくらい、一体化して見えるんです。


 「みなさん是非この目線で見てください。恥ずかしがらずに」(塚本アナ)

 

 さらに1階に降りると、一面苔に覆われた瑠璃の庭が目の前に広がります。またこちらからの眺めも別格。瑠璃光院、普段は一般公開しておりませんが、現在春の特別拝観を行っています。青モミジが雨に濡れた姿も一度は見てみたいものです。

老舗で和菓子作り体験

 続いては、「職人気分で手作り体験」。その手作り体験というのは何かというと・・・

 

 こちらは、京菓子の手作体験ができる、京都・五条の老舗和菓子店「甘春堂 東店」。京菓子と聞くと、何十年も鍛錬された職人さんが作る伝統の和菓子というイメージですが、この教室ではだれでも気軽に京菓子の世界を体験することができます。もちろん専用の道具や材料もすべてそろっているということなので、私もみなさんの中に加わり、手作り体験をさせていただきました。


 「手のひらの真ん中に置いてもらって、はい、3回くらい『イーアーサン』と押さえてください」(和菓子職人 矢野桂二郎さん)


 指導しているのはベテランの和菓子職人さん。この日は中国や台湾からのお客さんが多かったため、あいさつなどの簡単な中国語を交え、教えていらっしゃいました。この教室では季節の和菓子を作ることができるんですが、例えば、牡丹の花。フキンを使い、絞りながら花びらの柄を出していきます。


 「裏返してください。こんな風に牡丹の花になります」(矢野さん)

 「(ふきんをはずすと)あ~なるほど!!」(塚本アナ)

 和菓子専用のうらごし器で、つつじの花の柄となるそぼろあんをつくったりと、初めての体験ばかり。約1時間で、4種類の和菓子が完成!あっという間です。

 

 「(自分でつくった和菓子を見せ)何点くらいいただけますか」(塚本アナ)

 「上々です。80点くらい」(矢野さん)

 「わーうれしい、やったー!和菓子屋さんでこのお菓子を見て、あんな工程で作られているというのは、知らないと想像できないのでとっても楽しい」(塚本アナ)


 なによりうれしいのは、自分で作った和菓子を、その場で抹茶と一緒にいただけること!残った和菓子はお持ちかえりします。

 

 「(和菓子と抹茶を試食して)うーん、おいしい!甘い和菓子と、この上品な苦みの抹茶。このコンビってやっぱり日本人でよかったと思えるお味ですよね」


 外国人の方が多いですけど、日本人の方、これぜひやってみてください。今まで見たことあるけど作り方を知らないという和菓子がどうやって作られているのかが身をもって体験できますし、何より楽しい。これなら本当に雨の日でもめちゃくちゃ京都を満喫できると思います」(塚本アナ)

庭園を愛でてヘルシーランチ

 梅雨でも楽しめる京都散策。続いては…お庭を愛でてヘルシーランチ


 「八坂神社南門のすぐ目と鼻の先にあるこちらのお店。町家ならではの古き良き雰囲気が漂っていますよね。おじゃましましょう」(塚本アナ)


 こちらは今年4月にオープンした伊右衛門サロンアトリエ京都。あの伊右衛門というだけあり期待感が高まります。


 「わっ、とってもすてきなお庭です。こじんまりしれますけど、すごく静かでこんな京都の真ん中にあるのに都会の喧噪から離れているような気がして、心が癒やされますね」(塚本アナ)

 ここでは、その美しい中庭を、お店の中からゆっくりと眺めつつ、「健康」をテーマにした、京都の四季を感じられるお食事やお茶が楽しめます。


 「前にずらっと(料理を)ご用意いただきました。何と言っても気になるのが、この3層の色鮮やかなドリンク」(塚本アナ)

 「伊右衛門サロンが提案する新しい抹茶ラテのメニューでして、一番下がかぼちゃとくるみのペースト、2段目がアーモンドミルク、3段目に上から抹茶をのせています」(スタッフ 多喜あかりさん)

 「3層とも今までなかった組み合わせですよね」(塚本アナ)

 「ラテでもお野菜をたくさんとっていただくということで提案しました。よく混ぜていただいて、はい」(多喜さん)

 「でも、味が全然想像できない」(塚本アナ)

 「(一口すすって)ん-、んー、美味しい!お野菜ですけど、青臭さもなければ、野菜臭さも全然なくて。でもカボチャの風味とかしっかり感じられて。その上に抹茶の程よい苦みがふわっと包み込むような感じですね。でもやっぱりアーモンドミルクも入ってますし、全体的にすごくまろやかな飲み口です。」(塚本アナ)

