放送内容
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4月 財津和夫
4月〜
5月
宮沢和史
5月 石坂 啓
6月 松岡修造
6月 Soul Scream
7月 hitomi
7月 庄野真代
8月 坂本美雨
8月〜
9月
小柳ゆき
9月〜
10月
屋久島レポート
10月 村井国夫
10月 忌野清志郎
11月 出羽 仁
11月 森 茂郎
11月 中嶋朋子
12月 緒方直人
12月 石川賢治
12月 総集編
1月 brilliant green
1月 牧瀬里穂
2月 財津和夫
2月 宍戸 開
2月 今村隆史
3月 小川健一郎
3月 服部まこ
3月〜
4月
加藤登紀子
3月11日 ゲスト:服部まこさん

服部まこ1 服部さんはモデルや女優として活躍、現在はレポーターとして海外と日本を結び付けるお仕事をされています。
 服部「国際結婚しているということもあるのですが、きっかけは21歳の時にニュー・ヨークにポ〜ンと行ったんです。そしたら思ったより物価が高くて、持っていったお金が底をついちゃったんです。それでニューヨークの日本のテレビ局の支局に顔を出してごちそうになっていたら、お仕事のお誘いがあって、それで始めたんです」手塚「単身で行かれて苦労されたことは?」服部「自分の選択で行ったから、思い通りに行かない事などあったけど、苦労というのは感じなかったですね〜」手塚「前向きなんですね」服部「そうじゃないとやっていけない(笑)」手塚「これから留学される方のお手本ですね」服部「大事なことは、行き先はどこであれそこは“日本じゃない”と言うことを自分の中に持つことですね。日本の通りにやっていたら、マナーなども違うから、だんだん辛くなると思います」

 手塚「服部さんは今までに、何カ国ぐらい行かれたんですか?」服部「国の数は68〜9カ国ぐらいかな〜」手塚「え〜そんなに〜」服部「国の数にしたらそれぐらいかな、でもその国の中でもいろんな所に行ったし...」手塚「一番印象に残っている所は?」服部「仕事でインディオの生活を追いかけて中南米を1ヶ月回った時に、ものすごいカルチャーショックを受けたのが一番ですね。私たちが町から3〜4時間車で走っていて、目的地までまだ3〜4時間あるのに、人が歩いているんです。いったいこの人はどこからきたの?と言う感じなんですけど、とってもそこにとけ込んでいるんです。でその人と目が合うとニコッとするんです。それがとっても印象に残っていますね」手塚「そういうところに行って都会に帰ってくると...」服部「そうですね、“イカン、イカン”と思うんですけど、やっぱり便利を追求してしまいますね。」


服部まこ2 手塚「ハネムーンでキリマンジャロに行かれたそうですが、何でまた」服部「一生に一回しかないと思っていて、すごく想い出に残ることをしたかったから。それで普段仕事で行かないところがいいなと思ったら、主人が動物が大好きでアフリカに行こうと言うことになったんです。で1年かけて計画し、サファリツアーもして、その後、1週間かけてキリマンジャロの頂上に登りました。最初はジャングルのような、ムシムシしたところから登り始めるんですが、だんだん木の背丈が小さくなって視界が開けてきて、頂上付近では動物も植物もほとんどいなくなってしまうんです」手塚「1週間で環境の変化がものすごくあるんですね」服部「そして植物は最後には、苔のような物が岩にこびりついているぐらいになってしまうんでが、それを見つけたときに、久しぶりの緑だったもので、思わず触ってしまったら主人にすごく怒られてしまいました。“この苔がここまで大きくなるのにどのくらいかかったと思う”と言われて、自然との触れ方というのを考えさせられました」


3月17日 ゲスト:服部まこさん

服部まこ3  服部さんの最近気になる事は「諫早湾」の問題。服部「私はのりが大好きだから高くなったらどうしようって、これは個人的なことなんですけど...(笑)でもこの問題はびっくりしました、実際にそこに住んでいらっしゃる方々に確認をして始めたのかなぁ〜と思って。コミュニケーションのなさをこのニュースを聞いて感じました。やっぱり地元の人と密に計画を立てていかなければ、難しいんじゃないかなぁ〜」手塚「そこに住んでいる人間、動物、自然を分かった上で、プロジェクトを組んでいかないといけないですね。ただそこで私たち何が出来るか、と言うのも難しいですね。でも問題意識を持つことは大切だと思いますね」服部「ちりも積もればじゃないですけど、一人一人のちょっとした意識が、絶対何かを変えると思いますね」

 手塚「服部さんはお子さんと環境問題について、お話しされていると伺っているんですが」服部「そんなに堅苦しくはしていませんが、ニュースなどの報道があったときに“あなたはどう思う”と娘に聞いたり、ゴミの分別とかはちゃんと話をすると、子供は関心を持ちます。ですから小さいときから習慣づけてしまえば、全然苦にならずに出来るようになりますね。親がちゃんとお手本を見せていけばいいんです」


服部まこ4 手塚「海外の教育の仕方と、日本の教育の仕方って違いますか?」服部「いいなと思ったのは、春に桜の木の下にみんなで座って、“今頭に浮かんでくるきれいという言葉を言ってごらん”ということをするんです。そうすると教室で黒板に向かってするよりも、すごい表現力が付くんです」手塚「それはいいですね〜、子供の時に体験して感じさせるというのは、後々残りますからね」服部「でも日本のように給食当番や掃除当番はないので、逆に団体生活はヘタかなぁ〜と思いますね」

  手塚「服部さんのこれからの夢は?」服部「夢は沢山あってね〜、とにかく一日、一日を大事に、仕事では知らないことは知らない、知ってることは知ってると、自分に嘘をつかずに勉強していきたいですね。そして一人でも多く、誰かの心をキャッチしていける仕事がしたいですね」

 手塚「いろんな国に行かれていますが、今行きたいところはどこですか?」服部「別にどこと言うこともないのですが、自分が日本人だということを忘れずに、何か日本のいいところを、海外の人におみやげを持っていけるように、勉強していきたいです」


小川健一郎さん 加藤登紀子さん

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