手塚「何故ホンダさんがロボット開発を始めたのですか?」出羽「キーワードは“モビリティ”。未来を見据えて動くものと言うことで、14年前に飛行機とロボットの開発に着手しました。バイクや車は地上と言うことで2次元、飛行機は空を飛ぶので3次元、そしてロボットは自分の代わりは違う場所で行うと言うことで4次元と位置づけています」自律2足歩行のロボットを実現したのは初めてだそうです。
出羽「歩くのに必要なバラスをとるのが大変で、例えば真っ平らなところを歩くのは楽なんですが、ちょっと傾いた道ですとか、階段などは非常に難しいですね。
手塚「将来はどのように使おうと思っていますか」出羽「人間の生活に入ってきて、人間と共存共栄して、我々の役に立つような仕事をしてくれるようになればいいなと思っています」手塚「例えば危険な仕事をしてもらうとか?」出羽「そう言うこともふまえてサイズを決めていて、ロボット「P3」は身長160cm、体重130kgになっています」手塚「体重はちょっと重いですね」(笑)
出羽「展示会場などで「P3」を披露するとお子さんは“中に人が入っているんだよね”と言いますね。20代以上になると真剣にご覧になっています。展示会場で歓声が上がるのもロボットならではで、車やバイクでは歓声はあがりません(笑)」
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