中嶋朋子さんは1981年、ドラマ『北の国から』でデビュー、以来数多くの映画、舞台、テレビ・ドラマなどで活躍されていらっしゃいます。2歳で劇団に入り、幼稚園に入る年令の時に劇団と幼稚園どちらを取るかの選択をお母さんに迫られたそうです。それで「どっちも行く」と言うところから「役者人生が始まった」とご本人は言っています。
ドラマの撮影中は学校は休みがち、中嶋「分かんない勉強がいっぱいある(笑)」そうです。また中学入学の時には、自分の希望した学校に「芸能活動している人は入れない」言われ、「私が選んだもので隔てられてしまう道がある」という経験もしたそうです。
手塚「ドラマの撮影で回りは大人ばかり、その中で育つというのはどう?」中嶋「すごく難しい。でもある時、中学生位の時に、例えば生きていく道に石畳があるとして、私はそれを15枚目から踏んだんだわ、だから1枚目に戻ればいいや。と思って、今、幼稚園の時に出来なかったこと、例えばドングリを拾ったりしているんです。
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