 こちらはお野菜たっぷりのランチ。鶏五目蒸し寿司御膳です。


 「目にもおいしいような蒸し寿司なんですけど、お寿司ってつくくらいだから酢飯なんですけど、それを温かくしてるんですか?」(塚本アナ)

 「はい、お酢は健康にもいいので、そういった部分でお野菜もたくさんとれますし、お酢もとれるので女性の方にはすごく人気のメニューになっております」(多喜さん)

 「早速、いただきたいと思います。(一口に入れて)んー、うふふ、美味しい!酢飯もとっても上品な酢の風味がして鶏そぼろが少し甘めに炊いてあるのがものすごくおいしいですね。ごはんに合いますね。野菜も一緒にいただきます。んー!紫芋がけっこうしっかり甘くてほくほくしてますね。れんこんはれんこんでシャキッとした食感が残っているので(スプーンで)すくうところによって、野菜の食感が違って食べててとても楽しいしおいしいです」(塚本アナ)


 「何と言っても、食べながら横を見たら、とても風情のあるお庭も見えて、目でも楽しいし舌でもおいしい。いろいろな五感で楽しめます。きょうはものすごく天気もいいですけど、これから梅雨の季節が深まっていって、雨の日でもしっとり緑が濡れてきれいでしょうし、私は雨に濡れずにおいしいものをいただきながらきれいなお庭が見られる。これが一番ぜいたくですね」(塚本アナ)

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2019年6月3日

【ウエダのギモン】阪神高速ナゼ10日間も通行止め?  集中工事って何するの?

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 先週、阪神高速3号神戸線の一部が通行止めになっていました。神戸三宮の近く、京橋というところから湊川にいたるまで、この区間が10日間にわたり通行止めだったんです。けっこう長いなと、思う方がいると思うんです。いったいどんな工事をしているのか?そしてなぜ、10日間も全面通行止めになったのでしょうか?

「見えない部分」の工事と「見えない」傷

 「私がいま立っているのはなんと高速道路の上、こんな所に立っては本当はいけないんですけれども立っているんです。なぜならば、いま通行止めで工事をおこなっているから。しかもご覧ください!神戸のど真ん中の高速道路ですよ。今日が初日なんですが、ホントたくさんの工事車両が来ています。一体どんな工事をしているんでしょうか?」(上田剛彦アナウンサー)


 と、辺りを見渡したところ、アスファルトを壊す作業がほとんどでした。でもこれなら、よくある普通の道路工事ですよね?


 「そうですね、おっしゃる通り、アスファルトを削って舗装をやり直すのはよくやる工事です。今回につきましては(そういう)“見える部分”だけではなくて、“見えない部分”についても手厚く対応する工事をおこなっています」(阪神高速道路 神戸管理部 今田勝昭さん)


 「見えないところ?」

 「アスファルトの下には『コンクリート床版』という・・・」(今田さん)

 「コンクリート床版?それはいわゆる道路の土台というか」(上田アナ) 

 「はい、土台でございます」(今田さん)


 この土台が劣化して現在、ひび割れした部分もあるそうで、雨水が染みこむと、さらにもろくなってしまいます。そこで、防水効果のある、特殊な液体を敷き詰めて補強する、というのが、今回の工事の大きな特徴。みなさん、「フレッシュアップ工事」って言葉聞いたことありませんか?それは、見える部分、つまりアスファルトだけの工事。今回は見えない部分も直す、「リニューアル工事」なんです。


 「そんなに老朽化って進んでるんですか?」(上田アナ)

 「そうですね。こちらの路線(3号神戸線)については、できてから50年以上経っております」(今田さん)


 しかも、車は一日およそ8万7000台と阪神高速では屈指の通行量があるため、その分、損傷が激しいんだとか。


 「すごい、ほら見てくださいココ。こんなにえぐれてますね」(上田アナ)


 車で走るときは気付きにくいですが、路面って、けっこう傷んでいるものなんですね。


 「ここまで損傷していると、下の見えない部分についても損傷の可能性が高いということです」(今田さん)

 「えーっ」(上田アナ)

騒音にも気を遣ってます

 道路工事のなかで、このアスファルトを壊すときが、一番大きな音が出てしまうもの。でもイマドキは、その騒音を抑えるための新しい技術もあるんです。

   

 「これは何してるんですか?」(上田アナ)

 「これはIH工法といいまして、熱することによってアスファルトをはがしやすくするんです」(今田さん)


