手塚「今年の『アースデイ東京』の開催日は?」中島「4月19、20日、代々木公園を中心に開催します。そして22日に国連大学でシンポジウムを予定しています」手塚「今年のテーマは“シフトグリーン”ということですが、この意味は?」中島「地球環境、温暖化のことを一言で言い表すのは難しいと思います。ヨーロッパではグリーンな方向に向かって行こうということが求められています。食べ物やエネルギーことなど、人間として幸せな人生を送るといい意味で生活をグリーンにしていこうと呼びかけています。また副題として“地球の明日を選択しよう”というのを掲げています」手塚「“グリーン”と言うのは緑とか自然でけではなく、色々な意味が含まれているのですね」中島「そうです」
手塚「19、20日に行われる企画の大きな柱は何ですか?」中島「“エネルギ−、食、農”を3つの柱に掲げて準備をしています。“エネルギー”に関しては3つのステージそれぞれに特徴出します。メインステージは使用済み天ぷら油をリサクルしたバイオディーゼル燃料で、サブステージ“ピースマイルステージ”と呼んでいますが、こちらでは水素を原料にした燃料電池で、お話が聞ける“グリーントークステージ”はソーラパネルを用いて太陽の力でそれぞれ運営します」手塚「水素を使うと言うのは初めての試みですね」中島「そうです。野外ステージで使うということはなかなかありません。発電しますと電気と水がでてきます。それを実際にいらした方に見ていただけるようにしていますので、新しいエネルギーを感じていただけると嬉しいです」
手塚「“食”に関してはいかがですか?」中島「去年飲食エリアで掲げた“地産地消、旬な食材や遺伝子組み換えではない食材”というのを日常でも感じてもらえたらと“EarthDay
Kitchen.net (www.earthdaykitchen.net)”というホームページを作りました。ここではフードマイレージの計算や旬な食材をあてるゲーム、東京周辺のオーガニックレストランの紹介などが載っています」
手塚「“農”についてはいかがですか?」中島「昨年、農家の方に出展していただきました。今年もより多くの農家の方に出展していただき、実際に来場者の方と農家の方がお話しされたり、農家のお手伝いをするツアーも企画しています」
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