手塚「この『東京宣言』によって政府に影響与えられると思いますか?」冨田「この宣言自体はそのことを目的とはしていませんが、こういった先進的な取り組みが行われていることによって国を含めた全体的な温暖化防止の取り組みに貢献できると考えています」
手塚「2050年までに温室効果ガスを半減しなければならないと言われていますが、ちょうど今の小学生、中学生が社会の中核を担う頃です。そういった子供たちにソニーとしての取り組みはありますか?」冨田「ソニーは『For
the Next Generation(次の世代のために)』というキャッチフレーズで掲げています。子供たちが温暖化の問題をきちんと理解して取り組んでいくための支援をしています。具体的には将来どういった課題があるのかということを理解してもらえるような冊子を作りました。また『そらべあ』というキャラクターを使って温暖化防止に結びつけるプログラムも展開しています。今月末に売り出す乾電池のパケージに『そらべあ』のキャラクターを採用しています。この売り上げの一部を『そらべあ基金』に寄付をします」
手塚「今後の活動についてお教えください」冨田「これまでも『クライメート・セイバーズ』のプログラムを使いながら積極的な地球温暖化防止の活動をしてきましたが、さらにいろいろな皆さんと協力しながらより積極的な活動を展開し、ソニーらしい新しい取り組みを導入して、大きな貢献したいと考えています」
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