 青いアームの先に付いているのが「ヒーター」で、超ゆっくり走りながら、下に熱を加えています。ヒーターが通過すると、アスファルトが簡単にはがせるという仕組み。


 「確かにいま見てたら、アスファルトがソフトクッキーみたいにぐにゃんと反るような感じになりますね。柔らかくなってるってことなんですか?」(上田アナ)

 「そういうことです。熱を加えることによってはがれやすくもなりますし、柔らかくもなる、それで音が出にくくなると。はがれるときの音が軽減できる方法を使っています」(今田さん)

 

 でも、車が特殊すぎて台数が少ないため騒音を特に抑えたい場所を優先して使っているそうです。例えば。


 「ココでしたら、特徴的なのが、結婚式場が近くにございまして、そちらへの配慮ということで、特別に場所を選んで、対応させていただいています」(今田さん)

 さらにこんな工事もありました。


 「こちらはジョイントの工事でございます」(今田さん)


 高速道路を走っているとたまにガタンガタンって音がしますよね。ジョイントとは、道路の継ぎ目のこと。車が通れば通るほど傷んでくるので、新しくします。神戸線では多かったゴム製のジョイントを、より耐久性の高い、鉄製に替える場所もあれば、いっそのこと・・・。


 「場所によってはジョイントをなくすような工事もあります」(今田さん)

 「ジョイントをなくす?」(上田アナ)


 工事が完了するとすっきりこんな感じ。ジョイントには元々、道路の揺れを吸収する役目がありますが、そこは技術の進歩。ジョイントをなくせば、騒音も減ります。

10日間は長くないですか?

 7500台、のべ1万人が関わる大工事。キレイになるなら、ちょっと走ってみたい気もします。にしてもですよ、10日間も通行止めって、ちょっと勘弁してほしいですよね。阪神高速には乗ったものの、仕方なく迂回しようとする車で渋滞していた場所もありました。


 「ただ、この工事量を10日間の通行止めではなく車線規制でやろうとすると140日、だいたいかかります」(今田さん)

 「じゃあ10日間でドンとやってくれた方が私たちも楽ってことですよね・・・」(上田アナ)「そうですね」(今田さん)
 「でもどうしてこの時期なんですか?」(上田アナ)

 「(年間で)交通量の少ないタイミングを狙っています。あとは天候ですね、雨の少ない時期ですね」(今田さん)


 影響は最小限にと考えられた工事ですから、みなさん、あとちょっとのガマンですね。ちなみに。

新路線をつくります

 「一ついいですか、これ完成したら渋滞の緩和につながるなんてこと・・・ないですよね?」(上田アナ)

 「そうですね、渋滞については残念ながら・・・」(今田さん)


 何せこの神戸線は、渋滞の名所中の名所。都市高速の渋滞ランキングではココ数年、1位と2位が指定席です。


 でも、そもそもなんで混むの?


 「やはり根本的な原因というのが、この神戸地域については東西軸の主要な道路の本数が少ないという現状がございます」(今田さん)


 神戸市の東側には阪神高速・神戸線と湾岸線の2本、国道も、2号と43号の2本があるのに、神戸市の中心部では、高速と国道は1本ずつしかありません。大きな道路が減るんだから当然渋滞しますよね。コレ、昔から指摘されるどうにもならない話。・・・かと思いきや。そのどうにもならない話を、阪神高速さんは、どうにかしようとしているんです。

 「おっ、神戸ですね」(上田アナ)

「これからつくる路線の模型をつくらせていただいてまして」(阪神高速道路 神戸建設部 中川紀雄さん)


新しい高速道路ができるというのですが、一体ドコに?


「湾岸線はいま、六甲アイランドまでしか来ておりませんので、もう1本、神戸線と並行した線をつくろうということで、少し西に延ばしていこうという路線をいま計画中です」(今田さん)

「全長どれくらい?」(上田アナ)

「14.5kmです」(今田さん)

「じゃあ2本になるんですね。東西を結ぶのが」(上田アナ)

「そうです」(今田さん)


これが、最大のメリット。


「1本しかないものを、もう1本つくることによって渋滞を緩和することができます」(中川さん)


完成は10年以上先になるそうですが、この新しい高速道路の強みを生かすためにも古い高速道路の維持が必要。だからこそ、工事は欠かせないんです。


いつか、高速道路って減価償却、つまり建設費を払い終わったらタダになるという説があるんですが、阪神高速道路さんの話によると、2062年度に建設費を払い終える予定だそうです。ただ、これでタダになるかどうかは別問題ですね。なんたって、43年後のことですから。

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